『男はつらいよ お帰り 寅さん』新キャスト| 松野太紀、富田望生、田中壮太郎ら出演
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12月27日(金)全国公開
第1作の公開から50周年を迎え、50作目となるシリーズ最新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』より、新たに、松野太紀、富田望生、倉島颯良、中澤準、田中壮太郎、5名の出演者が解禁された。
1997年公開の「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」以来、22年ぶりの新作は、車寅次郎(渥美清)の甥・満男(吉岡秀隆)と、満男がかつて思いを寄せていたイズミ(後藤久美子)のその後の物語。別々の人生を歩んできた二人を軸に、さくら(倍賞千恵子)や博(前田吟)、そして、くるまやを囲む人たちの今が描かれる。
新キャストは、いずれもシリーズ初参加となるが、松野太紀と田中壮太郎は近年、山田監督の映画や舞台に出演している山田組の常連。松野太紀はアニメ「金田一少年の事件簿」の金田一一役や、「スポンジボブ」のスポンジボブ役などの声優として有名。田中壮太郎は俳優だけでなく、舞台の演出家として多方面で活躍している。
また、今後さらなる活躍が期待される若手俳優らも出演。今年、ドラマ「3年A組」(日本テレビ系)で存在感のある演技を見せ話題となった富田望生や、アイドルグループ・さくら学院を卒業後、本格的に女優として活動をスタートさせた倉島颯良。子役出身の中澤準は今回オーディションで出演を決めた。
シリーズの初参加組が、最新作でどのように登場し、お馴染みのキャストたちと絡んでいくのか、注目したい。
ストーリー
物語は諏訪満男の妻の七回忌の法要から始まる。柴又の帝釈天の参道に昔あった「くるまや」の店舗は新しくカフェに生まれ変わり、その裏手に昔のままの住居がある。法事のあと、ひとしきり昔話に花が咲く。寅がマドンナを連れてくるたび、家中が大騒ぎだったことなど・・・あれからもう半世紀の歳月が流れたのだ。満男は、長い間サラリーマンをしていたがその合間に書いた小説が認められ小説家になっていた。そんなある日、満男の最新作の評判がよくサイン会をすることになる。ところがその列に並ぶ客の中に初恋の人、一度は結婚の約束までした女性、及川泉の姿を見て呆然となる。ヨーロッパで生活しているイズミは仕事で来日し、偶然サイン会に参加したのだった。イズミに再会した満男はサイン会もそこそこに「君に会わせたい人がいる」と小さなJAZZ喫茶にイズミを連れて行く。経営者の顔を見て驚くイズミ、それは20年以上前に奄美大島で会った寅の恋人のリリーだった。懐かしい人たちとの再会、そして思い返す寅さんのこと。それは満男とイズミにあたたかい何かをもたらしていく。イズミはその夜「くるまや」を訪れることになるのだが...
公開情報
作品名:男はつらいよ お帰り 寅さん
出演:渥美清 倍賞千恵子 前田吟 吉岡秀隆 後藤久美子 浅丘ルリ子
原作・監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝原雄三
音楽:山本直純 山本純ノ介
主題歌:「男はつらいよ」桑田佳祐
制作・配給:松竹株式会社
©2019松竹株式会社
公開:12月27日(金)全国公開
映画公式サイト:tora-san.jp/movie50/
公式twitter:@torasan_50th
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