アウシュヴィッツ裁判までの苦闘を描く『顔のないヒトラーたち』15年10月公開

歴史認識を大きく変えたとされるアウシュヴィッツ裁判までの若き検事の苦闘を描いた、アレクサンダー・フェーリング主演『顔のないヒトラーたち』が2015年10月にヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開されることが決まった。

顔のないヒトラーたち
(C)2014 Claussen+Wobke+Putz Filmproduktion GmbH / naked eye filmproduction GmbH

1958年、フランクフルト。戦後十数年を経て、西ドイツは経済復興の波に乗り、殆どの人が戦争の記憶、自分たちが犯した罪を過去のものとして忘れ去ろうとしていた。そんな時、一人のジャーナリストがアウシュヴィッツ強制収容所で親衛隊員だった男が、規則に反し、ある学校の教師をしていることを突き止める。駆け出しの検察官ヨハンは、上司の引き止めにも耳をかさず、ジャーナリストのグニルカ、強制収容所を生き延びたユダヤ人のシモンとともに、この一件の調査を始める。様々な圧力、苦悩を抱えながら、検事総長バウアーの指揮の下、ナチスがアウシュヴィッツでどのような罪を犯したのか、その詳細を生存者の証言や実証を基に明らかにしていく。そして、1963年12月20日、フランクフルト・アウシュヴィッツ裁判の初公判が開かれた—――

主人公の検事ヨハンを『ゲーテの恋』『イングロリアル・バスターズ』のアレクサンダー・フェーリングが演じる他、共演に『ハンナ・アーレント』で若きハンナ・アーレントを演じたフリーデリーケ・ベヒトが出演。

監督は、本作で初めてメガホンをとったドイツ在住のイタリア人で俳優でもあるジュリオ・リッチャレッリ監督。戦後70年を迎える2015年は、日本でも多くの戦争関連映画が公開となるが、ドイツの歴史認識を変えた大きな事件であるアウシュヴィッツ裁判までの苦闘を初めて正面から描いた本作がいよいよ公開される。

映画『顔のないヒトラーたち』は、2015年10月公開。

関連リンク

終戦の舞台裏を描く原田眞人監督・脚本『日本のいちばん長い日』新場面写真公開
沖縄戦の実情に迫るドキュメンタリー『沖縄 うずりんの雨』15年6月公開
沖縄・辺野古問題を描くドキュメンタリー『戦場ぬ止み』東京で先行上映決定
モデル・山口小夜子の謎多き人生に迫るドキュメンタリー映画15年秋公開
イタリアに学ぶ”美しき人生”のヒント―ドキュメンタリー映画『ベラ・ヴィータ』

    ピックアップ

    関連記事

    新着記事

    言語を選択

    私と映画Vol.7 メニコン 田中英成社長
    金曜映画ナビ
    八雲ふみねの What a Fantastics!~映画にまつわるアレコレ~
    能條愛未の「乃木坂週刊映画」
    スペシャル 写真家『早田雄二』が撮影した銀幕の女神たち
    antenna

    人気記事ランキング

    シネマズ公式ライター

    • 中村真実
    • 星井 七億
    • 岡部照将
    • ながち
    • 片平圭亮
    • グアリーニ・ レティツィア

    シネマズ公式チャンネル

    教えて goo

    情報提供元:教えて goo