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2018年01月24日

アカデミー賞6部門ノミネート、『ファントム・スレッド』とは?

アカデミー賞6部門ノミネート、『ファントム・スレッド』とは?



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第90回アカデミー賞のノミネートが発表され、『ファントム・スレッド』が作品賞、監督賞(ポール・トーマス・アンダーソン)、主演男優賞(ダニエル・デイ=ルイス)、助演女優賞(レスリー・マンヴィル)、衣装デザイン賞、作曲賞の6部門ノミネートを果たした。

『ファントム・スレッド』とは?


舞台は 1950 年代のロンドン。英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びる、オートクチュールの仕立て屋 レイノルズ・ウッドコック。ある日、レイノルズは若きウェイトレス アルマと出会う。互いに惹かれ合い、レイノルズはアルマをミューズとして迎え入れ、魅惑的な美の世界に誘い込む。

しかしアルマの出現により、完璧で規律的だったレイノルズの日常に変化が訪れ…。やがてふたりがたどり着く、究極の愛のかたちとは―。

息を呑むほど美しいエレガントなファッション、こだわり抜かれた映像美、そして静かな狂気を秘めた愛の駆け引き。



「今年最高の1本!」
(ナショナル・ボード・オブ・レビュー)






「あまりの美しさに酔いしれる!」
(ニューヨークタイムズ紙)






「純粋で美味なる喜びに溢れた傑作!」
(ガーディアン紙)




各メディアも大絶賛。賞レースでは20以上の賞を獲得して高い評価を得ている。

主演男優賞にノミネートされたダニエル・デイ=ルイスは、『マイ・レフトフット』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『リンカーン』で史上最多となるアカデミー賞主演男優賞を3度受賞し、本作で俳優業の引退を表明している。

撮影前に約1年間ニューヨークの裁縫師のもとで衣装作りを学び挑んだ、繊細かつエキセントリックな演技で前代未聞の4度目のオスカー獲得なるか。

また監督賞にノミネートされたポール・トーマス・アンダーソンは、ファッション業界を舞台とし、これまで描いてこなかった男女の愛の軌跡を綴り、まさに監督の新境地となった。

過去3回のノミネートを果たすも逃してきた、悲願の初受賞となるか。作曲賞にノミネートされたレディオヘッドのメンバーでもあるジョニー・グリーンウッドは、今までに監督作品をいくつも手掛けている。本作ではフルオーケストラで演奏された美しき音楽で、世界観をきらびやかに彩る。

そして見事、作品賞にもノミネートを果たし、大きな注目を集めるポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『ファントム・スレッド』。授賞式にむけて更なる盛り上がりをみせるのは必至だ。

日本での公開は2018年5月。

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