シネマ歌舞伎「ヤマトタケル」市川右近さん&市川弘太郎さんトークイベント

あの“スーパー歌舞伎”「ヤマトタケル」が臨場感あふれる映像となって、スクリーンでお楽しみいただける「シネマ歌舞伎」としてよみがえりました。

公開二日目には、なんと!東銀座「東劇」劇場にて、作品にもご出演されている市川右近さん・市川弘太郎さんご登壇による特別トークイベントが開催。作品をご鑑賞されたばかりの満員のお客さまと一緒に、素敵なお話をたっぷり伺ってまいりました。

シネマ歌舞伎「ヤマトタケル」市川右近さん&市川弘太郎さんトークイベント

満員のお客さまと「ヤマトタケル」を観劇!

シネマ歌舞伎「ヤマトタケル」
シネマ歌舞伎「ヤマトタケル」は、2012年6月「新橋演舞場」にて行われた公演を収録。冒頭より四代目 市川猿之助さん、九代目 市川中車さんによる襲名披露 口上から上演がスタートし、歴史的な“緊張感”が否応にも高まっていきます。

途中2回の休憩を挟みながらの220分、三幕にわたる大迫力の舞台が余すことなく映像化された本作。猿之助さんの早替わりや、大人数による立ち廻り、そして美しい宙乗り…等など“スーパー歌舞伎”ならではの一大スペクタルを、ダイナミックに分かりやすく編集された映像で存分に堪能いたしました。

いよいよ市川右近さん・市川弘太郎さんトークショー!

上映後、いよいよ市川右近さん・市川弘太郎さんがご登壇されると上映直後の興奮冷めやらぬ観客の皆さまから大拍手の嵐!作中ではヤマトタケルと共に旅を続ける仲間、タケヒコ役を演じられた右近さん、ヘタルベ役を演じられた弘太郎さん。まるで旅の終わりに再びお二人とお会いできたような感動に、すっかりお二人のお話に引き込まれてしまいます。

市川右近さん27年前、1986年に初の“スーパー歌舞伎”として初演された『ヤマトタケル』当時から、全ての公演にご出演されている右近さん。お二人も今回一緒に作品ご覧になっていたそうですが、意外にも「全編を客席から観るのは今日がはじめて、なにしろ今までどこかの場面に自分が出演していたので」との事で、「映画化された事がとても嬉しい。しかも満席のお客様にご覧いただいて、ほんとうにありがとうございます!」と満席の劇場にとても喜んでいらっしゃいました。

弘太郎さんは「“初”スクリーンデビューという事で、すごくドキドキしました(笑)」と第一声で皆さまから笑いをとり、この日は3歳になる娘さんも一緒に“初”「ヤマトタケル」を楽しまれたそうです。2歳の時に初めて観た歌舞伎の舞台が「ヤマトタケル」だったという弘太郎さん。その時、右近さんが演じられていたヘタルベに強く憧れ、少年ながらに「僕もこれになりたい!」と作ってもらったミニスカ・ツインテール姿のヘタルベ衣装をまとい、ずっとセリフを真似ていたんだそうです。
3歳半になられた右近さんの息子さんは、なんと師匠である市川猿翁さんから「名前は「ヤマトタケル」の“たける”にしなさい」と名付けられ、「私は本名が“武田”なんです。武田 武と“武”の字が続いちゃうと、ちょっとイカツ過ぎるかな…と思って(笑)。作品の題名通りカタカナで“タケル”にしました」と微笑ましいエピソードも披露。

市川弘太郎さん初演の時に右近さんが演じられたヘタルベ役に憧れて、弘太郎さんは歌舞伎俳優を目指し、今ではヘタルベ役を継承して演じられているという事で「二人にとっては「ヤマトタケル」という作品は人生そのもの。」「何度もリニューアル上演される度に脚本も手直しされてセリフもどんどん変化していく。時代に合わせて、この「ヤマトタケル」という作品は生きてきて、こうして映画化される事で、これから後世の皆さまにも観ていただける。」と、シネマ歌舞伎となった事にご出演されているお二人も大変感慨深いご様子でした。

シネマ歌舞伎ならではの“映画的な演出”にもとても驚かれたようで、中でもお二人のおススメ・シーンは「第一幕 熊襲の宮殿」にて市川猿弥さんが演じる熊襲弟タケルが、“タケル”の名前を小碓命(おうすのみこと)へと譲り渡す場面。
「舞台では絶対観る事ができない演出、さすが映画も作っている松竹だなぁと感じました!猿弥さんの素晴らしい演技が活かされて、この場面を観て涙が流れたのは初めて。」と大絶賛。この名シーン、ぜひ皆さま劇場で作品をご覧になってお確かめください♪

シネマ歌舞伎「ヤマトタケル」絶賛上映中!
最後に、弘太郎さんからは「人生の節目にいつも「ヤマトタケル」という作品がありました、自分にとって本当に欠かす事ができない作品。2歳だった自分が初めて歌舞伎を観て感動したように、年齢に応じて色々感じ方が変わっていくと思います。ぜひ何年も何回もご覧になって色々感じてください」と作品への想いを語られました。
そして右近さんからは「クライマックスにヤマトタケルが「天駆ける心、それが私だ!」と言葉を残し、天空へと旅立つ。このセリフこそ市川猿翁が描いた“無垢なる魂”そのもの。私もかつてヤマトタケルを演じたとき、稽古ではこのセリフがスッと出てこなかった。4時間以上に渡る、肉体的にも精神的も大変な芝居を全て演じきった時、このセリフがスラリと出てきたんです。僕にとって「ヤマトタケル」は自分の精神をリセットしてくれる芝居。これからも“無垢なる気持ち”で芝居に没頭していきたいな、と教えてくれる作品なんです。」と語られました。

「ぜひ歌舞伎を“はじめて”ご覧になるような方…お子さんやお孫さんなんかと一緒に歌舞伎を知っていただく、そのキッカケになれば嬉しく思います。普段は「映像ではなくぜひ“生”の舞台を観に来てください」と言っているんですが、これは舞台でご覧いただくのとは違った感動…お得感がありますね(笑)!」と右近さんも仰られていたように、ぜひたくさんの方々に劇場でご覧いただき「面白かった!」「感動した!」「とっても得した気分!」…なんて言葉を周りの皆さまにもお伝え頂ければと思います。

「着物でシネマ歌舞伎を観よう!」

「着物でシネマ歌舞伎を観よう!」
この日は、松竹と「Wafuuu!(Japan Style)」さんとの共同プロジェクト「着物でシネマ歌舞伎を観よう!」に申し込まれた皆さまも、とても素敵な着物姿で作品をご鑑賞。上映&トークショー終了後には、劇場舞台にて皆さまで記念撮影も行っていただきました。

ぜひ皆さまも「着物で歌舞伎」チャレンジされては如何でしょうか?!
「Wafuuu!(Japan Style)」サイト

◎作品紹介

「ヤマトタケル」
「ヤマトタケル」ポスタースーパー歌舞伎がついにシネマ歌舞伎に。四代目市川猿之助襲名、受け継がれる一門の魂!日本を創った英雄(ヒーロー)を壮大なスケールで描く一大叙事詩(エンターテインメント)!

シネマ歌舞伎公式サイト「ヤマトタケル」作品紹介

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