D-BOYS・山田裕貴が憧れの高岡奏輔とのエピソードも語った『闇金ドッグス』初日舞台挨拶
高岡さんの語る山田さんの印象は?
『ROOKIES』や『クローズ』を興奮しながら観ていたという山田さんが、闇金業者を演じた高岡奏輔さんとの共演について「緊張でタバコを持つ手が震える、震える」と話すと「初日のクラブのシーンで、まぁ震えてましたね(笑)」と高岡さんがおどける一幕も。
高岡さんが「年齢も若いのに、ピッとした佇まいで。初めてお会いしたんですが、ただのイケメン俳優という感じじゃなかった」と話すと、「もっと言ってください!」と小声で山田さん。その姿に、会場から大きな笑いが起こっていました。
タイトな撮影スケジュールだったそうで、キャスト同士話す時間もなかなかなかったそうですが「山田くんが、ヤクザらしくしっかりと腰が据わった重厚感のある男の人を演じていたので、僕も演じやすかったです。楽しんでお芝居できました」と高岡さんが語ったように、作品のダークさとは一転して、雰囲気のいい現場だったようです。
映画の見どころ
津田さんは見どころについて「台本を読んだ印象では、この映画に出てくる社長はいい人ではない感じがありましたし、いいやつなんてほとんど出てこない作品です。ただ、監督がすごいのは、ひとりひとりが息のある役になるように人間らしさを加えているところ。僕の演じる社長も家族がいて、家族を守るためにその仕事をしていて、アイドルをいじめようと思ってひどいことをしている訳ではない。ただ単に闇金や世の中の裏側を描いたということではなくて、一生懸命生きている人の人生を丁寧に描いている作品だと思います」と語っていました。
地下アイドル“けろリズム”のえりなを演じた冨手麻妙さんは「私は借金をしたことはないけど、元々地下アイドルみたいなことをしていたこともあり、アイドルの世界を生々しく描いた作品に『これだ!』と思って、ぜひこの役を演じたいという気持ちで挑みました。えりなは女ウケの悪いタイプだと思いますが、どこか女性としても共感出来る部分があると思うので、観終わったあとに『えりな、案外嫌いじゃないな』と思ってもらえたらうれしいです」と話し、「歌とか踊りより、けろリズムのポーズの方が難しかった(笑)」と本音を暴露(トップの写真でみんながやっているポーズです)。
ちなみに監督によると、このポーズには特に意味はないそうです(笑)。
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