葉山奨之、独占インタビュー|映画『流れ星が消えないうちに』
これまでは「大人になりたくない」と言っていた
―映画『クローズ ZERO』での小栗旬さんの演技に憧れを感じ、この世界に足を踏み入れたそうですが、不良役というのは憧れますか?
憧れはあったのですが、ここ最近は僕には出来ないかなと思っていたりします。
―それはどうして?
僕は強そうにも見えないし、どちらかというと卑怯な人間の役のほうが向いていると思うんです。不良役だとしても、ナイフ振りかざすとか、ちょっと猟奇的な感じとかだったら出来ると思いますが、不良の大将みたいなのは無理だなと。
―instagramを見ていると、スケボーとかもしていますよね?スポーツも万能そうだなという印象ですが。
結構みんなに言われますが、全然スポーツ得意じゃないんです。本当に運動神経良くないので。
―それは意外ですね。じゃあ、どちらかというと文系タイプなのですか?
文系とかって言えたらカッコいいんですけど、文系でもないです。運動も出来ないし、これといって特技もないので、言うならば“ただの人”です(笑)
―来月、12月には20歳になられますよね。成人を迎える上での目標みたいなのはありますか?
“大人”になりたいなと思います。これまでは「大人になりたくない」ってずっと言ってたのですが、ここ最近は何か変わらないといけないなと思うようになりました。
―心境に変化が?
現場で、多くの“大人”の方々と一緒にいることが多くなって、色んな話をしていたりすると、このままでは駄目だなと思うようになってきて、今はとにかく落ち着きたいですね。舞台挨拶とかでも、ピシっとした落ち着いた感じになりたいです。
―年齢だけじゃなくて、中身から“大人”になるということですね。
あと、髭を生やしてみたいです。自分の中で何か変化があるとか聞くし、それを体験してみたいです。
映画『流れ星が消えないうちに』11/21より公開
映画『流れ星が消えないうちに』は、発行部数30万部を超え、広く親しまれている橋本紡の同名小説を映画化した、ヒューマンラブストーリー。恋人を事故で失った女性が新恋人や周囲の人々との交流を通して再生していく姿を武蔵野を舞台に綴ります。2015年11月21日(土)より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー。
(C)2015 映画「流れ星が消えないうちに」製作委員会
(取材・文/黒宮丈治)
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