宇野愛海×落合モトキ『歩けない僕らは』の特報映像&コメントが到着!



(C)映画『歩けない僕らは』


宇野愛海と落合モトキが共演する、回復期リハビリテーション病院の新人理学療法士と、 彼女を取り巻く人々を描く映画『歩けない僕らは』の特報映像が公開された。



本作は、新人理学療法士・宮下遥を宇野が、脳卒中のため左半身が不随となった柘植を落合が演じる。また、理学療法士の田口リーダーを板橋駿谷、遥の同期の幸子を堀春菜、遥の彼氏・翔を細川岳、柘植の後輩・安田を門田宗大、病院の日野課長を山中聡が演じ、遥が担当していた患者タエ役でベテラン女優の佐々木すみ江が出演している。

「ガンバレとかうるせぇ」の佐藤快磨が監督を務める本作は、2019年に公開予定。



(C)映画『歩けない僕らは』


本作は、5/14(月)まで、一般から資金調達を募るクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」で、映画の映画祭出品及び東京・大阪での上映(佐藤快磨監督の長編第1作目である『ガンバレとかうるせぇ』との同時上映の機会も模索)のための宣伝費の支援を募っている。

佐藤快磨監督コメント


明日もし自分が歩けなくなったら。

大切な人が突然歩けなくなってしまったら。

歩ける自分がそれらについて考えることは、あまりにもおこがましく、それでもこの映画を「自分」が撮る意味をずっと探し続けていたような気がします。

あるセラピストの方が話した、「大事なのは、歩けるようになることではなく、歩いてなにをするかなんです。」その言葉は歩ける自分へ真っ直ぐに刺さり、誰もがひとりきりでは生きていけないという当たり前のことを、いつしか必死に考え続けるようになりました。明確な答えを提示できているかはわかりませんが、この映画とともに一生考え続けていけたらと思っています。

安田役・門田宗大コメント


僕が演じた安田は、人生を歩こうとしていない柘植を心配しています。彼も柘植に面倒を見てもらって今があり、拒絶しようとする柘植に必死で近づこうとします。必死で他人に向き合い、助けようとします。どんな人でも必ずいる、人生の大切な存在として、役を演じました。

この映画は、ゆっくりと静かに時が経っていきます。悲しいこと、辛いこと、衝撃的なこと。でもどんな場面に出くわしても、それは長い人生の一瞬の出来事であり、さらりと次の日がやってくる。次の日を生きていかなければなりません。

「歩けない僕らは」の魅力は、普通の映画のように完結する感覚は無く、人生の1ページだけを深く切り取ったかのような作品になっているところだと思います。

『歩けない僕らは』あらすじ


宮下遥(宇野愛海)は、回復期リハビリテーション病院1年目の理学療法士。まだ慣れない仕事に戸惑いつつも、同期の幸子(堀春菜)に、彼氏・翔(細川岳)の愚痴などを聞いてもらっては、共に励まし合い頑張っている。担当していたタエ(佐々木すみ江)が退院し、新しい患者が入院してくる。

後輩の安田(門田宗大)と 仕事から帰宅途中に脳卒中を発症し、左半身が不随になった柘植(落合モトキ)。遥は初めて入院から退院までを担当することになる。「元の人生には戻れますかね?」と聞く柘植に、何も答えられない遥。日野課長(山中聡)と田口リーダー(板橋駿谷)の指導の元、現実と向き合う日々が始まる。

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