「マイマイ新子」、新ピカで復活上映決定!!片渕須直監督が、舞台挨拶で発表。

 11月12日の公開以来、多くの観客を集めている「この世界の片隅に」は、12月24日から新宿ピカデリーでの上映もスタートし、共に靖国通り沿いのテアトル新宿との2館拡大公開となった。

 新宿ピカデリーでの初日にあたる24日には片渕須直監督が舞台挨拶に立ち、満席の観客に向かって次のようにスピーチした。

katabuchimaki

「『この世界の片隅に』は11月12日の公開から今日で43日目を迎えました。最初は全国63スクリーンでの上映でしたが、現在108スクリーンで上映されているそうです。こんな風に広いところで上映され、また2月まで上映予定が入っているとのことで、うれしく思います」。

 「新宿ピカデリーで舞台挨拶に立つのは、7年ぶりです。私の前作『マイマイ新子と千年の魔法』は、ここ新宿ピカデリーで7年前に上映され、4週目になってお客さんの入りが良くなりました。

 その『マイマイ新子』が新宿ピカデリーに帰ってきます!!

来年の1月8日。1日だけですが、ここ新宿ピカデリーで『マイマイ新子と千年の魔法』が上映されます(ここで観客から、割れるような拍手)。しかも続けて『この世界の片隅に』も上映しますので、2本続けて見ることが出来ます」。

 「『マイマイ新子』からの7年間は、永遠のように長く感じて、運命的な7年でした。色々なことがあって、ここに立っていることが感慨深いです。すずさんが過ごした91年間も、色々なことがあったのだと思います。彼女の中で晴美さんやリンさんの想い出はどうなっているのでしょうか。戦争中よりわがままになっているとうれしいな」。

 「先日、TBSラジオの番組に出演して、今までに見た一番好きな映画について話をしました。その時は別の映画について話したのですが、実は僕が一番好きな映画はジョン・スタージェス監督の『大脱走』です。この映画の中で、諦めずに脱走をした男たちが、再会を誓い合う言葉があります。こんな言葉です。

  “ピカデリーで会おう!!”」

舞台挨拶の最後には、クリスマスイヴにちなんで、真木太郎プロデューサーとサンタクロースに扮した片渕監督が、記念写真に収まった。

(取材・文:斉藤守彦)

    ライタープロフィール

    斉藤守彦

    斉藤守彦

    斉藤守彦(さいとうもりひこ) Morihiko Saitoh 静岡県浜松市出身。映画館、ビデオ会社でのアルバイトを経て、映画業界紙「東京通信」記者 (後に編集長)に。1996年からフリーの映画ジャーナリスト/アナリストとなり、以後多数の劇場用パンフレット、「キネマ旬報」「HiVi」「ザテレビジョン」「日経エンタテインメント!」「宇宙船」「スターログ日本版」「INVITATION」「東京カレンダー」「アニメ!アニメ!」「フィナンシャル・ジャパン」「Pen」などの雑誌・ウェブメディアに寄稿。2007年秋に「日本映画、崩壊 -邦画バブルはこうして終わる-」を、08 年「宮崎アニメは、なぜ当たる -スピルバーグを超えた理由-」、09 年「映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?」、 10 年に「『踊る大捜査線』は日本映画の何を変えたのか」(共著) を上梓。 他の著書に「図解でわかるコンテンツ・ビジネス」1〜4(共著)、「ソノラマ MOOK/ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」(構成・執筆) 、電子書籍「日本映画、飛躍と困惑の過去・現在・未来」等があり、ここ数年は「映画宣伝ミラクルワールド」「80年代映画館物語」と、独自の視点による書籍を執筆。2016年3月には新作「映画を知るための教科書 1912−1979」が世に出る。現在、水道橋博士編集長のメールマガジン「メルマ旬報」で「2016年映画館物語」を連載中。また「BOOKSTAND映画部!」で、「映画を待つ間に読んだ、映画の本」と「映画惹句は、言葉のサラダ」の2つの連載を行っている。

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