映画コラム
あなたはいくつ言える?映画のキャッチコピー[ディズニー編]
あなたはいくつ言える?映画のキャッチコピー[ディズニー編]
物語の雰囲気を醸し出すメインビジュアルが目を引くものや、キャラクターや登場人物にフォーカスしたデザインなど、映画の魅力を、まだ観ていない人たちに伝えるための様々な種類のポスターがあります。
そのポスターで、欠かすことのできないものの一つに「キャッチコピー」があります。
映画の魅力を短い文章で伝え、ポスターを見た人に「この映画観たい!!」と思わせなければなりません。ネタバレしないように、でも興味をそそるような事を言わなければならない…なかなか難しい仕事だと思います。
映画についたキャッチコピーに、どんなものがあったか見ていきましょう。
今回はその中でも、ディズニー映画に注目してみました。
まずは作品名だけを上げていくので、キャッチコピーが何だったかみなさんも考えてみてください。
アラジン
1992年に制作された、貧しくも清らかな心を持った青年アラジンンと、賢くてチャレンジ精神も旺盛な美しい王女ジャスミンが、数々の試練を乗り越えてやがて結ばれていく物語。劇団四季によるミュージカル化もされています。主題歌の「A Whole New World」はアカデミー賞歌曲賞や、グラミー賞最優秀楽曲賞も受賞しています。
キャッチコピーのヒントは、「愛」と「冒険」です。
塔の上のラプンツェル
ある王国の森の奥深くにそびえる高い塔に暮らすラプンツェルが、ひょんな事から、大泥棒のフリン・ライダーとの冒険を経て、ラプンツェルの吹き替えが中川翔子さんであったり、「アナと雪の女王」にラプンツェルとフリンの後姿が出てきたりと、様々な話題になりました。
キャッチコピーのヒントは「ラプンツェルの気持ち」です。
シュガー・ラッシュ
2012年のゲームセンターが舞台となる、ゲームキャラが主人公の映画。悪役のラルフは、ヒーローになることに憧れて様々なゲーム世界へと紛れ込んだ末、レースゲーム「シュガーラッシュ」のヴァネロペと出会い、2人でレースの優勝を目指します。ゲーム世界を舞台にするという斬新な発想のほか、クッパやソニックなど、実在するゲームキャラのカメオ出演もありました。
キャッチコピーのヒントは「ラルフの気持ち」です。
アナと雪の女王
2013年に公開された、主題歌「Let It Go」は子どもたちがエルサの真似をしながら歌うような社会現象にまでなりました。ディズニー史上初めてのダブルヒロインで、抑えられない雪の魔法に戸惑うエルサと、姉のエルサとの関係に悩み奮闘するアナの愛の物語です。
2013年度アカデミー長編アニメ映画賞も受賞しています。
キャッチコピーのヒントは、「ディズニー映画史から見たこの作品」です。
ベイマックス
マーベルコミックの「ビッグヒーロー・6」が原案の、アクションファンタジーアニメーションです。未来のサンフランソウキョウに住む少年ヒロが、不慮の事故で亡くなった兄が作ったロボットのベイマックスと、兄の大学の仲間たちと共に謎の仮面男に立ち向かいます。ヒロとベイマックスとの絆も描かれたハートフルな作品です。これもまた、アカデミー長編アニメ映画賞を受賞しています。私も3回劇場へ足を運びました。
キャッチコピーのヒントは、「ベイマックスの使命」です。
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