どうしてそうなっちゃうの!? はちゃめちゃな“クリスマス映画”4選

サンクスギビングが終わると、一夜にしてクリスマスムードに変わるアメリカ。前の晩までなかったイルミネーションやデコレーションが朝になると街に溢れます。(アメリカ人、早くやろうと思えばできるんじゃん!っていつも思うんですが。)

Photo by AC

クリスマスは1年でアメリカ人がもっとも好きなホリデー。大きなイベントなので準備も大変です。プレゼントやクリスマスツリー、料理、そして離れて住む家族の元に移動など、ただでさえバタバタな日。そんな1年でいちばん忙しい日に限って、はちゃめちゃな事件が起こってしまう…そんな映画を集めてみました。アメリカらしいクリスマスも見どころです。

『グレムリン』(1984年)

グレムリン(字幕版)
30年以上経った今でも「ギズモ」のキャラクターグッズは人気がある映画『グレムリン』。すべてのはちゃめちゃは、あるお父さんが息子のビリーにと、チャイナタウンで買って来た不思議な動物「モグアイ(のちにギズモと命名)」から始まります。

でも、モグアイを飼うには絶対に守らなくてはいけない約束が3つ。

明るい光に当ててはダメ。特に日光に当たると死んでしまう。

水は飲まないからあげてはダメ。

夜中の12時を過ぎたら食べ物を与えてはダメ。

はちゃめちゃが起こりそうな匂い、プンプンしますね。そして、3つの約束がものすごいスピードで破られて行くのも見ものです。クリスマス当日に向けて、クリスマス数日前からもうはちゃめちゃの序章がすごいです。

ギズモをもらって数秒でカメラのフラッシュで強い光を浴びせます。そして数時間のうちにギズモの背中に水をこぼし、それによって新しいモグアイがどんどん増えて行きます。ここからは悪い予感しかしませんね。

12時を過ぎて食べ物を口にした可愛いモグアイたち。一気にグロくて凶暴なグレムリンと化して行きます。

グレムリンの暴れ方といったら、まるでやるかやられるかの戦争です。グレムリンが街を奪っていくという暴挙が、クリスマスにおこなわれます。そのはちゃめちゃぶりは是非、本作を見ていただきたいと思います。

『ダイ・ハード』(1988年)

ダイ・ハード (字幕版)
アメリカではクリスマスにテレビで必ず再放送しているクリスマス映画の定番となっている『ダイ・ハード』。クリスマス・イヴの日の話ですが、実はクリスマスらしいシーンは冒頭のみ。今見ると、ブルース・ウィリスに髪の毛がフサフサなことにちょっと感動です。

クリスマス・イヴの日、別居中の妻ホリーに会うためにロサンゼルスにやってきたニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事(髪のあるブルース・ウィリス)。このマクレーン刑事「世界一ついてない不死身男」と呼ばれるほど、行く先々で事件が起こります。

マクレーン刑事は、ホリーの会社のクリスマスパーティーに参加するのですが、なんとその会社が債権強盗テロの標的となり、パーティーの参加者全員が人質に取られます。そして国際テロ組織に、マクレーン刑事がたった一人で立ち向かうという展開です。はちゃめちゃですよね。

ロサンゼルス市警は大事件が起こっていることを信じてくれないため、マクレーン刑事はとんでもない方法で事の重大さを知らせたり、ひとりなのにとにかくスケールのでかい戦いをしてくれます。

毎年見ても飽きないアクション大作です。あ、クリスマス映画です。

『ホームアローン』(1990年)

ホーム・アローン [DVD]
もう説明なんて必要ないくらい有名な、ザ・クリスマス映画『ホームアローン』。アメリカのクリスマスは家族・親戚で集まるのですが、料理などの準備が大変なので、家族で旅行にでかけるという人も多いです。

本作はマカリスター家が翌日パリへ出発するため、大家族が準備におおわらわしているシーンから始まります。冒頭からはちゃめちゃがトップギアで入ってます。そして出発当日、家族全員寝坊! バタバタで出発。でも、忘れ物が。それは8歳のケビン(マコーレー・カルキン)でした。

ケビンを家に忘れたまま家族はパリへ出発してしまいます。でもケビンはというと、大きな家でひとり好き放題。そこに二人の泥棒がマカリスター家にやってきます。

ケビンは泥棒を撃退しようと、子供なりの…いや子供だからできるピタゴラスイッチ的な方法を駆使して、家を守ろうと見事な計画を立てます。そして泥棒との戦いが始まるわけですが、気分爽快なはちゃめちゃ劇は、いくつになって見てもワクワクしてしまいます。泥棒だとはいえ、ちょっと気の毒なくらい怪我させられてしまうのが心配になりますが。

そして、この時のマコーレー・カルキンは本当にかわいいっ!

『ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー』(2015年)

ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー [DVD]
2000年代に入ると、めっきりはちゃめちゃ系のクリスマス映画少なくなりましたが、こちらは筆者が「久しぶりに、はちゃめちゃ来たな」と思った作品です。

ティーンの頃から14年間、毎年クリスマス・イヴを一緒に過ごしているクリス、アイザック、イーサンの3人。実はイーサンがクリスマス・イヴに事故で両親を亡くしているので、クリスマスに寂しい思いをさせないようにという親友たちの絆から始まった恒例行事。と、感動話に見せかけて、実は超おバカ映画です。(下ネタ満載ですのでご注意を)

大人になった3人は、集まるのも今年で最後にしようと考えていた矢先、伝説のクリスマスパーティーのチケットを偶然手に入れるというミラクルが! ここからはちゃめちゃな夜が始まります。やっと念願のパーティーへ行けることになったのに、余計なトラブルばかり。全然パーティーへたどり着けません。

いろんな種類のドラッグを次々に摂取して、我を失っていくクリス(セス・ローゲン)が最高に笑わせてくれます。喧嘩しながらもたどり着いたパーティーではサプライズゲストの登場など、最後まではちゃめちゃが止まりません。おバカでクレイジーなストーリーですが、友情の絆がいっぱい詰まった映画です。

以上、「動物」「テロ」「泥棒」「ドラッグ」が引き起こす4種類の「どうしてそうなっちゃうの?」な、はちゃめちゃクリスマス映画をあげてみました。はちゃめちゃなことが起こっても、やっぱりアメリカのクリスマスはちょっと心が温まり、家族や友達に優しくなれる特別な日なのです。

(文:岩田リョウコ)

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