【場面写真】シャーリーズ・セロン『スキャンダル』|2020年2月21日公開
密やかな爆弾は、彼女の「告白」で着火した――世界騒然!全米最大TV局を揺るがした衝撃スキャンダルの全貌が暴かれる。
本作でFOXニュースのトップに君臨するキャスターのメーガン・ケリーを演じた主演のシャーリーズ・セロン。
外見だけでなく話し方も追及したという脅威の再現度で全米を驚愕させたその姿を、この度公開。
メーガン・ケリーについてセロンは「TVや彼女の発言などあらゆることを知っていたので、役をつかむのにとても時間がかかった。でもメーガンの本やインタビューを読んで、本当の彼女は複雑で傷つきやすい人だとわかり、少し彼女を近くに感じることができました。」と役に向けて準備したことを話す。
また、プロデューサーとしても参加している彼女は、「今は多くの勇敢な女性たちが自らの経験を共有するようになった。タイムズアップやMeTooなどのムーブメントのおかげで、セクハラはシステム全体の問題であり、きちんと向き合う必要があるとみんなが悟っている。だからこそ、この映画を今作るのはとてもとても大事なことだった。」と意気込みを語る。
セロンについて、本作の脚本を務めたチャールズ・ランドルフは「彼女はプロデューサーとしても実質的にリーダーだし、実際にスクリーン上に登場し、演技をするという意味でも、この作品のクリエイティブ面における主な原動力でもある。彼女が出演しないシーンの撮影にも現場に来て、モニターを見ながら我々に気になった点を伝えに来るし、どんな偉大なクリエイティブ・ディレクターよりも、積極的に作品作りに関わっているよ。」と主演としてだけでなく、プロデューサーとしても作品に尽力した様子を語る。
第77回ゴールデン・グローブ賞、第26回全米映画俳優組合賞(SAG賞)でも主演女優賞にノミネート。多くの人が魅了され、引き付けられるその力強い最高の演技と作品に期待が高まる
ストーリー
2016年、アメリカで視聴率 NO.1を誇るニュース放送局「FOXニュース」の元人気キャスターのグレッチェン・カールソンが、テレビ界の帝王として君臨していた同社 CEO のロジャー・エイルズを提訴。そのスキャンダラスな報道にメディア界が揺れた――。
騒然とする局内。看板番組を背負う売れっ子キャスターのメーガン・ケリーは、上り詰めるまでの自身のキャリアの過程を振り返り心中穏やかではなくなっていた。
一方、メインキャスターの座を狙う貪欲な若手のケイラ・ポスピシルは、ロジャーと対面する機会を得ていた――。
作品情報
監督:ジェイ・ローチ 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
脚本:チャールズ・ランドルフ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(アカデミー賞脚色賞受賞)
出演:シャーリーズ・セロン 『モンスター』(アカデミー賞主演女優賞受賞)、ニコール・キッドマン 『めぐりあう時間たち』(アカデミー賞主演女優賞受賞)、マーゴット・ロビー 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(アカデミー賞主演女優賞ノミネート)、ジョン・リスゴー 『愛と追憶の日々』(アカデミー賞助演男優賞ノミネート)
原題:BOMBSHELL/2019/アメリカ・カナダ/カラー/シネスコ/5.1ch デジタル/109 分/字幕翻訳:松浦美奈
© Lions Gate Entertainment Inc.
⇒他の記事も読む
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。