映画コラム

REGULAR

2016年07月23日

気分を沈めてくれること間違いなし!パニック・ホラー映画3選(実話・都市伝説編)

気分を沈めてくれること間違いなし!パニック・ホラー映画3選(実話・都市伝説編)

hands-trunk-creepy-zombies-forest-horror-scary

 Photo via Visualhunt.com


ますます暑さが増してきましたね。
うだるような暑さを氷点下まで一気に下げてくれる……かはわかりませんが、前回ご紹介した自然や生き物をテーマにした怖い映画3作品に続けて、ひゃっという驚きや思わず目をそむけてしまうシーンが盛りだくさん、気分をズーンと沈めてくれること間違いなしの実話や都市伝説をテーマにした、怖い映画3作品をピックアップしましたよ!

あのレザーフェイスが還ってきた!『悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』


悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 (字幕版)


理由もなくただ若者が襲われていく恐怖を描いた『悪魔のいけにえ』は、子供に悪影響を及ぼすと懸念されながらも、映画史に残る映画として非常に人気の映画です。その『悪魔のいけにえ』の続編として製作されたのが『悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』。

殺人一家のソーヤー家は、赤ん坊であったヘザーを除き町人に皆殺しにされました。成長し美しい少女となったヘザーは、自分の本当の家族である祖母から遺産相続の知らせを受け取ります。遺産と自身のルーツに興味を抱いたヘザーは、育ててくれた両親の反対を押し切り、忌まわしい事件があった町に舞い戻ります。

1974年の第1作目に登場したレザーフェイスが変わらぬ姿のまま、ずっと過ごしていたことには驚きましたが、変わらぬチェーンソーの音にはちょっぴり感動。恐ろしいゴア表現には磨きがかかり、より鮮明な恐怖が迫ります。
ヘザーを姪っ子だと気づいたとき、レザーフェイスの表情に変化が。「あぁ、この怪物もひとりの人間なんだな」と、なんだか安心しました。

レザーフェイスのモデルとなった殺人鬼には諸説があります。興味はありますが、心のどこかで「知らないほうがいい」とストップをかける声がします。

今なお悪魔祓いをしている捜査官がモデル!?『NY心霊捜査官』


NY心霊捜査官 [DVD]


NYにサイコパスが多いと聞き、観光してみたいと思いつつ、なかなか踏ん切りがつかない私を、さらに躊躇させることになった映画『NY心霊捜査官』。

イラクから還ってきた男に憑いた悪魔がとんでもない悪さをするストーリーで、痛みを抱えた主人公の捜査官と神父が協力しながら悪魔祓いをします。

痛々しいシーンからも恐怖が伝わってきますが、静かな中にもしっかりと恐怖が潜んでいて、それがまた実話がベースというのだから更に恐ろしい。
映画のラストで、捜査官は神父と一緒に秘密の活動を今も変わらずしていると明かされますが、なんてホスピタリティに溢れた捜査官なのだろうと感動しました。
何かあったら、彼に頼ろうかと考えてしまいますね。

山奥の小屋なんてベタな設定だと思ったらまさかの展開に!『キャビン』


キャビン [DVD]


若者がキャンピングカーに乗って山奥の小屋を目指す。パニック・ゴア映画にありがちな設定ですが、ラストでまさかの展開が待っているハラハラドキドキな映画『キャビン』。

大麻を吸う男、初心な女、初心な女を狙う誠実そうな男、ビッチな金髪女に脳筋タイプの彼氏。
まずはビッチな金髪美女から狙われるんだろう……と思って観ていると大当たり! 「期待に応えすぎ」というツッコミをしそうになりますが、どうやら彼らは何者かによって死を操られている様子。
「シナリオどうりに死なないと駄目だ」とカメラから山小屋を監視する謎の組織は、あの手この手でなんとか脚本通りに彼らを死なせたい様子。しかし神ではないため、予測不可能な出来事から、組織の狙いが明らかになります。

人間も自然も伝承や都市伝説の怪物も、支配しようなんて無理。人間の欲深さが何よりも恐いものだと思い知らされた映画です。
残虐なシーンがてんこ盛りなので、心臓が弱い人は要注意!

クールビズな夏にエアコンは天敵ですが、どうあっても冷えが必要なとき、ホラー映画やパニック映画で涼んでみるのもアリですね。

(文:yamazaki)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

RANKING

SPONSORD

PICK UP!