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2023年06月24日

「ラストマン」福山雅治らが最終回試写会場にサプライズ登場「ずっとこの世界にいたい、終わりたくなかった」

「ラストマン」福山雅治らが最終回試写会場にサプライズ登場「ずっとこの世界にいたい、終わりたくなかった」

6月25日(日)についに最終回を迎えるドラマ「ラストマン」の最速試写会が、千代田区ヒューリックホール東京にておこなわれた。当初、観賞後はキャストによるビデオメッセージが流されるとのことだったが、サプライズでキャストが登壇。

全盲の捜査官・皆実広見を演じた福山雅治、警視庁捜査一課・佐久良円花を演じた吉田羊、同じく警視庁捜査一課・護道泉を演じた永瀬廉、技術支援捜査官・吾妻ゆうきを演じた今田美桜がそろった。

皆実のバディ、そして警部補の護道心太朗を演じた大泉洋も、舞台中の大阪からリモート出演。歓声と拍手に包まれる観客を一人ひとり眺めながら、キャスト陣は各々、撮影の日々を振り返った。

福山雅治が「終わりたくなかった」と語る「ラストマン」

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“悲しさと寂しさが同居しているのが「ラストマン」”だった
。司会アナウンサーがそう評したように、まさに心に残る、この先も折に触れ思い出すであろうドラマとなった。全盲の捜査官・皆実を演じた福山も、最終回を迎える本ドラマに対し「ずっとこの世界にいたい、終わりたくなかった」と、役者としての賛辞を贈っている。

「今回の撮影は、大変楽しく、かつハードでした。それでも、お芝居をやられている方がよくおっしゃるように“ずっとこの作品世界の住人として生きていたい”、そんな言葉がぴったりくる作品でしたね。僕自身、このドラマがどんな終わりを迎えるのかを知りながら撮影に臨んでいましたが、かなり早い段階から『終わってしまうんだな……』と寂しい気持ちがあって。この世界にいたい、終わりたくないと、ずっと思っていたんですよ。だから今こうやって、再びキャストの皆さんと会えて、かつファンの皆さんとも同じ時間を過ごせるのは、嬉しいですね」

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福山が登場した瞬間、客席からは「ましゃ!」と愛溢れる歓声が飛び出した。同じように、護道泉を演じた永瀬に対しても、ファンからの熱い思いが向けられる。笑顔で「ありがとうございます、助かります。とってもやりやすいです!」と茶目っ気たっぷりに応じた永瀬は、撮影の思い出をこう振り返る。

「これまで経験したことのないような、初めての経験に挑戦させてもらった作品です。毎日、楽しい思い出ばかり。とくに、福山雅治さんという大きな、お父さんみたいな大きな背中を見ながら撮影できたことは、貴重な経験です

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福山のほうを見ながら語る永瀬は、その流れで「僕、何度か福山さんを『お父さん』って呼びそうになっちゃいました……。『家族になろうよ』っぽくて、なんか、すみません」と、福山の楽曲になぞらえてのコメント。「ファンの方みたいに『ましゃさん』とも呼びたかったです! もしシーズン2があれば、そのときの野望にします」と締めた。

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永瀬がこのドラマのオールクランクアップを迎えた最後のシーンは、今田演じる吾妻が、ジャックされたバス内から落としたハンカチを拾うシーン(第8話)だったという。福山に「永瀬さんが本当にラストマンだったんですね」と言われると、永瀬は「気づいたら僕が、裏のラストマンでしたね。プロデューサーの方から『最後になるからよろしくね!』と言われていて、一週間前くらいからプレッシャーを感じてました」と当時の思いを吐露した。

永瀬のオールクランクアップに関与した今田は、大変だった撮影について聞かれ「皆実さんへ方向を指示するのが難しかったです」と答える。

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「皆実さんにリモートで、カメラ越しに方向を指示するときに、まだ方向が決まっていなかったりして。あと、グリーンバックで撮影することも多くって、なかなか難しかったですね。1時とか2時とか、時計の針の方向で指示を出すシーンがたびたびあるんですけど、だんだんわからなくなってきちゃって。とても勉強になりました」

泉、吾妻らを取りまとめる役割を担っていたのが、吉田演じる佐久良だ。今田がグリーンバックの撮影について話す場面でも、さりげなくアシストする姿がなんとも“佐久良班長”らしい。そんな彼女をとりまく三角関係も、この「ラストマン」の見どころ。

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ご承知のとおり、大泉洋演じる護道心太朗と佐久良は、過去に付き合っていた。そこに、松尾諭演じる佐久良班の一員・馬目吉春の思いが絡まり、視聴者の関心を誘う三角関係が出来上がっている。

福山が「馬目さんは相当強い思いを持ってましたよね」と水を向けると、吉田は佐久良の心境を代弁した。

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「でも、彼は直接、佐久良には言ってないですからね。泉たちから『デートに誘ったら』ってけしかけられるシーンもありましたけど、あそこに佐久良はいないんですよ。心ちゃん(心太朗)も心ちゃんで、浅草の十字路で『二人(佐久良・心太朗)でご飯行ったら?』って言われるシーンなんかもあったのに『何、言ってんですか』ってシャットアウトされちゃって。佐久良は満更でもなかったのに」

登場人物たちの恋愛模様に話がおよぶと、もちろんあの二人の動向も気になってくる。泉と吾妻だ。本編ではたびたび、吾妻に好意を向ける泉の姿が見られた。その関係性は、最終回でどう変化するのか。

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永瀬は「(泉は)ご飯行きたいっす! ドラマのなかで、一回がんばってご飯に誘ったんですけど、OKはもらえなかったですね」と回想。福山は今田に対し「(泉からの)思いは感じているわけですよね?」と話をふる。

それを受け今田は「そうですよね、あれだけ直接、言われてますからね。う〜ん、どうなっていくのかなあ。(泉のことは)嫌いではないんじゃないでしょうか、吾妻の表情も柔らかくなってきてますし」と応じた。福山はそんな二人を見ながら楽しげに「(最終回の)お楽しみですね」と語った。

大泉洋もリモートで登場!

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フォトセッションに移ろうとしたタイミングで、大阪で舞台中である大泉洋(以下、大泉)がリモートでサプライズ登場。先ほどまで「ラストマン」最終回の映像が映っていたステージ上のスクリーンに、おなじみ“護道室長”が大映しになった。

「東京会場、聞こえますか!?」と護道になりきった大泉の声が会場内に響く。衣装も護道のままである大泉は「こちら大阪の護道です! そちらの会場に爆弾が仕掛けられているとタレコミが!」と続けたあと「なんで僕だけ護道さんの衣装を着てるんですか? みんな綺麗な衣装を着てるのに。僕だけガチガチの護道さんじゃないですか」といつもの大泉節を炸裂させ、会場を笑いに包んだ。

「皆さんに久々に会えて嬉しいですよ。そして観客の皆さんも『ラストマン』の最終回、ご覧になったんですよね? きっと泣いてるんじゃないですか。僕もさっき、ホテルで見て号泣しましたもん。その直後に僕が出てきてこんなに喋っていて、嬉しいのかガッカリするのか微妙ですよね。格好こそ護道さんだけど、トークは最悪ですよ……なんか申し訳ないな」

その後、実は今回の試写では、最後の10分間だけ上映されていないことが明かされる。「最後まで見られてないんでしょ? その先はテレビ放送で見てくださいって、ひどいことしますよねえ。でも、そこから先がまた良いんですよ! 面白いし、もう一泣きありますから気をつけてください」と言うと、大泉は「そろそろ、大阪のレストランを予約してて、時間が迫ってますんで!」とまた客席を盛り上げた。

キャスト陣が降壇する直前、メディア向けのフォトセッションがおこなわれる。福山、吉田、永瀬、今田が並んで笑顔を向けるなか、リモート出演の大泉だけは「ちょっと私だけ皆さんとサイズ感が違いますよね? 私を入れようとすると画角がすごくデカくなるんじゃ……大丈夫ですか?」と慌てた様子。取材陣は喜んで、その様子をカメラにおさめた。

期待高まる最終回に向けて

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和気あいあいとしたやりとり、過ぎていく和やかな時間が、この「ラストマンー全盲の捜査官ー」がどれだけ丁寧に、愛されながらつくられた作品なのかを教えてくれる。笑いの絶えないフォトセッションのなか、客席は笑顔に満ちていた。最後に、福山が最終回放送に向け熱いメッセージを伝えてくれる。

「キャストだけじゃなくスタッフも、ともに戦いました。素晴らしいチームワークでした。今の現代日本のドラマで、エンターテイメントの世界から何が届けられるのか、チャレンジと発明があった作品だと思います。きっと最後は気持ちよく、泣きながらもスカッと終われる一言を、大泉さんが言ってくださってると思います。どうぞ最後までお付き合いください」

日曜劇場「ラストマンー全盲の捜査官ー」最終回は、6月25日(日)21:00〜25分拡大でお届け。皆実と護道は、なぜバディとなったのか。二人をめぐる“41年前の事件”の顛末を、ぜひ見逃さないでほしい。

(撮影:白木淳也/取材・文:北村有)

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