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ヴィム・ヴェンダース製作総指揮!6人の監督による異色のドキュメンタリー
ヴィム・ヴェンダース製作総指揮!6人の監督による異色のドキュメンタリー
(C)Ali Olcay Gozkaya
ヴィム・ヴェンダースら、6人の監督によるオムニバス・ドキュメンタリー映画『もしも建物が話せたら』が、2016年2月20日より公開となる。
建物が一人称で語りかけてくる映画『もしも建物が話せたら』
(C)Wolfgang Thaler
もし建物が話せたら、私たちにどのような言葉を語り掛けるのだろうか。建物は文化を反映しており、社会を映し出す鏡でもある。一昔前、欧米ではその街を代表する建物は教会であり、教会を見ることによってその街の文化も人々の暮らしも垣間見えた。現代におけるその街を象徴する建物とは?世界の名監督6人がそれぞれの街で人々と思い出を共有する、思い出の詰まった文化的建物のストーリーを描き出す――
(C)Alex Falk
映画『もしも建物が話せたら』は、ヴィム・ヴェンダースを製作総指揮に迎え、6人の監督が思い入れのある建築物の心の声を描き出す、オムニバス・ドキュメンタリー映画だ。WOWOW「国際共同製作プロジェクト」として製作され、2014年にベルリン国際映画祭と東京国際映画祭で上映され大きな話題となった。
ロバート・レッドフォード監督は、自身が11歳の時にかかったポリオの予防接種を開発したソーク研究所。ヴィム・ヴェンダース監督は、地元からベルリン・フィルハーモニーを、『100,000 年後の安全』のマイケル・マドセン監督は、世界で最も人道的だと言われ、再犯率がヨーロッパで最も低いノルウェーのハルデン刑務所を。マルグレット・オリン監督は、屋根まで歩いて登る事が出来るノルウェーのオスロ・オペラハウスを、カリム・アイノズ監督は、個人的に関係性のある建物を選ぼうと、17歳の時に移り住んだパリからポンピドゥー・センターを選択。ロシア国立図書館を選んだ、ドキュメンタリーに魂をささげたミハエル・グラウガー監督は、これが遺作となった。
(C)Wim Wenders
6人の監督の個性が1つに集結し、「建物には命が吹き込まれ、一人称で我々に語りかけてくる」という、これまでになかった新感覚ドキュメンタリー映画『もしも建物が話せたら』は、2016年2月20日、渋谷アップリンクほか全国順次公開。
画像ギャラリー
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