2021年、cinemas PLUS編集長が選ぶ<ドラマ満足度ランキング ベスト10>



第5位:着飾る恋には理由があって


ストーリー概要

綺麗に着飾ることで、自分の居場所を得ていたヒロインが 価値観の違う人々と1つ屋根の下で さまざまな恋を繰り広げる“うちキュン♡”ラブストーリー 

本作の良かったところ

これはもうラブコメとして見てませんでした。主人公の真柴がWeb広報職で、常にPCやスマホに縛られている職業。…これ自分じゃん…となってその仕事模様に思わず涙してしまうものがありました。

つまるところ冒頭で書いた通りで、もう個人的なツボにぶっ刺さったってやつです。年がら年中仕事の事を考えつつも、人生は様々なことを楽しんでこそ価値があります。

仕事の隙間から幸せを探求していく姿に気付きも貰い。「恋も仕事も」って歳ではないですが「仕事を大切にしながら人生を充実させる」事の大切さに気付かされました。

>>>【関連記事】「着飾る恋には理由があって」最終回までの全話解説/考察/感想まとめ

第4位:ハコヅメ〜たたかう!交番女子!〜


ストーリー概要

新人警官・川合(永野芽郁)は、通称「ハコヅメ」こと交番勤務に配属されるも、心身共にキツい警察の仕事に限界を感じ、交番所長の伊賀崎(ムロツヨシ)に辞職願を出すタイミングを狙っていた。そんな矢先、川合は、“パワハラ”を理由に交番に異動させられたという元エース刑事・藤(戸田恵梨香)とペアを組むよう言い渡される。早速2人はパトロールに向かうが、藤はある”気づき”から、不審な男を鮮やかに捕まえて…!?

本作の良かったところ

これはもう今年最大のサプライズ傑作です。いや、つまらなそうとは思っていませんでしたが、警察ドラマでありつつも交番が舞台ということで「スケールの大きい刑事モノ」というイメージが無く、ドラマの想像がつきませんでした。

そしたらゆるいテイスト×全編を支配する謎を追う展開がおもしろいったらありゃしない!戸田恵梨香さん×永野芽郁さんのバディもおもしろく、登場人物たちみんないい人!

そして、ドラマ見てないとわからないアレですが、最終回で「それは私の大切なゴリラだから!」で視聴者の涙腺が決壊するという!本当に素敵なドラマでした!続編希望!

>>>【関連記事】「ハコヅメ」最終回までの全話解説/考察/感想まとめ

第3位:天国と地獄〜サイコな2人〜


ストーリー概要

望月彩子(綾瀬はるか)は、努力家で正義感が強く、上昇志向も強いが慌てん坊な刑事。思い込んだら一直線で失敗も多いため、周囲の刑事たちからは煙たがられている。

そんなある日、殺人事件が発生。彩子は「絶対に手柄を立ててやる! 」と息を巻いて現場へ急ぐ。向かった先には、遺体の口内にパチンコ玉が詰められた、猟奇的殺人現場が広がっていた。

捜査の過程で創薬ベンチャー企業のコ・アース社社長の日高陽斗が重要参考人とし浮上。しかし、その時はまだ、表向きは若くしてベンチャーを立ち上げた敏腕経営者・日高が、裏の顔は類まれな頭脳と知識を駆使したサイコパスな殺人鬼であることは知る由もなかった──。

本作の良かったところ

これほどまでにのめり込んで考察したのは初めてでした。今年の日曜劇場ではこれが断トツで面白かったです。

そもそも考察ドラマとして見始めておらず、綾瀬はるかさんと高橋一生さんの入れ替わり演技からのめり込みました。そしたら、「あれ?もしかして犯人別にいる…?」となって考察沼に。

しかも良い意味で予想を外したので、全容が見えた時の衝撃が凄まじかったです。そして、先日改めて見返したのですが、繰り返し見ても楽しめる凄い作品だなと思いました。

>>>【関連記事】「天国と地獄」最終回までの全話解説/考察/感想まとめ

第2位:最愛


ストーリー概要

本作は、殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(さなだ・りお)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がっていく…その事件の真相に迫る姿を完全オリジナルで描く。

本作の良かったところ

歴史的傑作ドラマとはまさにこのドラマを指す言葉。考察にのめり込みつつも、様々な人物たちの「最愛」が描かれ毎話胸が締め付けられるほど。

明るいシーンの多い過去とのコントラストも美しく、時折挟まれる現代パートの恋模様には「お願いだから、このまま幸せになって」とドラマに願いを託すほど。

主人公の梨央を取り巻く状況が徐々に明らかになり、最後に示された「最愛」には思わず涙。「余韻」を最も感じたドラマであり、後世に語り継ぐ名作と言っても過言ではありません。

>>>【関連記事】「最愛」最終回までの全話解説/考察/感想まとめ


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