涙なしでは見られない!「仮面ライダーブレイブ&仮面ライダースナイプ」を語る

■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

昨年2017年の夏の終わりに、ファンの大絶賛の声が飛び交うなか終了した『仮面ライダーエグゼイド』。

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「エグゼイド」ロスに陥りかけたファンを救ってくれたのは『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザーエンディング』の特報でした。

そこからの5か月間、「ファイナルステージ」や「平成ジェネレーションズFINAL」で更にエグゼイド熱を増幅させていただき、そしてようやくやってきた先日2月3日、「アナザーエンディングpart1」の「仮面ライダーブレイブ&仮面ライダースナイプ」がついに劇場公開されました。

レギュラー放送が終わってしばらく経つので、「エグゼイド」の世界に入れるのか…なんて。いらぬ取り越し苦労でした。飛彩や大我の声、そしておなじみの劇中歌で即「エグゼイド」の世界にただいま。

頭ではとっくにわかってるんですが、作品を見てみるとやっぱり「エグゼイド」の作風が大好きだと再確認し、帰ってからお気に入りのエピソードを一気見してしまうほどでした。

ここからは「ブレイブ&スナイプ」の感想を。

まぁ涙なしでは見れない作品でございました。

38話で正宗が小姫のデータを消し、飛彩のあの悲しい表情に泣いた「エグゼイド」ファンなら、誰しもがグッときます。

本編で描かれなかった飛彩と小姫の出会い、飛彩の小姫への心情の変化、そこからつながる小姫のゲーム病感染からの消滅、そしてクライマックスのやっと意思を交わせた飛彩と小姫を見て思ったこと。

あれ、小姫ちゃんめっちゃかわいいやん。

今まで心の内が見えてないわけではなかったのですが、飛彩への感情移入が大きかったからか、小姫が「世界で一番のドクターになって」と無表情で繰り返すあのシーンが、あまりにもインパクト強すぎたせいか、今まで小姫に対してかわいいという感情はあまりありませんでした。

小姫自身に、あまりフォーカスを合わすことができていなかったんだと思います。

しかし今作で小姫目線でエグゼイドの世界を見てみると、小姫の魅力を十二分に感じることができ、今まで感じなかったかわいいという感情がでてきたのかなと思われます。

僕は飛彩のクールな表情がとても好きですが、今作では小姫が目の前に現れたことによって感情を爆発させます。

それを見て珍しいなと思いつつ、飛彩というキャラクターがより好きになりました。

そこに、さらに珍しく、感情をグッと抑えた大我が飛彩を止めようとするんですが、ここが僕は「ブレイブ&スナイプ」の一番腰の部分だと思ってて、昔はひとりで背負いこむために、大我がわざと敵対してガシャットを奪ったりしてましたが、今回は100パーセント飛彩のために止めようとするんです。

一緒に闘って分かち合ったからこそ、今作では大我の飛彩に対する愛を見ることができるんです。

中盤で見られるレベル2同士での戦いも最高なんですが、昔に見たレベル2同士の殴り合いとはわけが全く違うんです。

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