橋本愛 薪割りの極意に開眼?! 公開記念イベント、映画『リトル・フォレスト』農園 開園!

いよいよ8月30日(土)公開を迎える映画『リトル・フォレスト 夏/秋編』。この日は“食べるために作る”をコンセプトした本映画の公開を記念して、千葉県「オークビレッジ柏の葉」に“リトル・フォレスト”農園を開園♪主演の橋本愛さん、三浦貴大さん、松岡茉優さん、そして森淳一監督に、農園への鍬入れ&夏野菜 収穫を体験していただきました♪

リトル・フォレスト
トマトの収穫では、橋本さんが苦手な虫の出現に大苦戦♪撮影中は平気だったそうで「あれは撮影中の魔法だったみたい…」と呟きながら、三浦さん、松岡さんにも助けられながら、見事な夏野菜を収穫!
リトル・フォレストこちらのリトル・フォレスト農園の様子は、これから公式サイトにて随時お知らせしていくそうですので、皆さまぜひチェックしてみてください。なんと!収穫野菜を使った、美味しいレシピも発信予定です♪

さらに場所を室内に移してミニ会見も行われ、いよいよ公開に向けて農業体験や一年に渡る撮影について、たっぷりお話いただきました!

公開を直前に控え、皆さんよりご挨拶

一度都会に出たけれど、故郷の山村 小森に戻り、自給自足の生活をおくる主人公、いち子 役
橋本 愛さん

リトル・フォレスト橋本さん「いち子 役を演じました、橋本 愛です。この映画は、撮影期間が一年間もあったという事が、すごく特異なことだと思っています。」
「私自身も17歳から18歳という激変の時期をまたいで撮影した、特別な作品になったので、ぜひ沢山の方に観ていただければという思いでイッパイです♪よろしくお願いします。」

いち子の幼馴染、ユウ太 役
三浦貴大さん

リトル・フォレスト三浦さん「ユウ太を演じました三浦貴大です。この映画は一年をかけて撮影したんですけど、中々そういう体験は出来ないので、貴重な体験をさせていただいたと思ってます。」
「作品としても素晴らしい作品になっていますので、本当にたくさんの方に観ていただければな、と思っています!」

いち子の幼馴染で親友の キッコ 役
松岡茉優さん

リトル・フォレスト松岡さん「キッコを演じました松岡茉優です、今日はありがとうございます!都会で撮影していると“雨待ち”とかってよく聞くと思うんですが、今回の撮影では“雪待ち”“風待ち”“嵐待ち”“台風待ち”“作物が育つの待ち”みたいな。東京に居ながら岩手の作物の様子をリアルタイムに聞いて、「ちょっと紅葉がまだ緑なので待って下さい!」みたいな感じで、とてもスタッフさんのスケジュール調整が大変だったと思うんです。」
「けど、そんな中、自然に帰ってまた撮影が始まると、期間が開いていてもまた前回の様子をすぐ思い出すんですよね!その感じがオールロケならではの面白さかなと思って、自然と役者が一緒に共存している様子を観ていただけたら嬉しいです!」

森淳一監督

リトル・フォレスト森監督「監督の森です。この映画は夏から始まり、秋・冬・春と続く四部作の映画です。」
「一年間を通して岩手県の奥州市で撮影を行いました。皆さまにぜひご覧いただきたいと思っています、よろしくお願いします。」

ご登壇の皆さまにそれぞれご質問

撮影を通して苗植えから収穫まで一連の農作業を体験し、自分で収穫した野菜を食事された体験は如何でしたか?

橋本愛さん

リトル・フォレスト橋本さん「作物を作ることの大変さはもちろん、作物を作る生活の“強さ”みたいなものをすごく皮膚で感じました。」
「今日サボったら、一年後に作物がダメになってしまうかもしれない…という危機感とずっと向き合わなければいけない。そこから逃げられないという生活が、自分自身に重ね合わせると途方も無い生活なように思えて…。」

「そういう恐怖感をとても感じたし、その中で毎日々 作物や自然と共存して食べ物を作って、食べて、生きるという生活をずっと続けてきた、岩手の地元の方々にすごく尊敬の気持ちを抱きました。」
「そうやって大事に育ててきた作物がやっと実って、やっと穫って、それを食べるという瞬間が、すごく幸せ。毎回それだけで満足感を得られる、そんな体験をさせていただきました♪」

2コ下の幼馴染という役どころながら実際は橋本さん・松岡さんの“10歳年上”な三浦さん。役作りで気をつけられた点、大変だった点は?

三浦貴大さん

リトル・フォレスト三浦さん「そうですね…僕が、いち子とキッコの2コ下の後輩という役だったんですけど。まぁ始めは「どうやったら若く見えるんだろう?」とか色々考えてたんですけど、最終的にムリだろう!と(笑)」(橋本さん、松岡さんも思わず大笑い)
「監督には非常に申し訳ないんですけど(笑)そこは諦めまして、台本通り忠実に演じれば、きっと…観てる人も「あ!この人は若いんだな」って思ってくれるんじゃなかな、と!そう思って、頑張って演じたつもりなんですけど、自分自身で作品を観て…あんま若く見えねぇな!と(笑)」(記者も大爆笑!)
「ちょっと残念な気持ちになりましたね、ハイ!」

松岡さんは、普段から橋本さんと親しくしていらっしゃるそうですが、今回“幼馴染の親友”役として共演して如何でしたでしょうか?

松岡茉優さん

リトル・フォレスト
松岡さん「橋本とは今回が3度目の共演になるんですが、前回、前々回はどちらかと言うと“いがみ合う”間柄の役で、撮影でも心から笑い合うことは一度も無かったんです。」
「今回は、心から一緒に笑って、心から一緒に遊んで「ご飯おいしいね♪」って一緒に食べて…。ふだん一緒に話してる感じとか、ふざけあっている感じ、いつもの二人の空気感が出せればいいなぁって思いながら岩手に行ったら、やっぱり、それが出てきて。」

「森監督はセリフの部分が終わると、カットをかけずにアドリブでそのまま撮影することが多かったんで、それがセリフの前後にそのまま使われていたりするんですが、その部分は完全に、いつもの私たちの空気感になっています。」
「それが、幼馴染って部分と田舎で暮らしているって部分がうまく重なって、いち子とキッコの関係性がすごく“可愛らしい”ものになったんじゃないかな、と私は思ってます。」

「やっと笑い合えて嬉しいです(笑)♪」(橋本さんもニッコリ♪)

一年間に渡り岩手県の奥州市でロケが行われた、春夏秋冬の四部作、長期間に渡って自然とともに撮影するというのは如何でしたか?

森監督

森監督「一年間を通して、これだけ自然と向き合って撮影するということは、僕の経験でも初めてなんです。特に難しかったのは“タイミング”。」
「“一年間”といっても、一年間ずっとカメラを構えてその土地に居続けるという訳ではなく、やはり東京と岩手を行ったり来たりしながら、さらに県内のロケ地を転々としながら、撮影していたんです。」

「例えば、紅葉になる“瞬間”というのも一週間ずっと紅葉な訳ではないので、撮影で本当に撮りたい綺麗な瞬間というのは“一瞬”なんですね。」「雪が一番強く降る時期や春の新緑が一番綺麗に芽生えている時期、夏の深いグリーンが一番綺麗な時期…というのは限られているんです。」
「その瞬間に、キャストのみんなとカメラが現場に居る、というのタイミングを探るのが一番大変でしたね。」

ご登壇の皆さんへ記者質問

「今回、撮影で色々な季節の風景を撮られたと思いますが、その中で特に印象に残っている風景を教えてください。」

リトル・フォレスト

橋本愛さん

橋本さん「風景か…(けっこう悩んで)私は(ロケ地の)四季折々の顔を見せてもらったんですが、一番心に残ってるのは、いち子の家の縁側から見た景色がすごく面白くて。」
「そこから、山と山の間から抜けている空に、ちょうど一本だけ木が立っている景色が一年間ずっと見えたんですけど。やっぱり夏は青くて、秋は赤くて、冬は白くて…(移り変わる景色の)顔がすごく面白かったんです♪それがすごく印象に残ってます。」

三浦貴大さん

三浦さん「どの季節も中々東京では見られない景色が広がっていて、どれも印象的だったんですけど…。」「そうですね…う~ん(けっこう悩んで)雪ですかね?…って今回は「冬編」ではないんですよね!」
松岡さん「夏/秋の話でお願いします(笑)!」
三浦さん「そうですよね(笑)そうしたら…ま、紅葉ですかね(大笑い)!」(橋本さん松岡さんも大笑い)

橋本さん「(紅葉を)見ました、本当に?!」
三浦さん「見ました、見ましたよ(笑)!」

三浦さん「ユウ太も自分で玉ねぎを育てているんですが、その畑の周りの風景が季節ごとに変わっていく。それに僕らが撮影している背景に山があるんですが、それが季節ごとにドンドン色が変わっていく…。そんな季節の移り変わりを撮影しながら見れるのは、なかなか無い経験だと思うので、それがすごく印象に残ってますね。」

松岡茉優さん

松岡さん「「秋編」で、私がいち子の家に食べ物を持って行くシーンが有るんですけど、その時にいち子が薪割りをしているんです。」
「最初の頃、練習をしている橋本を見て、あんまり上手くなかったので「これ…大丈夫かな?」と思ってたんですが。それが、すごい上手になっていて!もう、スポーン、パンッ!って割れるんですよ♪」

「その後ろの空が、ちょうど紫というか青というか…すごい綺麗な夕焼けで。その夕焼けをバックに、すごくキレイに薪をパーンッって割っている姿がとても綺麗で…やっぱり自然の中に綺麗な人が立っていると絵になるなぁと思いながら歩み寄って行ったのを、覚えてますね。」
「映画の中にも登場するので、ぜひ観て下さい。冬編では、もっと上手くなってます♪」

森監督「紅葉のグラデーションはもちろん綺麗なんですけど、新緑にもグラデーションがあるんだなぁって知ったのが、東京では感じることが出来ないことだな、と思いましたね。僕は、もしかしたら紅葉よりも新緑のグラデーションの方が好きかもしれない。」
「色々きれいな風景を見た中でも、広い土地なんで虹の下から半円の全てを見ることが出来るんです。東京だとビルに囲まれていて全体は見えないと思うんですけど、それが面白かったですね。」

質問「今日は農作業に合わせたスタイルになっていますが、どんな気持ちですか?」

リトル・フォレスト

橋本愛さん

橋本さん(三浦さん・松岡さんがボーダー柄だったので)「私だけ空気読めない“ドット柄”でスイマセン、って気持ちです(笑)」(会場 大笑い)
松岡さん「そこなの(笑)?」
三浦さん「ボーダーにしなよ(笑)」
橋本さん「ボーダーにすれば良かったなぁ…♪」

橋本さん「今日は動きやすい格好で、見た方の目に止まればな、っていう気持ちで選びました♪」

三浦貴大さん

三浦さん「(今日のスタイルが)…あまり農作業っぽくないですよね?」
松岡さん「靴はやる気出してますよ(笑)!」

三浦さん「作中ではほとんど作業着を着てるんですけど、僕は作業着を着たりすると、スタッフの人が僕を見失っちゃうんですよね。」
松岡さん・橋本さん「馴染んじゃってる(笑)」
三浦さん「地元の方と話してたりすると、大体見失われてますね。本当に、何でなのかな…って疑問に持ちながら(笑)」

三浦さん「今日は見失われないように、ボーダーにしてみました(笑)!」(橋本さん・松岡さんも大笑い)

松岡茉優さん

松岡さん「私も割と“見失われ族”で!三浦さんは空気感が馴染んでしまって見失われると思うんですけど、私は元々あまり空気感がないので、地味な服を着ると、よりいっそう目立たなくなってしまうんです。」
「今日の服は、いつもお願いしているスタイリストさんが選んでくださったんですが、こういうサッパリ系の変化球もイケるんだな!って事でますます今後もお願いしたいな、と思いましたね!」

「この三浦さんとの“ボーダーかぶり”は、もしかしたら「冬/春編」でアッ!っていう瞬間があるかも知れないです!?「冬/春編」にも期待していて下さい♪」

橋本さん「伏線ですからね♪」
松岡さん「伏線…?伏線だそうです(笑)!」

質問「農作業を体験して大変だったことは?」

リトル・フォレスト

橋本愛さん

橋本さん「ハッキリと自分の“弱さ”というものを思い知らされた点がありますね。その“弱い”っていうのは自分のフィルターのせいなんですけど…。」
「朝早くに起きてロケバスで道を走っていくと、地元のオジイサマ方が朝早くから背中を丸めて田植えしていらっしゃる。その姿を見ると、すごく“強いな!”って思って。私も、この作品をやる前には「老後は自給自足の生活をしたいな」なんて思ってたんです、それが一番幸せな生活に見えたので。今回、農作業を体験して…“向いてないなぁ”って思い知らされました!」

松岡さん「そっちなんだ(笑)!」

橋本さん「毎年毎年、同じことを重ねて…それが積み重なっていくのかも分からない、無限にも思えてしまうようなループの“輪”の中に入っていく覚悟を、まだ自分は決められないな…と思い知らされました。」

三浦貴大さん

三浦さん「やっぱり、すごく大変なことなんだな、と。もちろん漠然とは分かっていたんですけど、自分で体験してみると、その大変さのレベルが違った。」
「体験したと言っても、その畑に一年間ずっといたわけではないのに、それでも大変でしたね!」
「毎回、夏から次の春まで、徐々に自分が植えた玉ねぎが成長していく姿っていうのが、本当に我が子が育っていく姿を見つめているような…それに似た気分を味わって。野菜でも「こうやって育っていく姿を見ることは嬉しいんだな♪」って事を感じましたね。」

松岡茉優さん

松岡さん「私は、いち子が悩んで悩んで、やっとこの料理作ろう!って決めた後にヒョイっとやって来て、ありがたく一緒にいただく役周りだったので。あまり農作業っぽい作業はしないで、おいしく料理を頂いたんですが(笑)」
「やっぱり(橋本さんの)薪割りが印象的で。私も「やっぱり難しいんだな」って最初は全然出来なかったのに、橋本に教えてもらって…なんだっけ、アレ?」
橋本さん「“無の境地”(笑)♪」
松岡さん「そうだ!(手を薪割り風に振り上げて、その頂点で)ここに“無の境地”があるんですよ!「あ!来た」っていう瞬間があって、その瞬間に振り下ろすとスパーンって薪が割れるんです。」
「(橋本さんに)それは自分で編み出したんだっけ?」

橋本さん「見つけた♪」

松岡さん「その“無の境地”が本当に印象的です!本当に“フワッ”って羽が生えたような気持ちになるんですよ♪(力説して)ちょっと恐いくらいの“フワッ”っていう瞬間を自分で作り上げてもらって…フワッ→ポーンっていくとスパーン!っていくので、もし薪を割る機会があったら試してみて下さい(笑)」

質問「一年を通して同じ役を演じることで、どういう心境や演技の変化がありましたか?」

リトル・フォレスト

橋本愛さん

橋本さん「恐怖というか不安がとても大きくて。17歳~18歳という不安定で、すごく変わりやすい時期に成人した女性を演じる事に「自分でいいのかな?」「達成できるのかな?」っていう不安を持ちながら演じていて、それは最終日までずっと感じていました。」

「本当は夏から春まで四部作通して自分はずっと変わらないままでいたかったんですけど、どうしても無理だったので…。その変化が映像に出てしまったかな、とは思ってます。」

三浦貴大さん

三浦さん「僕は他の作品で例えばすごく暗い役を演じた後に、この「リトル・フォレスト」の撮影現場に戻ると、すこし心が軽くなるというか…なんか帰ってきたな!って思いを感じていて。その一年間は、この「リトル・フォレスト」っていう作品に助けられた気がします。」

松岡茉優さん

松岡さん「一度(ロケ地から)東京に帰ってきて、別の仕事をして、またロケ地に行くとなると、役に対する感情や今まで作ってきた役の感覚とか、共演者との関係というのを忘れてしまうんじゃないか…って最初は不安だったんです。」
「この物語は、自然の成長や、農作業や季節の移り変わりが軸になっているけど、それが私たち人間の成長物語にもつながっているのかな、と思っています。」

「さっき(橋本さんが)「変化が出てしまった」と言っていたけれど、一年を通して物語のいち子・ユウ太・キッコ三人の成長が、私たち三人自身の成長と相まって、それが、ちょうどいい“変化”として映っていると思います。」

「映画は“春”で終わりでしたけど、もしまた(三人が)春に帰ってきたらどんな感じになるだろうって想像したり。一年を通して、どうしても“変わらざるをえない”私たち人間が、一年同じ役を演じたらっていう事は、すごく興味深いな…と改めて思いましたね。」

自然の恵みを食べて、生きる力を充電する春夏秋冬の四部作『リトル・フォレスト 夏/秋 編』はいよいよ8月30日(土)全国ロードショー!

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