『キャロル』ジャパンプレミア ケイト・ブランシェット、「愛の作品」とアピール

『キャロル』のジャパンプレミアが22日、TOHOシネマズ六本木で行われケイト・ブランシェットが舞台あいさつを行い、アカデミーノミネートや、映画のテーマである女性同士の愛について語った。

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この日、ステージに登壇するまでは観客も撮影OKがでたため、ケイトは登壇まで写真やサインなどの気さくに応じつつ登壇。
ケイトは冒頭「こんにちわ暖かく迎えてくださいありがとう。でも一人でここに立っているのが少し寂しい。監督やルーニーなどいろんな人たちの力で作られているから」とあいさつ。

アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ「ほんとにすばらしいこと。多くの業界の方々から認められてのノミネート。キャロルからほかにもノミネートされている」。また共演者のルーニー・マーラが助演女優賞ノミネートについては「この作品は2人の女性の愛が描かれているので、ルーニーと二人でノミネートされたことが嬉しい」と笑顔を浮かべた。

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役柄については「演技というのは見知らぬ人とつながる努力をすることではないか。当時の同性同士の愛は犯罪だった。原作者もクライムものの作家として有名。今回は愛が犯罪ということ。キャロルはありのままの自分であるべきか、母としてあるべきか悩むシーンがある。そこがやりがいがあった」と演技や原作について語った。
映画のテーマである女性同士の恋愛について「これこそが映画の力。監督だからこそこの作品ができたのはジェンダーの垣根を越えたロミオとジュリエットのように純愛が描かれています。愛は変わりません」と説明。

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また、ケイトの大ファンであるという寺島しのぶが登場し、ケイトに花束を贈呈した。寺島は『キャロル』について「これぞ映画、理屈がない。見ているだけでその世界にはい込める。相も変わらず登場から見た人の心をつかむケイトとルーニーの芝居が素晴らしかった」と絶賛。

ケイトもそれを受け「経験のある女優さんに褒められると嬉しい。ルーニーにも伝える」と花束を抱えながら応えた。

寺島から「今後はどんな役をやれば新しい自分が見つかると思う?」という質問には「力士かしら?」と答えると、すかさずMCから「体型的に無理では」とツッコまれ、「食事の障害を持っている力士ならできるかも?」とおどけてみせた。

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最後に「配給会社の方々にもありがとう、これは愛の作品。皆様に伝われば嬉しい」と愛の作品であることを強調しイベント終了となった。

(取材・文・波江智)

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