岡田准一×山崎貴『永遠の0』コンビ再び―映画『海賊とよばれた男』映画化決定!
2013年度本屋大賞1位を獲得した百田尚樹のベストセラー小説『海賊とよばれた男』の実写映画化が決定した。
本作のメガホンを取るのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年公開)、『永遠の0』(2013年公開)で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した山崎貴監督。主演は2015年日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞(『永遠の0』)、最優秀助演男優賞(『蜩ノ記』)をダブル受賞した岡田准一。
映画『永遠の0』コンビが再び手を組み、ベストセラー小説の映画化にあたることとなった。撮影はすでにクランクインしており、2016年冬に全国公開を予定している。
映画化にあたり岡田准一&山崎貴監督のコメント
岡田准一コメント
オファーをいただいた時は正直驚きましたが、山崎貴監督が「共に戦おう」とおっしゃって下さいました。山崎監督を始めとした『永遠の0』チームで再び撮影できることを大変嬉しく思いますし、主人公の国岡鐡造のように数々の苦難を乗り越え、道を切り開いていく姿を体現できたらと思っています。
激動の時代を生き抜いた人物をしっかり演じられるように頑張ります。皆様に楽しんでいただける作品を目指し、スタッフ、キャストの皆様と共に一丸となって、撮影を乗り切りたいと思います。
山崎貴監督コメント
・(本作を映画化しようと思ったきっかけ)終戦直後のあの時代、皆が下を向いていたときに、とんでもないことをしでかした男達が居たと言うことへの驚きが原動力です。その背景を探求したくなったのです。
・(原作の魅力)逆境の中でも藻掻きに藻掻いて、少しでも前に進もうとする人間達の素晴らしさではないでしょうか?
・(主演に岡田准一さんを起用された理由)一人の役者で若い時代から壮年までを通したいと思いました。それを実現できるのは岡田君しか居ないと思いました。
・(『永遠の0』チームが再集結して挑む撮影への意気込み)『永遠の0』がライバルになってしまうので大変です(笑)
戦中から戦後へ……この作品はある種『永遠の0』と対になる作品になるのではと思っていますので、ちゃんと対抗出来る作品に育てたいと思っています。
<ストーリー>
1945年。B29の群れが東京上空を覆いつくし、無数の焼夷弾が落下してくる。焼き尽くされていく美しくも残酷な風景。迎撃するために燃え盛る東京をバックに離陸していく戦闘機“月光”。しかし燃料不足により、機数も少ないうえに上昇力も弱い月光は、あえなく迎撃されてしまう。その地獄のような光景を国岡鐡造はただ見つめているしかなかった…。
玉音放送が響く中、銀座歌舞伎座裏に奇跡的に焼け残った国岡商店ビルから聞こえる鐡造の声。「愚痴をやめよ、戦争に負けてすべてを失おうとも日本人がいる限りこの国は再び立ち上がる。日本は石油を求め、石油をめぐる戦いに敗れた。今後この国が復活するためには石油が必要になる。だからこそ我々が働かなければならない!」
主要燃料が石炭だった時代から、石油の将来性を予感して石油業にまい進してきた国岡鐡造は、戦後、石油の販売ができない時にも誰一人クビにすることなく、ラジオ修理などあらゆる業種に仕事を見出して店員たちを鼓舞し、GHQや官僚的な石油公団にも屈することなく独自の経営哲学とその行動力により、石油販売網を拡大していく。
やがて、アメリカ石油資本のメジャーも鐡造を警戒し、敵視するようになり、その圧倒的な包囲網で、国岡商店の石油輸入ルートはすべて封鎖されてしまう。
八方塞がりの状況の中、その時鐡造が選択したのは、国岡商店の至宝である“日承丸”をイランに送ること。しかし、イラン石油を輸入することは英国を完全に敵に回すことだった。英国の圧力により貧困にあえぐイランと自らを重ね合わせ、既得権益に胡坐をかく米英らメジャーとの本当の意味での戦いに突入する国岡商店。
果たして、日承丸は英国艦隊の目をかいくぐり、無事に日本に帰還することができるのか?そして、“海賊”とよばれ恐れられた、国岡鐡造の運命は!?
映画『海賊とよばれた男』は2016年冬、全国東宝系ロードショー。
公式サイト http://kaizoku-movie.jp/
(c) 2016「海賊とよばれた男」製作委員会
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