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2018年08月06日

三谷幸喜新作は“政界”コメディ!『記憶にございません!』に中井貴一、ディーン・フジオカら出演

三谷幸喜新作は“政界”コメディ!『記憶にございません!』に中井貴一、ディーン・フジオカら出演



©2019フジテレビ 東宝



三谷幸喜監督の最新作『記憶にございません!』の製作が決定し、中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市が出演することが明らかになった。

映画監督作品8作目となる本作の舞台は“政界”。国民から嫌われ、史上最低の支持率を叩き出した総理大臣・黒田啓介。ある日、一般市民の投げた石が頭に当たり、彼は記憶喪失になってしまう。金と権力に目がない悪徳政治家から、一夜にして善良で純朴な普通の「おじさん」に変貌してしまった啓介。国政の混乱を避けるため、国民はもちろん、大臣たち、家族にさえ、記憶を失ったことを隠し、直近の秘書官たちに助けられながら、ギリギリなんとか日々の公務をこなしていく。やがて、あらゆるしがらみから開放され、真摯に政治と向かい合うことになった啓介は、次第に本気でこの国を変えたいと思い始める。



©2019フジテレビ 東宝



主人公の総理大臣・黒田啓介には、三谷作品に多数出演し、絶大な信頼を得る中井貴一。黒田総理を支える首相秘書官・井坂を、三谷作品初参加となるディーン・フジオカ、総理の妻・聡子を三谷映画初出演の石田ゆり子、政界を牛耳る官房長官・鶴丸大悟を、三谷監督が脚本を担当したNHK大河ドラマ「真田丸」での好演が記憶に新しい草刈正雄、総理をゆするタブロイド紙のフリーライター・古郡を、三谷映画には欠かせない佐藤浩市が演じる。



©2019フジテレビ 東宝



今回初出しとなる三谷幸喜監督の写真は、東宝スタジオ内の官邸・執務室セット内で撮影されたもの。本作の撮影は、東宝スタジオと湾岸スタジオを中心に7月10日からクランクインしており、8月末にクランクアップ予定。

映画『記憶にございません!』は、2019年に全国東宝系にてロードショー。

三谷幸喜監督コメント


僕の最新作『記憶にございません!』、舞台はです!といっても、政治風刺がしたいわけではありません。あえて言うなら政治ファンタジーでしょうか。主人公の黒田啓介は総理大臣。ある日突然彼は記憶喪失になってしまいます。もし目が覚めてすべての記憶を失っていたら?そしてどうやら自分は一国の首相で、しかも国民から嫌われている史上最悪のダメ総理だったとしたら、あなたはどうしますか?ね、ちょっと面白そうでしょ?
キャストには中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市と、ステキな皆さんが揃いました。その他にも超豪華キャストが多数出演しますが、今はまだ内緒。今回は小出しにしていきますよ。今後の発表を楽しみにしていて下さい。
政治を扱ったコメディというのはとても難しくて、邦画だとあまり記憶がありません。でも、僕には自信があります!ご期待下さい、必ず、勝ちます!!!


キャストコメント
中井貴一


久しぶりに三谷さんとタッグを組ませていただきます。
日本のエンターテイメントコメディの傑作を目指し、
毎日酷暑の中撮影に取り組んでおります。
大人が楽しめるジャパニーズコメディ、ぜひお楽しみに!!


ディーン・フジオカ


1997年から続く歴史ある三谷監督作品に、今回初めて参加させて頂く事となりました。
中井貴一さん演じる総理大臣を陰で支える首相秘書官、井坂役を演じさせて頂いていますが、日本を代表するキャストの方々、制作スタッフの方々との撮影は、とても貴重な経験となっています。
この大作コメディ映画の一員として、本作品に貢献できればと思っています。


石田ゆり子


初めて参加する三谷幸喜さんの映画。
お話をいただいた時から嬉しくて嬉しくてたまりませんでした!
「記憶喪失の総理」の妻…その役どころを聞いただけで、なんだかすでに、心楽しいのは何故なのでしょう。中井貴一さんはじめとする素晴らしいキャストの皆さんと共に、三谷さんの世界を生きたいと思います。スピード感のある現場なので、日々集中、気合いです。頑張ります。


草刈正雄


久々の三谷作品でとてもワクワクしています。
三谷さんとまた、一緒に仕事ができることがとても嬉しいです。
中井さんとの共演も久しぶりで楽しみです。
久々の三谷ワールド、思いっきり楽しみたいと思います。


佐藤浩市


三谷監督ならではの長回しがあり、いい意味での緊張感の中、
中井貴一さんとの互いの信頼感から生まれる心地よい間合いの芝居を楽しんでいます。
今回は政界が舞台ですが、地面から少しだけ浮いているような、
不思議とリアル過ぎない三谷ファンタジーを楽しんで頂けたら嬉しいです。


ストーリー概要


病院のベッドで目が覚めた男。自分が誰だか、ここがどこだか分からない。一切の記憶がない。
こっそり病院を抜け出し、ふと見たテレビのニュースに自分が映っていた。
演説中に投石を受け、病院に運ばれている首相。
そう、なんと、自分はこの国の最高権力者だったのだ。
そして石を投げつけられるほどに…すさまじく国民に嫌われている!!!

部下らしき男が迎えにきて、官邸に連れて行かれる。
「あなたは、第百二十七代内閣総理大臣。
国民からは、史上最悪のダメ総理と呼ばれています。
総理の記憶喪失は、トップシークレット、我々だけの秘密です」
真実を知るのは、秘書官3名のみ。

進めようとしていた政策はもちろん、大臣の顔と名前、国会議事堂の本会議室の場所、
自分の息子の名前すら分からない総理。
記憶にない件でタブロイド紙のフリーライターにゆすられ、
記憶にない愛人にホテルで迫られる。
どうやら妻も不倫をしているようだし、息子は非行に走っている気配。
そしてよりによってこんな時に、アメリカ大統領が来日!

他国首脳、政界のライバル、官邸スタッフ、マスコミ、家族、国民を巻き込んで、
記憶を失った男が、捨て身で自らの夢と理想を取り戻す!
果たしてその先に待っていたものとは…!?

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