濱田岳が初のナレーションに挑戦!映画『殿、利息でござる!』
2016年5月14日に公開される阿部サダヲ主演の映画『殿、利息でござる!』で濱田岳が初のナレーションを担当することが明らかとなった。
『殿、利息でござる!』濱田岳がナレーションに初挑戦!
映画『殿、利息でござる!』は、磯田道史の近著「無私の日本人」の1編「穀田屋十三郎」を原作に、今から250年前の仙台藩吉岡宿に実在した穀田屋十三郎ら庶民9人の“宿場救済計画”に奔走する姿を描く、実話に基づいた物語。
造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎を阿部サダヲが演じ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら豪華俳優陣にくわえ、殿役としてフィギュアスケート選手の羽生結弦が映画初出演することでも話題となっている。メガホンをとるのは『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋‐』の中村義洋監督。
このたび、本作のナレーションを俳優の濱田岳がつとめることがあきらかとなった。
映画俳優としてのみでなく、auのCM「三太郎」シリーズでの金ちゃん役や、テレビドラマ「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」でのハマちゃん役などの愛くるしいキャラ、そして高い演技力で人気を集める濱田岳が、映画のナレーターに本作で初挑戦する。
『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』『ポテチ』『みなさん、さようなら』など、これまで中村義洋監督作品にも多数出演している濱田岳。今回中村義洋監督が、本作に出演のなかった濱田岳に「何かやってほしかった」との願いから、ナレーションでの中村組参加が実現となった。
今回の発表をうけて、濱田岳ならびに中村義洋監督、池田史嗣プロデューサーからのコメントがシネマズに到着した。
濱田岳/ナレーション
これまでと違った形ではありますが、また中村組の作品に参加することが出来、とても嬉しかったです。そして、スタッフ、キャストの皆様が作り上げた映像に、最後に参加するというのは、新たな経験であり、責任感と緊張感がありましたが、いつものように中村監督と楽しく、そして真剣に、収録させて頂きました。現場に居なかった自分でも、映像からこの作品の楽しさや素晴らしさが伝わってきました。是非多くの皆様に観て頂けたらと思います。
中村義洋監督
昔から大好きな映画で、今回も参考にと観直した川島雄三監督の『幕末太陽傳』では、スケジュールの都合で出演できなかったという川島組常連の加藤武さんが、冒頭のナレーションを担当している。そんな大巨匠と自分を比べることなど甚だおこがましいが、今回どうしても、岳には何かやってほしかった。何せ、仙台藩の映画である。そもそもの始まりが2006年の『アヒルと鴨のコインロッカー』の撮影からで、岳とはその後、何度仙台を訪れたか分からない。この映画には、僕の全てが詰まっている。なのに岳がスクリーンにいないというのが、どうにも淋しかった。ナレーション録りの作業は仕上げの最後の最後だったが、映画に岳の声が入って、思わず「ミッション、コンプリート!」とつぶやいてしまった。
池田史嗣プロデューサー(松竹)
中村義洋監督×濱田岳さん、私自身がこのゴールデンコンビの大ファンです。撮影時はスケジュールの都合でどうしても合いませんでしたが、そんな事情すらポジティブに転換できる抜群のコンビネーションは流石の一言。ナレ録り時は、“戦友”の二人にしかできない阿吽の呼吸で、見事にキメてくれました。優しくて真面目なのに、どこか可笑しくて、お洒落。軽妙洒脱とはまさにこういうことを言うのだなと実感する濱田岳さんの素晴らしいナレーションを得て、中村組オールスターズの、最後のピースが埋まりました。結果として見事に実現した贅沢過ぎるキャスティング、どうぞご期待ください。
映画『殿、利息でござる!』は、2016年5月14日より全国公開。
(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
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