佐々木蔵之介「やりすぎ満載」と自信『超高速!参勤交代 リターンズ』舞台挨拶
陣内孝則「知念くんとすみ分けたほうがいいかなと」
今回の舞台挨拶、キャスト陣から、劇中でのメイクについてのこぼれ話がいくつも語られました。
六角精児さんは、死人のふりをするシーンがあり、死人メイクもしたそうですが、「メイクさんが自由奔放になって、キャンバスのように顔にいろいろと塗りたくられて、スタッフさんともども笑っておりました」だそう。これは、要チェックの場面ですね。
あやしげな坊主・極蔵を演じた中尾明慶さん。本作からの参加となりましたが、「みなさん優しいんでだいぶ和んだと思っていたんですが、さきほど、蔵之介さんから『お前、撮影のときより髪伸びたな』といわれて、『いや、俺、特殊メイクなんですけど』って、全然コミュニケーションとれないで終わってたんだってさっき知りました」とほんのり悲しいエピソードを披露。なお、佐々木さんは、撮影のときに中尾さんが特殊メイクに時間がかかるのを「大変やな」と思っていたにもかかわらず、この日、それをすべて忘れていたそうで、「申し訳なかったです」とあやまっていました。
そして、本作でデビッド・ボウイを意識して濃いメイクをしたという陣内孝則さん。「あまりメイクをしないと、持ち前の善良さやさわやかさが出てしまうもんですから、できるだけレインボーカラーのアイシャドウを使いました。まじめにメイクすると知念君と顔がかぶってしまうのですみ分けたほうがいいのかなと」と話し、笑いが起こる中、「何か問題でも?」とぴしゃり。本木監督から「大先輩のトレンディ俳優」といわれた陣内さんですが、ベテランの小粋なトークはさすがでした、
「一番成長」と監督絶賛!「主演男優賞」の座に輝くのは?
本作のキャスト陣で、本木監督が「一番成長した俳優さんです」と賛辞を寄せたのが、この方。そう、猿の菊千代さんです。
「ここを見てほしい」というシーンは?という質問を受けた菊千代さん。「自分でいうのもなんですが、佐々木さんや監督、いろいろな方から大絶賛をいただいていまして、今年は申年ということで“猿”という字を書いて“主演男優賞”をいただけるんじゃないかと思うので、全シーン見ていただきたい」とのことでした。
豪華キャスト陣が仲良くトークを繰り広げた舞台挨拶。最後は、「肩の力を抜いて、楽しんでください」(本木監督)「このやりすぎ満載はこれで最後なので、見に来てください。超高速で参勤の帰りをやるだけの映画。でも、時代劇ってこんなに面白い、かっこいい、自由なのかと思っていただければと思います」(佐々木さん)と、締めくくられ、終了しました。
2014年に公開され大ヒットした『超高速!参勤交代』の続編『超高速!参勤交代 リターンズ』。前回、江戸への参勤を成し遂げた弱小貧乏藩の面々が、故郷に帰る道中再び大ピンチに見舞われるストーリーが描かれます。2016年9月10日より全国ロードショー予定です。
(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
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