『けものフレンズ』が大好きな人におすすめしたい10の映画!わーい!たのしー!

6:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)
最近の映画ではこちらも挙げないわけにはいきますまい!「けものフレンズ」の第5話では、サーバルちゃんがハンドルを殴って右や左に動かし、「わーい!たのしー!」と喜ぶというシーンがありましたが、本作ではそのようなカーアクションシーンが2時間ぶっ続くと言っても過言ではありません!(※過言)

「けものフレンズ」では“フレンズ化”や“じゃぱりまん”などの謎の言葉が話題となり、さまざまな観点からの考察がなされています。こちらの『怒りのデス・ロード』でも“輸血袋”や“アクア・コーラ(原語のみ)”などの、世界観を決定づけるような独特なワードが立て続けに登場しており、それも映画の魅力になっていましたね。しかも、「わーい!すごーい!たのしー!」に匹敵する喜びを表現する言葉「V8!V8!V8!」も出てきています。

なお、『怒りのデス・ロード』は女性を虐げているような世界観でありながらも、実はフェミニズム精神に溢れている作品でもありました。対して「けものフレンズ」の世界には女性のみが存在(?)しており、悪意をもって攻撃して来る者はおらず、女性にとって優しい世界が築かれています。「けものフレンズ」と『怒りのデス・ロード』は同じテーマを持つ、表裏一体の作品と言っても過言ではないでしょう。(※過言)

7:『楽園追放 -Expelled from Paradise-』

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「けものフレンズ」と同じく3DCGを活用した日本の劇場用アニメで、監督を「鋼の錬金術師」の水島精二、脚本を「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄が手がけた作品です。

『マトリックス』のように仮想(電脳)世界で人類が生きるようになった近未来が舞台で、『攻殻機動隊』のような哲学的な会話シーンが盛りだくさん、『サマーウォーズ』ばりの仮想空間でのバトルがあったり、『トランスフォーマー』並みのロボットによる市街地での戦闘シーンがあったりと、多方面のオタクたちが大熱狂できる内容になっていました。

「けものフレンズ」との共通点は、コンビが旅を通じて心を通わせていくというロードムービーの要素があること、“機械的にしゃべる”マスコットキャラクター(ラッキービースト)が登場することですね。そのマスコットキャラを演じているのが、超人気声優の神谷浩史というのもたまりません。しかも、主役の2人を演じているのが釘宮理恵と三木眞一郎だったりするので、声優のファンは是が非でも観ましょう。

8:『UTOPA』

若手アニメーターの育成とアニメのクリエイティビティの向上のためのプロジェクト“あにめたまご”の一環として作られた作品です。上映時間は30分未満、厳密に映画と呼んでいいかどうかは微妙なラインではありますが、これまで挙げた中では最も「けものフレンズ」と似ていると感じる作品でした。

空中都市に住んでいた3人の子どもたちが“外の自然の世界”を冒険するという“SFの要素を持つロードムービー”で、友だち同士で力を合わせて問題を解決していき、大切なことを出会った人から学び、またその出会った人にも価値観の変化が訪れるというのは、「けものフレンズ」と同じ魅力に満ちていました。

同じ“あにめたまご”の作品の1つ「カラフル忍者いろまき」もそうですが、子どもも大人も分け隔てなく楽しめる内容になっているのがいいですね。アニメ「干物妹!うまるちゃん」でワガママな妹を演じていた声優の田中あいみさんが、こちらでは見事な“少年声”を披露していることも見逃せませんよ。

ただ、『UTOPA』は現時点ではDVD/Blu-Rayが発売されていません。テレビでの再放送および再上映も待たれるところです。なお、次回の“あにめたまご2017”は、3月11日に池袋HUMAXシネマズにて完成披露上映会が開催予定となっています。

9:『バグダット・カフェ』

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砂漠の中にある、さびれたカフェ兼モーテル兼ガソリンスタンド“バグダッド・カフェ”に変人たちがつぎつぎとやってくるという内容です。「けものフレンズ」の第3話は高山にあるカフェに主人公たちがやってくるという内容でしたが、本作はそれが1時間半続く内容と言っても過言ではありません。(※今度はたぶん過言じゃない)

「けものフレンズ」のアルパカ・スリのような癒し系の女性がカフェの人々に潤いを与え、彼らが変化していく様子が美しく描かれています。派手な演出や展開はないのですが、映像と音楽のアンサンブルが心地よい名作です。

10:『一週間フレンズ。』

一週間フレンズ。 メイン

(C)2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会

“フレンズ”つながりで、公開されたばかりのこちらを紹介しないわけにはいかないでしょう!人気コミックの実写映画化作品で、原作の雰囲気を大切にしつつも、オリジナルの展開も上手く機能している優秀な作品でした。

注目は主人公を演じた山崎賢人で、これがもう超キュート!子犬がキャンキャン吠えているかのような人懐っこさがたまらん!乙女っぽいよろこび方がかわいい!そのちょっぴりの“残念な子”っぷり、おっちょこちょいなところも含め、「けものフレンズ」のサーバルちゃんを彷彿とさせるではないですか!(※男だけど)

しかも、この主人公は“一週間で友だちの記憶がなくなってしまう”ヒロインのために、たとえ邪険にされようが、忘れられようが、諦めずに友だちになろうと努力するのです。これこそ、「けものフレンズ」の「みんな友だちになろう!」な精神性に通じますよね。劇中では時折「私たちは◯◯なフレンズなんだね!」というセリフさえもあった気がします。(※気がするだけ)

まとめ

この他にも、擬人化された動物たちがさまざまな場所を冒険する『マダガスカル』シリーズ、ビーバーがかわいいけどとんでもない行動もする『ゾンビーバー』、未来の世界での“謎”が提示されているSFアニメにしてラブストーリーでもある『WALL・E/ウォーリー』、かわいいロボットや人工的に作られた自然が登場するSF映画『サイレント・ランニング』、ライオンが人を喰い殺すシーンが売りのドキュメンタリー『グレートハンティング』など、「けものフレンズ」に通ずる、似ている映画は数多くあります。グレートハンティングは違うか。

何より、『けものフレンズ』を観て「わーい!すごーい!たのしー!」という喜びでいっぱいになり、全てを受け入れる体制になっているアニメ畑のフレンズの皆さんを、ぜひこうした映画ちほーに招待したいのです。そこには「これは◯◯なフレンズ(映画)なんだね!」という新たな気づきがあることでしょう!

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(文:ヒナタカ)

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    ヒナタカ 「カゲヒナタの映画レビューブログ」運営中のフリーライター。All Aboutでも映画ガイドとして執筆中。なぜか中高生向けの恋愛映画もよく観ています。

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