知ってたら便利!京都巡りに必須な京都オフィシャルサイト
京都×映画で私が最初に連想するのは『SAYURI』。ハリウッドが制作したlハリウッドが見た「日本」の描写に議論も起きましたが、何をどうとっても「美しさ」が際立つ映画。今でも繰り返し鑑賞してうっとりしてしまいます。
(C)2005 Columbia Pictures Industries,Inc. and Dreamworks L.L.C. and Spyglass Entertainment Group,LLC/Buena Vista International,Inc.
そんな『SAYURI』のロケ地巡りをするのに色々調べていたら「京都市のオフィシャルでこんなんあるのか!」となったので本日はそれをご紹介します!
ロケ地巡りに最適な「京都市メディア支援センター」のHP
京都を舞台にした映画やドラマのロケ地の参考になるのが「京都市メディア支援センター」のホームページ。
http://kanko.city.kyoto.lg.jp/support/
「京都市内でのロケ・取材に関することなら何でもご相談ください!」
と謳っており、ロケ地巡りだけでなく、撮影のサポートも担う(むしろこっちがメイン)京都市のオフィシャルな窓口となっているのです。
京都には,山紫水明の美しい自然と1200年を超える悠久の歴史,世界遺産に代表される寺院・神社,茶道・華道・能・狂言・香道などの伝統文化,そしてこれらの京都文化の根源をなす宗教,こうしたものが幾層にも重なり,京都独特の文化が根付いております。
また,京都は,1897年(明治30年),日本で最初に映画をスクリーンに映し出す試写会が行われた地であり,「東洋のハリウッド」と呼ばれ,映画産業が栄える「映画のまち」であります。
京都市では,こうした京都の持つ特性を生かし,京都ならではの魅力を映画・映像・各種メディアを通じて全国,そして世界に向けて発信することにより,映画文化・産業の及び京都観光の振興,地域の活性化などを目的に京都における,ロケ・取材支援の総合窓口として,京都市メディア支援センターを開設しました。
サイト内での映画やロケ地の検索はとても快適。「エリアから探す」「作品から探す」「フリーワードから探す」があり、「作品から探す」を押すと映画とドラマの一覧を見ることができます。
http://kanko.city.kyoto.lg.jp/support/film/tourisms/past_film_list
『SAYURI』のロケ地を調べてみた
さて、冒頭ご紹介した『SAYURI』に話を戻しましょう。
(C)2005 Columbia Pictures Industries,Inc. and Dreamworks L.L.C. and Spyglass Entertainment Group,LLC/Buena Vista International,Inc.
「京都市メディア支援センター」のホームページを参照すると以下のように出てきます。
嵯峨野 竹林の小径
=さゆり(チャン・ツィイー)が乗用車で花見の会に向かうシーン。
伏見稲荷大社
=幼い千代(大後寿々花・後にさゆり)が,芸者になることを誓い鳥居を走り抜けるシーン。
平安神宮
=撮影シーン悲しみを内に抱えたさゆりが泰平閣(橋殿)を静かに歩いて行くシーン。
八坂通(八坂の塔)
=京都の情景として劇中に度々登場。
善峯寺
=幼い千代(大後寿々花・後にさゆり)が芸者になり想いを寄せる会長(渡辺謙)に再び会えるようにと願いお参りをするシーン。
http://kanko.city.kyoto.lg.jp/support/film/tourisms/film_detail/77/film
『SAYURI』の花街の町並みは巨大セットが組まれたのですが、印象的なシーンは京都で実際にロケ撮影がされていたわけであります。
特に伏見稲荷大社のシーン、そして善峯寺の美しさは一度見たら忘れない美しさです。これは実際の美しさを知っていても際立っている神秘的な映像。
本当に『SAYURI』の美しさは凄まじいのです。「日本らしさ」と「ハリウッドがイメージした日本」の融合に様々な意見はありながらも「美しいものは美しい」と思うのであります。
今後是非京都に行く際は『SAYURI』を見て、映画にも思いを馳せてみましょう。
(文:柳下修平)
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