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大ヒット御礼企画☆『トイレのピエタ』のあのシーンを松永監督が大暴露〜宏(野田洋次郎)編



例のシーンは元々CGだった?!


「いや〜、森のシーンに興味を持っていただけて光栄です。何でも聞いて下さい!」
ニコニコと笑みを湛えながら、大ヒット映画の監督とは思えないほど気さくに握手の手を差し伸べてくださった松永監督。その謙虚なお人柄に感激しつつ、まずは一番気になっていた点を質問させていただきました。

―— 野田さんが森をバックに歌うシーンは、実はクランクアップ時には無かったという噂を聞きましたが、本当でしょうか?

松永監督「いや、シナリオにも最初からありました。あのシーンは物語において大切なシーンですし、脚本を書いてる頃から凄くこだわりを持っていました。なのでずっと、頭の中には『こういう感じの森をバックに宏を撮りたい』というものがありました。でも、撮影が始まっても、イメージに合う場所が見つからなかったんです。」

―— そういう場合はどうなるんですか?

松永監督「撮影日数の都合で森に行く時間が取れないので、プロデューサーと話して『そのシーンはグリーンバック(人物などを緑色の布をバックに撮影し、背景などをCGで合成する技術)で撮ろう』ということになりました。」

―— でも、やっぱりあのシーンは本物の自然じゃないと成り立たないように思えますが…。

松永監督「もちろんそう思います。宏を演じた(野田)洋次郎も『このシーンは特別だから、何とか森をバックに歌いたい』と言っていました。なので、撮影中も制作部の人にイメージ通りのロケ地を探し続けていただいたんですが、最終日になっても良い場所が見つかりませんでした。」

―— 結局、自然の中で撮影出来たんですか?

松永監督「ええ。色々ありましたが、撮影が全部終わった日に僕と助監督の1人と一緒に寝ないでロケハン行き、イメージ通りの場所を見つけてきました。」

―— まさに執念ですね(笑)。

松永監督「すごく思い入れのある場面だったから、自分で見つけに行っちゃいました。洋次郎も『自分は役者じゃないから、無機質なグリーンバックでは宏になり切れない。本物の自然があってこそ、自分は宏になれるんだ』って、プロデューサーに直接言ってくれたんですよ。それも、理想のロケーションを探す原動力になりました。」

―— 自然の中で撮影出来て、本当に良かったですね。

松永監督「ですね〜。僕にとってめちゃくちゃ大事なシーンだったし、映画のキモになる部分でもあったから、本当に良かったです。」

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