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2018年08月22日

長回し&ハンディカム撮影の緊張感…!『ブッシュウィック』本編映像が限定公開

長回し&ハンディカム撮影の緊張感…!『ブッシュウィック』本編映像が限定公開



©2016 STUPE PRODUCTIONS LLC.



『ザ・レイド』スタッフ最新作のノンストップサバイバルアクション『ブッシュウィック-武装都市-』(公開中)より、長回しで撮影された緊張感溢れる本編特別映像が4週間の期間限定で公開された。

謎の軍に侵略された街ブッシュウィックを舞台に、生き残りをかけた戦いが展開するノンストップサバイバルアクションである本作。何の前触れもなく戦闘状況の街に放り込まれた大学生のルーシー(ブリタニー・スノウ)が、謎の男スチュープ(デイヴ・バウティスタ)と出会い、生き残りをかけて戦う姿が全編10カットの長回しの技法で描かれる。



公開された本編映像では、軍隊に侵入された宅内からの脱出を図るルーシーとスチュープの様子がカット割り一切なしの長回しで描かれる。大きな音を立ててドアをこじ開け、銃を構えながら住人を血眼になって探す軍人たちと、彼らに見つからないように息を殺して地下の出口を目指すルーシーとスチュープ。主人公視点で物語を描写することで、観客が全体像をとらえる術がなく、どこで何が起きているか俯瞰することができない不安感を煽っていると共に、屋内という閉鎖的な空間が緊張感を与え、屋外の銃撃戦とは一味違った臨場感が楽しめる。

実はこの映像は、1台のハンディカムのみで撮影されたもの。ハンディカム撮影で起きてしまいがちなブレもなく、驚くほどに滑らかで安定感のある映像を実現している。この映像のカギを握っているのは、カメラと共に使用されている機器「MOVI」。これをカメラに取り付けることによって、 ブレが大幅に軽減され、スムーズな映像の撮影が可能になり、屋内外に出入りする人々を安定的に追いかけることに成功した。また、大規模なカメラセットを使用しなかったことにより行動範囲が限定されず、自由な動きが可能となったことも屋内撮影の臨場感の演出に一役買っている。

さらに、緻密に計算された演出も見どころである本映像。監督のジョナサン・ミロ&カリー・マーニオンは長回し撮影に備えるため、デイヴ・バウティスタ、ブリタニー・スノウらと共に撮影期間のおよそ半分をリハーサルに費やしたことを明かしている。時間をかけて綿密に準備された演出に沿って次から次へとテンポよく展開するシーンからは、たった1台のハンディカムでの撮影とは思えないほどの臨場感と緊迫感が漂っている。脱出に成功したのちに、再び銃弾飛び交う街中へと飛び込んでいったルーシーとスチュープ。この後の展開と共に、緻密に計算されたこだわりの演出にも注目したい。

映画『ブッシュウィック-武装都市-』は、新宿シネマカリテほかにて公開中。

ストーリー概要


ニューヨーク州・ブッシュウィック。大学生のルーシー(ブリタニー・スノウ)は家族に会うため 地下鉄の駅に降り立った。異変を感じながら地上にでると、上空をヘリや戦闘機が旋回し、おびただしい数の銃弾が飛び交い、ミサイルや手榴弾がさく裂。見慣れた街が、突如戦場と化していた―。 何の前触れもなく戦闘状態の街に放り込まれ逃げ惑うルーシーだが、謎の男スチュープ(デイヴ・バウティスタ)と出会い、生き残りをかけて戦うことを決心をする。行き交うのは謎の軍隊。誰が?何のために?なぜ殺戮するのか?見えない敵への恐怖の先に、衝撃のエンディングが待ち受ける…!!

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