それぞれに正義と正当性がある。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の見どころを語る
どうも、橋本淳です。
9回目の更新の今回は、、、
予告通り、この作品を。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
(C)Marvel Studios 2018
「やったーーー!!やっと観れたーーー!!」…と、ファンの皆様は待望でしたよね?(もちろんワタクシも)
MCUとして10年目の節目となり、『アイアンマン』から数えると18作目という今作。ようやく最凶の敵・サノスと、アベンジャーズのヒーロー達が、遂に対峙する期待大の作品。
当然。
そんなエベレストのように、聳え立つワタクシの期待値なんぞ、音速で飛ぶ飛行機が一瞬で飛び去る様に、悠々と越えて行きました。
アベンジャーズのヒーロー大集結。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラックウィドウ、ドクター・ストレンジ、ブラック・パンサー、スター・ロード、などなど、挙げていくとキリがないくらいの面々です。
それぞれキャラが立ち過ぎているので、ガチャガチャになるかなという懸念は、もちろん遥か彼方へ葬られました。
無駄な説明、無駄なシーンなどなく、ガシガシ前に進んで行くあの展開には、痺れます。
観客の心をガッシリ掴んで離しません。
(完全に18作を観ていることを前提に作っているのが、気持ちいいですね。終わった後に、映画館をあとにする若い子達が、「あれどういう意味?わかんなかったー」と言っていたのですが、"お主たち、全部順番通り観てから、出直してこい!"と怒号を飛ばそうかと思ったけれど、理性が勝ちました)
ガーディアンズの面々、の登場には、やはり滾りますね。なんというか、キャラもそうですが、それぞれに華があるので、これまでのアベンジャーズにはない、色合いと匂いを運んできます。そして、ワカンダ国ですね、彼らがどうアベンジャーズに絡んでくるか、というところも見所でした。
(嗚呼、言いたいこと、書きたいことがパンパンにあるのに、未見の人の為に、自制します。嗚呼、生殺し。飲み屋で語り合いたい。飲み屋で話したいのに、そのメンバーの中にひとりだけ観てない奴がいて、「自分まだ観てないから話さんといて」と止められるほどの生殺し感)
ヒーロー達がいいのはもちろんですが、今回はやはり、宿敵サノス!!
完全なヒールであり、最凶最強と謳われているサノス。しかし、その人間味がしっかり描かれているのも魅力の一つです。サノスの目的は、宇宙に散らばる様々な力を得られる、6つのインフィニティ・ストーンを集め、(指を鳴らすだけで)宇宙の人口を半分に減らす力を得ること。
こう聞くと、ドラゴンボール的なものを集め、大虐殺を行う、というよくある大悪党に聞こえるかもしれません。
が、サノスは人口増加による、食料不足、飢餓から人々を救う手立てのために、宇宙を一回リセットする、という彼なりの理屈がある。そして描かれるサノスの、“心情”(心情の描かれ方で、人物造形にさらに何枚ものレイヤーが足されました)。今作では、そこが重要なポイントして描かれています。
『シビル・ウォー』の時のように、視点を変えるとそれぞれには正義があり、それぞれに正当性がある。というのが今作の大きな魅力なのではないでしょうか。
(C)Marvel Studios 2018
ラストでは、、、、、
ああなるので、、
今後の展開として、どうなるのか、
ファンとしては心躍りますね。
キャプテン・、、、、
おっと、危ないですね。
ラストで疑問の残るかたはネットに沢山、ヒントというか、、答えが転がっておりますので、検索をしてみてください。(ワタクシも、!?、となったので、色々なページをサーフィンしました)
MCUの次作は『アントマン・アンド・ワスプ』になります。今回のインフィニティウォーには参加していないアントマンでしたので、その同じ時間の裏を描くのか、時系列をまったく違うのにするのか、予想するのが楽しいです。
2019年のアベンジャーズまでどうなるか、楽しみで生きる希望が持てました。ありがとうヒーロー達。
以上。
今回も橋本淳が、
おこがましくも
紹介させていただきました。
(文:橋本淳)
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