マフィア梶田、実は◯◯!なぎら健壱との初共演で、思わずポロリ。
ベン・アフレックが監督・脚本・主演を務める映画『夜に生きる』の特別試写会が都内で行われ、トークショーになぎら健壱とマフィア梶田が登壇した。
映画『夜に生きる』より (C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.
映画『夜に生きる』は、全米でベストセラーを記録したデニス・ルヘインによる同名クライム小説を実写映画化する作品で、3人の女性との出逢いを経て、“夜に生きる”と決意した男の姿を描く。2012年に『アルゴ』で監督・主演を担当し、全米では“ポスト・イーストウッド”と称されるベン・アフレックが、本作では監督・脚本・主演を務める。ベン・アフレックがデニス・ルヘインの作品を映画化するのは『ゴーン・ベイビー・ゴーン』以来2度目。
ベン・アフレックが演じるのは、警察官の父の下、厳格な家庭に育ちながらもギャングの世界に足を踏み入れる男・ジョー。そのほか、エル・ファニング、フレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ、クリス・クーパーらが脇を固める。製作を担当するのは、レオナルド・ディカプリオ。
昨日、5月3日に本作の特別試写会が行われ、フォークギターと酒をこよなく愛する男・なぎら健壱と、ゲームサイトなどでフリーライター務め、その他ラジオパーソナリティ・イベントMC・声優としてマルチに活躍する、2次元を愛する男・マフィア梶田によるトークショーイベントが実施された。
禁酒法時代のボストンを舞台に欲望渦巻くギャングの世界でのし上がろうとする男の人生を描いた本作。会場はクライム映画ファンで立ち見が出るほどの盛況ぶりとなった。期待高まる中、なぎら健壱とマフィア梶田が登場すると、ディープな2人の初共演だけあり、待っていましたとばかりに大きな拍手が起こった。
イベントでは、なぎら健壱はキンミヤ焼酎、マフィア梶田はメーカーズマークと、それぞれ好みの酒を片手にスタート。
「『Good Bad Boys』という映画もありますが、この映画には悪い奴だけど憎めない所を可愛く見せる手法がありますよね。時代背景が良くてM1928というトンプソン・マシンガンが出てきたり、とくに衣装は見事でしたね」と語るなぎら健壱。
それに対してマフィア梶田は「クールですよね。マフィアがかっこよく見える。マフィア梶田という名前からしてクライム映画好きだと思われるんですよ。実はおもしろい名前を付けてくれることで有名な僕の先輩が付けてくれたんですけどね。ギャング映画は『ゴッド・ファーザー』が大好きで、一番好きな映画を聞かれたらこれを答えると決めているんです」と、自身の名前の由来を明かす。
それに対してなぎら健壱は「僕は「荒ぶる血」のジェイムズ・カルロス・ブレイクが原作なのかと思ったら違って、『ゴッド・ファーザー』の匂いもありますよね」と語ると、マフィア梶田は「マフィア映画なのに主人公がマフィアに染まらない所が良いですよね。ベンは単なるマフィア映画ではなく、一人の男の生き方を見せたかったのではないでしょうか。普通のクライム映画は破滅の美学があって火薬みたいな生き様に憧れて感動するみたいな所があるのですが、本作は違ったアプローチをしているので、そこに注目して欲しいです」とクライム映画としての本作の魅力を思い思いに語る。
映画『夜に生きる』より (C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.
続けて話題はクライム映画には欠かせない魅力的な女性キャラクターへ。本作にはベン・アフレック演じる主人公ジョーの人生を左右する3人の美女(エル・ファニング、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ)が登場するが、中でも心惹かれたキャラクターについて聞かれ、なぎら健一は「エル・ファニングも良かったね。みんな素敵だけどみんな危ない(笑)」と答え、さらに「僕が素敵だと思う女性は森昌子さんです。もう芸能生活45周年になりますが、その人本人に惚れるというより、その役柄に惚れるんですよ。その作品で惚れさせられるってことが大事ですよね」と、森昌子ファンであることを語った。
映画『夜に生きる』より (C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.
マフィア梶田は「恋に落ちるなら、シエナ・ミラーが演じたエマのような奔放な女性ですが、奥さんにするなら良妻賢母のグラシエラですね。でも一番の曲者はまじめな女性だったりするんですよね(笑)」と会場の笑いを誘う。
映画『夜に生きる』より (C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.
また、アメリカの背景として禁酒法があったからこそ様々なギャング映画が生まれたということで、お酒にまつわるエピソードを問われると、マフィア梶田がまさかの下戸であることを明かすと、会場は笑いに包まれる。対するなぎら健壱は、ご近所さんと飲むのが常だそうで、さらに古くから付き合いがあるというタレントのヨネスケとの武勇伝を匂わせた。
最後にタイトルにかけて“〇〇に生きる”というフレーズでメッセージをというお題に、なぎら健壱は「“エンターテインメントに生きる”。僕は好きなことを仕事にしているので、主人公のジョーが無法に生きているところに共感しました。是非この生き様を見てください」と回答。マフィア梶田は「劇中で”天国はどこにある?この地だ“という言葉がありますが、毎日が天国だという気持ちで生きたいですね。“自由に生きる”ですかね」と答え、映画とお酒を心から愛す2人の熱いトークに、男の生き様が垣間見られる大盛り上がりのイベントとなった。
映画『夜に生きる』は2017年5月20日(土)、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー。
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