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2015年12月27日

加藤:めんどくさいことに挑戦して―加藤シゲアキが母校で行定勲監督と討論会

加藤:めんどくさいことに挑戦して―加藤シゲアキが母校で行定勲監督と討論会



ピンクとグレイ


映画『ピンクとグレー』より

学生:加藤さんと行定監督は自分を白木蓮吾と河田大貴でいうならば、どちらのタイプになりますか?

加藤:よくモデルはいるんですかと聞かれますが、小説を書いている時は、どっちも自分なのかなと思っていました。でも小説は一人称で書かれているので、りばちゃんなのかなと。

監督:
どっちでもないですね。皆さんは、ピンクとグレーは対立しているものだと思うかもしれませんが、僕は、対で1つだと思っています。寄り添い合っている関係というか。色の視点からいうとピンクとグレーはとても相性が良いんです。だから客観的に見るとごっちとりばちゃんの関係性は羨ましいですね。

学生:25歳までに小説を書くという夢を見事叶え、小説家としてNEWSとしてご活躍されています。我らが青山学院大学のOBという立場から、就職活動など夢に向かって突き進んでいく学生たちに、改めてメッセージをお願いいたします!

加藤:
生きていくことは、とてつもなく大変でしんどいことだと思っています。でも安定してしまったらきっとつまらなくなってしまう。だから、思う存分めんどくさいことに挑戦して、スキルを身につけて頑張ってください!

MC:行定監督も是非、アドバイスをお願いいたします。

監督:
大学に通う本当の意味がわかるのは、もしかしたら20年後になるかもしれません。でも精一杯やりたいことをやってほしいです。そして頑張っている姿を見ていてくれる人はいると思います。大変でも乗り越えてほしいですね!

最後に、それぞれからメッセージが送られた。

加藤:
今日のように、学生の皆さんとコミュニケーションを取る機会はなかなかありません。短い時間でしたが、とても楽しかったです。今日の場が、皆さんにとって少しでも、人生の参考になれば嬉しいです。ありがとうございました!

監督:
僕は観客が映画を作ると思っています。お客さんは受け手の立場だけでなく、世の中を変える存在です。僕にとって『ピンクとグレー』は冒険でした。今日のテーマは、世界を変える討論会ですよね。映画も1つの世界だと思っています、だから皆さんの反響によって、映画の世界が変わると感じています。

映画『ピンクとグレー』は2016年1月9日より全国公開。

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(C)2016「ピンクとグレー」製作委員会

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