映画コラム

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2016年04月06日

90分で見れる!大人も子供も笑顔になれる『ミニオンズ』の魅力

90分で見れる!大人も子供も笑顔になれる『ミニオンズ』の魅力

「生きる目的を失った主人公たち」…言葉だけ聞くととてもシリアスな映画を連想したくなりますよね。


安心して下さい。本日ご紹介するのは大人も子供も楽しめる映画「ミニオンズ」です!上映時間は91分!この時間もあって子供も安心して楽しめる印を出すことが出来ます。

ミニオンズ (字幕版)



 

本当の主人公はグルーだったのに!!


「ミニオンズ」を制作したユニバーサル・ピクチャーズと言えば、「E.T.」や「ジュラシック・パーク」、「ジョーズ」、最近では「ted」「ジュラシック・ワールド」など、数々の名作を世に送り出してきた映画会社として有名です。

そんなユニバーサルの中で"人気キャラクター"と言えば今やミニオンでしょう。2015年に公開された今回ご紹介する「ミニオンズ」ですが、実は元々脇役のキャラクターだったのです。

2010年に公開された「怪盗グルーの月泥棒」、そして2013年に公開された「怪盗グルーのミニオン危機一発」。作品名の通り、怪盗グルーが主人公で、ミニオンたちは“グルーの手下”というポジションでした。しかしミニオンたちの大変な人気ぶりから彼らを主人公とした1本の映画がつくられてしまったというわけです。

ボスがいないと生きる目的を失うミニオンたち…


英語でminion(ミニオン)は「手下」を意味する単語です。本作品の主人公であるバナナのような形をしたかわいい生物の彼らにつけられた名前ですが、その単語の意味する通り、ミニオンたちは常に「強いボス」を求めるという変な習性をもっています。

本作品は「怪盗グルー~」の前段階、エピソード0のような位置づけで、ミニオンたちが現在仕えているボス・グルーに出会う前を描いた物語。昔からミニオンたちは骨の髄まで“手下気質”で、文明を築いて自力で生きていくことができるのに「ボスがいないと満たされず、生きる目的もなくむなしい…」と感じる“ちょっとダメな奴”なんですね。

そこがまたかわいくて、愛される理由だと思うのですが、恐竜やドラキュラなど、さまざまな時代の凶悪なボスに仕えてきたミニオンたちが、なぜ現在グルーを選んだのかというところが本作品では明らかになります。

日本でも興行収入50億円を超える超大ヒット!


新たなボスを探すべく、しっかり者のケビン、ギターを弾くのが好きなスチュアート、弱虫で甘えん坊のボブと、個性バラバラの3人が冒険の旅へ出発するところから物語ははじまります。ドタバタの旅なので、あっという間に90分が過ぎること請け合いです。

字幕版と吹替版の2つがあり、僕は見やすいので吹替版を見たのですが、女悪党スカーレット・オーバーキルの声が字幕版だとサンドラ・ブロック、吹替版だと天海祐希とどちらも名女優なので、どちらがお勧めかと言われると…非常に難しいところです。

ちなみに、2015年に公開された本作品は興行収入50億円を超える超大ヒットを記録し、来年2017年にはミニオンたちが登場する「怪盗グルー」シリーズ第3弾が公開されます。

大人も子供も虜にしてしまう可愛さのミニオンたち。そいえば今年はユニバーサル・スタジオ・ジャパン15周年ということで、こちらではリアルミニオンたちがいつもより増殖してパークで出迎えてくれるそうですよ。

まだまだミニオンたちから目が離せません!

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「シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」


「RIZE」


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「JFK:すべてが変わった日」

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(文:廣田喜昭)

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