『屍者の帝国』初日舞台挨拶は細谷佳正らの爆笑トークで大幅延長
三木眞一郎「眉毛のCGを2回観たい」
作品を観た感想を聞かれた細谷佳正さんは「本アフレコの前に、本番のキャストさんと代役とで前段階の絵作りのためにアフレコをやりまして、後半部分がすごい早い2月くらいだったんですが、ラストの方(とあるシーン)がその場で台本が上がってきたのでとりあえずやりました。」とコメントすると、牧原亮太郎監督が「通常、映画のアフレコってだいたい一度でやっちゃうんですが、一度全体像を見てから絵をFIXしたいと言うのがあって、本アフレコの2ヵ月前にプレアフレコをやり、最終的なブラッシュアップをしていきました。」と、『屍者の帝国』では映画作品としては珍しく本番前にプレアフレコを行っていたことが明らかに。非常に丁寧な作品作りを進めていったことがわかりました。
また、プレアフレコ時に物足りなかったと感じたので本アフレコのときにはトライできたという村瀬歩さんは「(収録時と違って完成したものは)体の無意識なところが音と絵に反映されてて、劇場で観る方が価値があるな〜と思いました。」と、改めて完成した作品に感激していた様子でした。
ヒロインのハダリーを演じた花澤香菜さんは「山澤さんの眉毛が気になります!」と、作品に登場する山澤静吾の眉毛について触れると、監督は「自分の趣味みたいなもんですかね〜。」と返答。山澤静吾は実在した大日本帝国陸軍の将校で、どうやら作品のなかではそんな日本のキャラクターも登場するようです。これはぜひ劇場で確かめてほしいと思います!
続いて、フレデリック・バーナビーを演じた楠大典さんは「音響試写会あったでしょ?二人(村瀬さんと山下さん)が誘ってくれなかったので、一人で家で見みましたよ。ヘッドホンをして聞いたら音もスゴイし、いろいろなところがCGでした。続けて2回も見ちゃいました。」と言うと、ここでアレクセイ役の三木眞一郎さんが「今までの話をまとめると、眉毛のCGを2回観たいってことですね。」と会心のボケを披露し、会場はこの日一番の爆笑に包まれました。
ニコライ・クラソートキン役の山下大輝さんは「息をつく暇もないほどアクションがすごかったり、今どこを観たらいいかわからないほど映像と情報がすごくて、ほんとに1回観ただけじゃ追いつかないので、何度も視点を変えて観てほしいなと思います。ちょっと泣きそうなシーンもあったりして。」と、アクションや泣けるシーンなど、見どころが満載であることをアピールしていましたよ!
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