「ビルド」から「ジオウ」にバトンタッチ!「平成仮面ライダー20作品記念フェスティバル」スペシャル前夜祭レポ

2018年8月24日(金)、東京・ベルサール秋葉原にて「平成仮面ライダー20作品記念フェスティバル」の「スペシャル前夜祭」が開催された。

イベントには『仮面ライダービルド』より、仮面ライダービルド/桐生戦兎役の犬飼貴丈、仮面ライダークローズ/万丈龍我役の赤楚衞二、仮面ライダーグリス/猿渡一海役の武田航平、『仮面ライダージオウ』主演の仮面ライダージオウ/常磐ソウゴ役、奥野壮が登壇。

まずは犬飼、赤楚、武田が登壇し、8月26日(日)に最終回を迎える『仮面ライダービルド』への思いを語った。

「ビルド」が自分にとってどんな作品か、という質問に犬飼は「自分にイチから仮面ライダーのことをすべて教えてくれた、僕をビルドしてくれた作品だと思います」と語り、会場から拍手が上がった。

また印象的に残っているシーンについて、映画の初変身と答えた赤楚。「2人同時変身だったんですけど、僕、30テイク以上重ねてしまって、すごく大変だったので…」と話し、また、OKが出たカットは実は脚がもたついていると、そのシーンを再現した。

そこへ「どんな失敗があったの?」と切り込む武田。赤楚は、「まずベルトにドラゴンが入らなくて、30テイクくらい重ねて、やっとできたことに感動して脚がもたついてしまったんです」と、明かした。

武田は21話での青羽が消滅したあとの二人の芝居を絶賛しつつ、自身のシーンに関しては、「この二人が格好いい主役として双璧をなしてたんで、僕とヒゲは30代ライダーとして二人のサポートをできればと思いながらやらせていただいたんで、僕のことはいいんです。といいつつ、いい死に方をしたんで(笑)」とおどけて、笑いを起こした。

そして、いよいよ目前にせまった最終回についても話が及ぶと、赤楚は「公式サイトに僕が写ってる写真があるんですけど、それは果たして本当に万丈なのかっていうところがポイントだと思います」と意味深なコメントを。

犬飼は「物語の終わり方がものすごく美しいというか、僕は好きで。台本を読んだ時に鳥肌が立つ感覚に襲われたので、その終わり方という部分、そこに向けての1年間だったので、物語としてそこをメインに見ていただけたら」と、3人のトークセッションを締めくくった。

そして、9月2日(日)スタートの『仮面ライダージオウ』が紹介されたのち、奥野が登場。1年間主演を務めた犬飼から、大きなバトンを受け取った。

「『ビルド』を見ている僕としては、終わってしまうのがさみしい気持ちもあり、これからやっと『ジオウ』が始まるのかと思うと、楽しみでうれしい気持ちです」と思いを語った奥野。

一方、バトンを渡す側だった犬飼は、「1年前に僕もこのような形で…バトンはもっと小さかったんですけど、バトンを渡していただいて。もらったときはただのバトンに見えていたんですけど、1年経って渡してみると、1年間の重みがこのバトンに詰まっていて、ただのバトンじゃなくていろんな人々が繋いできたバトンを僕が1年間持って、それを奥野くんに託したんだなという気持ちがわいてきてます」と先輩らしい姿をみせた。

また、「ジオウ」で共演した犬飼と赤楚について、奥野は「戦兎と龍我の同時変身を見た時に、息がぴったりで、1テイクで成功していて、ゲイツと僕はこれが1年の壁なのかな、と話してました」と印象的だったというシーンを紹介。それを奥野が話している途中、救急車の音に遮られる瞬間があったものの、「内容は事故ってませんから」という犬飼のフォローに会場から笑いが起こる一幕も。

そして、ビルドメンバーから奥野へ、1年間ライダーを演じてきた先輩からのアドバイスが贈られた。

「10年前に分からなかったことがひとつあって、最近、30歳を過ぎてわかったことがあるんです。プライベートでもヒーローらしく立ち振る舞うこと。10年前は役も役だったんで(笑)。今はいろんなところでカズミンとかカシラとか、子供たちが声をかけてくださるので。人間だから機嫌が悪いときもあるけど、すぐネットで拡散されちゃうから(笑)。でも、そういう意識をもつことで仮面ライダーという作品に向かっていけると思うから頑張ってください!」と、2作品に出演した武田だからこその発言も飛び出し、会場をわかせた。

赤楚は体調管理について、犬飼は現場のプロフェッショナルたちの背中をしっかりみてほしい、とエールを送った。

奥野による、仮面ライダージオウの変身ポーズ披露のあとには、ベルトや変身アイテムについての紹介もあり、それを聞いた武田は「グリスウォッチが出ることを全然知らなくて…。出番を待ってます! 王様、よろしくお願いします」と、奥野の役どころにかけて、番組への出演を熱望する姿をみせた。

イベントの最後に、役を通じて子供達に伝えたいメッセージを尋ねられた奥野は、「常磐ソウゴは夢にまっすぐな人物なんですけど、夢にまっすぐになるということの素敵さ、ひとつのことにまっすぐ進むことは素敵だなと感じてもらえたら、と思います」と思いを語った。

(写真:井嶋輝文、文:大谷和美)

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    ライタープロフィール

    大谷和美

    大谷和美

    高校2年の時に観た「バトルロワイアルⅡ」に衝撃を受け、映画の道を志すも、縁あって雑誌編集者に。特撮誌、若手俳優グラビア誌等の編集・ライター、WEB編集者を経て、現在はフリーランスで活動中。人間の感情や社会の闇を描いた邦画が好きで、気づけばR指定のDVDばかり借りていることも。一方、元々好きだったライダー・戦隊などの特撮作品やコメディ映画も好んで観ます。他、元上司のバカタール加藤が主催するニコ生番組「崖の上の生放送」に準レギュラーで出演中。

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