冷凍睡眠から目覚めた犯人と警官が暴れる!?超気持ちいい映画『デモリションマン』

デモリションマン [Blu-ray]

2016年現在、残念ながら空飛ぶデロリアンやネコ型ロボットは誕生していません。ただし、2032年には暴力も犯罪もなくなっているかもしれません。そんな未来を画いた作品「デモリションマン」をご紹介します。

始まりは1996年のロサンゼルスで、シルベスター・スタローン演じる、犯人を捕まえるためなら手段を選ばない警官スパルタンが主人公です。デモリションマン=破壊屋というアダ名が付いてます。

そしてスパルタンの宿敵、超凶悪な犯罪者フェニックスを演じるのはウェズリー・スナイプス。ウェズリー・スナイプスってブレイドみたいな格好いい役が多いですが、本作では完全に狂ってまして、息するように人を殺す最悪思考の持ち主です。

で、そんなフェニックスをやっと捕まえたかと思ったら罠がありまして、スパルタンもフェニックスも終身刑になり、終身刑が冷凍睡眠というトンデモストーリーから始まります。

ゆうせいの「あっちじゃない方の気持ちいい映画」

まさかのSiri登場?逮捕の方法を聞いちゃう警察官

それから急に40年近く経って、暴力も犯罪もなくなった時代になり、仮釈放は無いと説明するために一旦フェニックスを解凍したら脱獄されて、世間はパニックになります。わざわざ解凍するからだと言いたくなりますが、解凍しないと始まらないので仕方ありませんね。

暴力も犯罪も無い社会に、暴力代表みたいな男が野放しになるわけですからパニックは必至です。一応その時代にも警察組織はあるのですが、完全に平和ボケしておりして、Siriみたいな端末にどうやって捕まえるか聞いちゃうようなおバカ展開となっております。

当然ながらSiriで犯人逮捕なんてできるわけがなく、打つ手がなくなって、じゃあフェニックスを捕まえたスパルタンも解凍しちゃおうぜ!っていう素敵な展開になります。実に気持ちがいいです。

また、本作にはサンドラ・ブロックがヒロインで出演しています。今もお美しいですが、本作ではすごい細眉で20世紀に憧れるキュートな女性警官を演じています。一応ですが、スタローンとのお色気シーンもありますので、僅かな期待だけお持ちになってください。

そして、忘れてはいけないのが警察署長を演じるボブ・ガントンです。「ショーシャンクの空に」で刑務所の所長役と言えばわかりやすいかもしれません。本作では警察署長をやっており、相変わらずの嫌な奴を演じてくれます。

おじさんを笑う若者にこそ観て欲しい

さて、話を映画に戻しますと、この署長を含め未来の人間たちは、スパルタンのことを最初は原始人のようにバカにします。未来のトイレにはトイレットペーパーの代わりに貝殻が3枚あって、それの使い方がわからないスパルタンを笑ったりします。

しかし、結局はスパルタンがいないとフェニックスの行動すら予想できないわけで、徐々にスパルタン無双が始まっていきます。

これって、PCやスマホを使えないおじさんを笑う若者に似てる気がします。普段は化石扱いされているおじさんが、Wi-Fiが止まったり停電しても仕事ができたり、実はトラブル対応に長けていたりなど。

だから、普段からそんな思いをしているおじさんにこそ観て欲しい、そして、おじさんを笑う若者にも観て欲しいです。と、真面目なことも言ってみます。

最後に、ちょっと昔の作品ですので、未来なのにPCのキーボードが普通とか、ブラウン管のモニターじゃんとか、その辺りは大人の対応でご鑑賞いただきますようお願いして終わりにしたいと思います。

それではまた。
ご存知、ゆうせいでした。

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(文:ゆうせい)

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