インタビュー

2016年11月06日

「この世界の片隅に」巨大看板、渋谷キノハウス前に登場!!

「この世界の片隅に」巨大看板、渋谷キノハウス前に登場!!

■「役に立たない映画の話」

 12日から公開される「この世界の片隅に」の巨大看板が、上映館であるユーロスペースを収容する渋谷・キノハウス前に5日より掲出された。

この世界の片隅にkonosekai2



 縦:3.80メートル×横11.40メートルという、この巨大看板。ユーロスペース上映作品としては「リップヴァンウィンクルの花嫁」「築地ワンダーランド」に続いて三例目となるが、今回はアニメ映画とあってそのインパクトは強烈。道行く人の中には、看板の前で足を止める人も多く、その場で立ちすくんでしまう人、一心不乱に写真を撮影する人、ただただ呆然と眺める人等、様々なリアクションが見られた。

この世界の片隅にkonosekai5



 看板のレイアウトも、主人公・すずさんをメインにあしらったアドに加えて、そのすずさんの声を演じ、絶賛の声が絶えないのんの写真とメッセージを配置したもの。早くも渋谷・円山町界隈の名物となりつつある。

「この世界の片隅に」概要


18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。




■「役に立たない映画の話」をもっと読みたい方は、こちら

(取材・文:斉藤守彦)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

RANKING

SPONSORD

PICK UP!