大泉洋主演・映画『駆込み女と駆出し男』鑑賞前に読みたい書籍4冊


まとめ 目的や知識量に応じて


とにかく大泉洋さんのセリフ回しを映画で堪能したいのであれば、『東慶寺花だより』を一読すべきと思います。現代人には慣れない江戸の文化風習のある言葉が出て来ますので、事前に目を通しておくことの効果は大きいでしょう。

東慶寺にまつわる知識を知りたい場合、ライトに学べるのが『お江戸離婚ものがたり』、ディープに学ぶなら『東慶寺と駆込女』です。この2冊は映画のストーリーには関係ありませんが、東慶寺や駆込み女の周辺知識を得ることが出来るでしょう。

以上の3冊は実際に映画を観る際に役立つこと間違いありません。

東慶寺を舞台にした小説という意味で『駆込寺陰始末』は隆慶一郎さんファンであれば必読です。

原作を読むという行為は"ネタばれ"と背中合わせです。今作は原作がそもそも短編で、これを上手に紡ぎ合わせた映画になっているため、ネタバレの危険はあまりないと思っています。

小説や知識を得られる本をまとめて読んでしまう方が、この映画は楽しめるのではないかなと思いました。漫画なら2時間、ほかの本でも1日あれば読めるでしょう。



映画『駆込み女と駆出し男』

(文・奥野大児)

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