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2019-12-28

コラム

年末、家で何観る?Netflixの『6 アンダーグラウンド』は古臭くてノスタルジーだけど新しいザ・アメリカ映画

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■橋本淳の「おこがまシネマ」

どうも、橋本淳です。
48回目の更新、今回もよろしくお願い致します。

2019年も残りわずか。気づけば数日で2020という目慣れない年が、すぐそこまで来ていることに驚く。12月に入った実感もないまま、クリスマスが過ぎ、大晦日がもうすぐそこに。

仕事や色々なことで忙しい年末ですが、実感はなくとも、年末年始ということだけでテンションは上がるもの。

なぜなのだろうかと、と思っている、今この瞬間も頭の中には、紅白だったり、「ガキ使」だったり、おせち料理だったり、コタツだったり、みかんだったり、ずっと布団に潜り込んだり、という映像を背景に思考している。

しかし、いつも2日目くらいにはグータラ生活に飽きたり焦ったりしてしまうのが常。

この年末前の、想像している期間が一番楽しいのではないかと、32歳の私は感じてしまう。冬眠の準備をするかのように、予約録画をバシバシし始めているこの期間が。

年末ということもあり、配信映画もガシガシ話題作を送り込んできます。もはや時間はいくらあっても足りません。映画館に海外ドラマに配信映画。観ることを生業にしている方々は、どうやって切り盛りしているのでしょうと、少々心配になるほどです。

2019年ラストなので、と気負うことなくいつものように淡々と映画をご紹介していきます。それではコチラをご紹介。

『6 アンダーグラウンド』


ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA 6アンダーグラウンド 光沢プリント


互いを番号で呼ぶ並外れたスキルを持つ6人。彼らは過去を捨て、未来を変えたいと願いチームを組む。ある国を支配している傍若無人な独裁者を倒すために、任務に向かう。

Netflixオリジナル映画。

あらすじは、ほぼ必要ないかと。オープニングからど迫力のカーチェイスシーン。いくら金が掛かっているのか、どこからがCGなのか全く分からないくらいど迫力なロングカーチェイス。さすがは、『トランスフォーマー』『アルマゲドン』『パール・ハーバー』などのアクション超大作を手掛けてきたマイケル・ベイ監督の作品。

Netflixは、すごいですね。マーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』も、そうですが、ヒットメーカーの監督たちを次々と起用して、映画の概念をどんどん変えていきます。(配信映画に対しては世界で、色んな意見がありますが)

主演は、『デッドプール』のライアン・レイノルズ。チームのリーダーで億万長者のワン(1)を演じています。2枚目、3枚目の使い分けがホントに見事です。

いやー終始。マイケル・ベイ監督らしい、バカな映画だなぁと(褒めてます!)。爆破は多め、銃は乱射するわ、火や水はもちろんのこと多様してます。走る、飛ぶ、男女のイチャつきももちろんアリ。何台の車を破壊したのだろうか、、、冒頭でのシーン、あんなに長くて迫力のあるカーチェイスシーンは中々ないのではないでしょうか。

すべて分かりやすい設定で、傍若無人すぎる独裁者は笑ってしまうくらい。まさに「どう作り手の私たち、バカなこんな映画をすごい金掛けて作ってるでしょ?」と言わんばかりに、大きく迎えてくれる。なのに観てしまうのには、あらゆるスパイ映画やアクション映画のスパイスがふんだんに盛り込まれているからでしょう。

カメラワークやアクション以外にも、チームスパイモノあるある的な任務中の仲間割れは、もちろんのこと。コードネームを捨て本名を暴露しちゃう流れや、"仲間を見捨てられるか!"と熱い青春モード。

この古臭くてノスタルジーな雰囲気がなんとも最高。しかし、そこに新しさを入れくるのはさすがです。

バカなものほど、真剣に。その精神を深く刻まれました。

忘年会や残りの仕事で疲れた体に、何も考えずに観られる、ザ・アメリカ映画です。

アクション大作もの特有なライトな要素もある。主人公の鈍臭さにコメディ要素を足し、なんだか懐かしいような印象でした。最高です。
実家で金曜ロードショーを観ている感覚で、是非!

2019年、色んな映画を観てきましたが、今年は良作多めで最高な年でした。米国アカデミー賞が本当に楽しみでなりません。

2020年の年明けには、ようやく日本でも公開する(遅いよっっ!!!)ポン・ジュノ監督の「パラサイト」が控えていて、最高の幕開けな来年。いい年になりそうです。

今年もお世話になりました。
2020年もどうぞよろしくお願いします。皆さまにとって、いい年になりますように。
そして、いい映画ライフを送れますように。

良いお年を。

(文:橋本淳)

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