『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』予告映像解禁

2014年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したモーガン・ネヴィル監督が、チェリストのヨーヨー・マに迫ったドキュメンタリー映画『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』の予告映像が解禁となった。

ドキュメンタリー映画『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』予告映像解禁

「音楽の力で文化を進化させ、世界を変えたい」と語るヨーヨー・マの言葉には、アンサンブルのメンバーそれぞれが抱える“故郷”への想いが影響している。文化大革命によりアメリカへ渡った中国出身のウー・マン、イラン革命により家族と活動の場を奪われたヨーヨー・マの盟友ケイハン、悪化するシリア情勢下で故郷を追われたキナン(注:現在彼は、トランプ米大統領がテロの懸念がある国からの入国を制限する大統領令に署名したことで、アメリカに再入国できるか懸念されている)など、育ってきた社会での犠牲も浮き彫りとなっていく。メンバーは大切なものを失い、一度は音楽の役割に限界を感じたこともあるが、楽器を置くことはなかった。伝統と信念を他のメンバーと共有して、前に進むことを選んだ。国境を越える自由は誰も奪えない――

ヨーヨー・マと旅するシルクロード

映画『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』は、2015年に60歳を迎えた現代最高のチェリストと評されるヨーヨー・マを追ったドキュメンタリー作品。メガホンをとったのは、『バックコーラスの歌姫たち』で2014年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したモーガン・ネヴィル監督。

ヨーヨー・マの幼少期からの映像や本人へのインタビュー、親交の深い作曲家ジョン・ウィリアムズ、作曲家タン・ドゥン、ジャズ歌手ボビー・マクファーリンなどの証言のほか、「J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007」、「オリヴィエ・メシアン:世の終わりのための四重奏曲」、「サン=サーンス:組曲《動物の謝肉祭》より白鳥」など名曲の演奏シーン、世界中の音楽仲間たちとの熱いセッションの数々、さらにはヨーヨー・マが2000年に立ち上げ、日本で2005年にNHKで放映された「新シルクロード」のテーマ曲を演奏した「シルクロード・アンサンブル」のメンバーたちに焦点をあてた一幕も収められている。

ヨーヨー・マと旅するシルクロード ポスタービジュアル

公開された予告映像は、ヨーヨー・マのライフワークである”シルクロード・アンサンブル”の活動を切り取ったもの。ベネチアやイスタンブール、中央アジア、モンゴル、中国などシルクロードにゆかりを持つ国から招集された、類まれなる才能を持ったミュージシャンたちが、ケマンチェ、中国琵琶(ピパ)、尺八、バグパイプなど伝統的な東西の音楽と現代音楽とが融合し、互いに触発されながら即興演奏を披露するが様子を確認することができる。

映画『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』は、2017年3月4日(土)よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国公開。

(C)2015, Silk Road Project Inc., All Rights Reserved

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