「素敵な監督と脚本があれば、どこへでも♪」東京国際映画祭 映画『紙の月』特別上映で宮沢りえさん舞台挨拶!
この日は、レッドカーペットイベントのセクシーなドレスから一転、キュートなピンクのミニドレスに身を包んだ宮沢さんも「たくさんの海外メディアにも注目されて興奮しています♪」と、華やかな映画祭の雰囲気には緊張と興奮の様子でご挨拶。
7年ぶりの映画主演作となる本作に、宮沢さんは「7年間“舞台”を経験していました。その間も映画のオファーは頂いていたんですが、“舞台にきちんと立てる役者”になりたいと目標を建てて40歳までは出来るだけ身も心も舞台に費やしてきたんです。(40歳になって)そろそろ映画をやりたいな…と思っていた時に、ちょうど『紙の月』のオファーを頂いて!」と本作出演の経緯を語り「タイミングってとても大事ですね♪7年間溜めておいたものを全部放出できました!」と、大満足の撮影を振り返られました。
それを聞き吉田監督も「ずっと舞台でお仕事をされて映画から距離を取っていらしたのを、映画人としては“悔しく”思っていたんです。この作品のオファーも賭けだったんですが、宮沢さんが引き受けてくれたことで“勝負できる作品”になったと改めて自信を持ちました。…タイミングが良かっただけ、というのは後で知りましたけどね(笑)」と笑顔でコメント。
宮沢さんからはすかさず「それだけじゃなく、吉田監督にも興味があったんです(笑)」と、息のあったフォローが(笑)!
コンペティション部門の日本代表となった事で、国内外から大きな注目を頂いている本作。吉田監督も「ふだん日本語で考えて映画を作っているので、それが日本以外の世界では“どういう位置づけ”で見えるのか、想像すると刺激的で楽しみですね!」と、世界挑戦にもいつもと変わらない余裕の表情。
池松さんは「コンペに選ばれたからには、自信を持って結果を待ちたい!」と意気込みを語り、さらに宮沢さんに記者から“これから海外オファーがあったら?”と質問が飛ぶと「素敵な監督と脚本があれば、どこへでも行くつもりです!」と、満面の笑みを浮かべていらっしゃいました♪
「梨花という役に“地球3周分マラソンをした”ぐらいのエネルギーを使いました」と挨拶された宮沢さん。「公開初日がゴールだとするとゴールがそろそろ見えてきて、歓声が聞こえてきそうな“クライマックス”に差し掛かったところ。観た方がどんな感想を言ってくださるのか…とても怖いですが、妥協せずに大切に携わってきた作品です。楽しんでご覧いただきたいと思います♪」と、映画祭を通じ日本のファンの皆さま、世界中の映画ファンに本作に込めた熱い思いを語られました。
最も美しい横領犯。映画『紙の月』は11月15日(土)公開スタート!
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