映画コラム
ビールが最高においしそうな映画!!ビール片手にこの夏ぜひ!!
ビールが最高においしそうな映画!!ビール片手にこの夏ぜひ!!
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憂鬱な日が続いておりますが、暑い日も出てきてビールが美味しい季節となってきました。
ビールを片手におうちで映画、そのビールを最高においしく感じさせるコメディ映画を本日はご紹介。
タイトルは…『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!』です
『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!』とは?
タイトルからして真面目な映画では無いことがわかるでしょう。
とてもざっくりとこの作品の設定を言いますと、
「宇宙人に侵略された生まれ故郷で、5人おっさんが12軒ハシゴ酒して街を救おうとするお話」です。
上の説明は一切盛っていません。宇宙人を倒すにはとにかく12軒のパブをハシゴしてビールを飲み続けるしか無いのです。
本当です。冗談に聞こえますが本当にこういう話なのです。
ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒という学生時代に達成できなかった挑戦にリベンジすべく、故郷であるイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンに戻ってきた中年男性たち。終点となる12軒目のパブ、ワールズ・エンドを目指して、ひたすら飲みまくっては大騒ぎする彼らだったが、どこか街の住民たちの様子がおかしいことに気付く。やがて、住民が何者かによって操られていることが判明。目を光らせて青い血を流す彼らに追い掛けられながらも、五人はハシゴ酒を成し遂げようと逃げては飲んでを繰り返していく。
参照:http://www.cinematoday.jp/movie/T0012570
驚くほどビールが美味しそう
この映画はくだらないコメディ映画なので「楽しんだ者勝ち」のところがあります。真面目に見たら突っ込みどころばかりで疲れてしまいます。
そしてこの映画は、ビール好きかそうでないかで見える世界が変わってくると思います。
私はビールが大好きな人間で、毎日飲まないと気が済まないほど。そんな私にはこの映画で映されるビールがまあ美味しそうに見えること!
これ、おそらくビールがお嫌いな方にはわからないと思います。あの金の輝き!絶妙な泡の量!そしてそれを飲む主演のサイモン・ペッグらの表情!
ビール好きの方なら片手にビールを持ちながら飲まないと苦痛かもしれません。それくらいビールが美味しそうな映画なのです。
豪華キャストと映画パロディも面白い
本作の主演は『スター・トレック』シリーズや『ミッション・インポッシブル』の直近2作などでお馴染みのサイモン・ペッグ。
他には『ホビット』シリーズやBBCドラマ『シャーロック』でお馴染みのマーティン・フリーマン。『ゴーン・ガール』で怪演を見せたロザムンド・パイクら豪華キャストが脇を固めます。
そして映画のパロディが散りばめられているのも映画好きには嬉しいところ。『ボディ・スナッチャーズ』、『地球が静止する日』、『オーメン』、『遊星からの物体X』などのパロディが見受けられます。
もちろんこれらは本編を近いする上で必要不可欠な情報ではありません。知ってたらなお楽しいくらいなので予習とかは一切必要ありません。
まとめ
もう一度繰り返しますが、本作は、
「宇宙人に侵略された生まれ故郷で、5人おっさんが12軒ハシゴ酒して街を救おうとするお話」
です。
そして
「とにかく出てくるビールが美味しそうない話」
です。
ちなみに「ワールズ・エンド」ということで世界の滅亡を連想させますが、これはパブの名前です(笑)どこまでもくだらないところがたまりません。
ビール好きのみなさんは、一度ご覧頂くだけじゃなくビールを飲む時暇さえあればこの映画をご覧頂くくらいでも良いと思います。
本当にくだらない映画ですが、本当におもしろくて、本当に酒の肴に最高の映画です。
既にDVD発売中、Hulu等一部動画配信サービスもご覧頂けますので是非チェックしてみてくださいね。
(文:柳下修平)
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