知念侑李が走りに負け「もう一度映像を!」『超高速!参勤交代 リターンズ』セレモニー
公開が2016年9月10日(土)に迫った『超高速!参勤交代 リターンズ』の完成を祝うスペシャルセレモニーが8月3日、銀座松竹スクエアにて行われました。
ゲストには佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、柄本時生、六角精児、中尾明慶、富田靖子、陣内孝則、西村雅彦、本木克英監督、菊千代(猿)が登場。
『超高速!参勤交代 リターンズ』は2014年に公開となった『超高速!参勤交代』の続編。資金も人材も時間もないなかで秘策を重ねて無事に参勤交代を成功させた湯長谷藩の藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)とその仲間たちでしたが、今度は急いで江戸から湯長谷に帰らなければならない事態が発生。数々のアクシデントに巻き込まれながら、内藤政醇たちがこの大ピンチをどう乗り切るかが見どころです。
さて、そんな忙しい参勤交代を描いた本作にちなんで、セレモニーでは“SANKINPIC 2016”と称した、まるでオリンピックを思わせる競技プログラムを実施。なんと、男性キャストだけがこの場で超短距離走を行うというビックリ企画!最速の参勤交代を成し遂げた男たちのなかから最速の男を決めるというのです!
先に登場した深田恭子がスタートの合図を担当し、富田靖子と本木監督が持つゴールテープを目掛けて男性キャストが一斉に発走します。
これから走るというのに、袴姿で入場ゲートから登場した男性キャスト10名。
息つく暇もなく、あれよあれよといううちにスタートラインに立たされていました(笑)キャストたちはこういったセレモニーを経験したことがあるのか、みんな不安げな表情です。
深田恭子が「よーい!」と言うと、ドンっ!という音とともにスタート!
勝負はあっと言う間!
雲隠段蔵を演じた伊原剛志が優勝し、深田恭子から金メダルが授与されました。
一息ついたあと、湯長谷藩の藩主・内藤政醇を演じる佐々木蔵之介は「リターンズの撮影で走ったとき以来の袴で走りました。映画で走ったときの1000分の1も走ってないんですけど、本気で走りました。袴を上げて走らなあかんと思ったら、伊原さんがもう行ってました(笑)」と、本作では撮影中にたっぷり走ったことを明らかに。
内藤政醇の妻・お咲を演じる深田恭子は男性陣の走りを前に、「みなさん打ち合わせのときは大人がこの距離を本当に走るのかとおっしゃっていたんですが、素敵でした。とても面白く見させていただきました」と言うと、優勝した伊原剛志は「優勝したらこれ(金メダル)よりも深田のチューがもらえると思って走りました」とコメント。残念ながらチューはもらえませんでしたが、最速の男になれたことに満足そうでした!
鈴木吉之丞を演じる一番年齢の若い知念侑李は「一位にならなきゃいけないと思って必死に走ったんですけど、伊原さんがすごく速かったです。リーチ(高さ)が足りなかったですね」と悔しさを言葉にすると、寺脇康文が「テープの下を通ってたんじゃないの?」と突っ込むと、知念は「もしかしたらそうかもしれないですね。もう一度映像をチェックしてもらいたいと思います(笑)」と、寺脇にいじられるシーンも。
富田靖子は「このレースを見て映画を見ているようでした。走りも迫力がありましたけど、目力というか、顔からにじみ出るエネルギーを感じました」と、男性陣の一生懸命さを評価。
一方で、袴姿で走ったことについて聞かれた陣内孝則は「なんでこんなことを考えたんだ!と思いました」と、企画そのものにツッコミを入れていました(笑)
本木克英監督は「トップは伊原さん、次点が知念くんだと思った。最後は知念君の思いやりが感じられるレースだったと思います」と、残念がっていた知念をフォローする場面も。会場にいる知念ファンのことを考えたコメントだったのかもしれません!
セレモニーの最後に、佐々木蔵之介は「この場の何千倍も走って、何千倍も汗かいて、何千倍も熱量がある映画です。みなさんぜひ劇場に僕たちを応援しに来てください」と、本作への自信を見せました。
まさか男性陣10名がセレモニーの場で走る企画を見られるとは思っていなかったので、筆者も非常に楽しめました!本作ではもっともっと走っている姿が楽しめるようなので、とても期待しています。『超高速!参勤交代 リターンズ』は9月10日(土)に公開予定です。
(取材・文:アスカ)
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