あなたに役立つ映画・ドラマのプラスαがあるメディア「シネマズプラス」

©cinemas PLUS Committee. All Right Reserved.

2020-08-22

ニュース

“世界的芸術家”の数奇な人生を辿る、今秋公開の映画3選



(C)2019 Polygram Entertainment, LLC – All Rights Reserved.



<神の声>を持つ、と呼ばれた世界一有名なオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティ至福のドキュメンタリー『パヴァロッティ 太陽のテノール』が9月4日に公開されるのを記念し “世界的芸術家の刺激的な頭の中”を覗くことのできる、3作品を紹介します。

神の声を持つオペラ歌手
『パヴァロッティ 太陽のテノール』(9/4 公開)




(C)2019 Polygram Entertainment, LLC – All Rights Reserved.


神の声を持つと言われた、20世紀を代表する歌手の一人ルチアーノ・パヴァロッティの生涯をアカデミー賞に輝く巨匠ロン・ハワード監督が手掛けたパヴァロッティ初のドキュメンタリー映画。

世界中の都市のスタジアムで公演を打ち、西洋の歌劇団として初めて中国へも渡り、オペラ歌手というカテゴリーを飛び出した“スーパースター”となっていく一方、これら成功と同時に増していくどうしようもない焦燥感からチャリティに没頭、生きがいを見出していく。チャリティを始めるきっかけとなったダイアナ 妃との出会いやU2ボノとの交流など多数の未公開の映像と23人の証言から送る“太陽のような人生”を切り取った珠玉の作品。



監督:ロン・ハワード『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』
2019年/イギリス・アメリカ/ビスタ/5.1chデジタル/115分/配給:GAGA






一人の芸術家が生まれるまでを描く
『ある画家の数奇な運命』(10/2 公開)




©2018 PERGAMON FILM GMBH & CO. KG / WIEDEMANN & BERG FILM GMBH & CO. KG



現代美術界の巨匠であり、オークションで数十億円の価格がつくアーティスト、ゲルハルト・リヒターの半生をモデルに祖国ドイツの“歴史の闇”と“芸術の光”に迫った、第91回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。

ナチ政権下で堂々と行われていた精神病患者や障害者に対する“命の選別”政策により叔母を失った少年がやがてその困難な記憶を乗り越え、一人の芸術家としての真実を見つけるまで”が描かれる。当時の“東ドイツ”で行われていた芸術統制の様子や、リヒター本人の代表作でもある写真と絵画の境界線を曖昧にする「フォト・ペインティング」の創作の様子のほか美しいアート群の創作の様子も覗き見ることができる、珠玉の作品。



監督・脚本・製作:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク(『善き人のためのソナタ』)2018年/ドイツ/189分/配給:キノフィルムズ・木下グループ/R-15
<キャスト>トム・シリング、セバスチャン・コッホ、 パウラ・ベーア、オリヴァー・マスッチ、ザスキア・ローゼンダール






荒くれた船乗りから独学で作家を目指した若者の苦悩
『マーティン・エデン』(9/18公開)




©2019 AVVENTUROSA – IBC MOVIE- SHELLAC SUD -BR -ARTE



破天荒な生活を送る“船乗り”だったマーティンは、裕福で美しい女性ルースとの恋に運命的に出会ったことで文学への関心に目覚め、それまでの生活を改めて教養を身に着けて作家を志す。しかしその創作物は一向に売れず、生活にも困窮、ルースにも見向きもされず絶望にかられ文学を諦めかけたとき、彼の運命は一転する。

密漁者、船乗り、放浪者などを経て作家に転身、ハリソン・フォード主演で映画化もされた『野性の呼び声』で世界的名声を獲得したジャック・ロンドンが、自らの体験をもとに書き上げた自伝的小説の映画化。2019年ベネチア映画祭のコンペティション部門に出品、主人公マーティンを演じたルカ・マリネッリが「ジョーカー」のホアキン フェニックスを抑え、男優賞を受賞したことも話題に。



監督:ピエトロ・マルチェッロ <キャスト>ルカ・マリネッリ/2019年/イタリア、フランス、ドイツ/129分/配給:ミモザフィルムズ






いずれの作品も公開は今秋、すべて個性的で波乱万丈な人生ばかり!暑さが少しだけ落ち着くころ“世界的天才”の人生と思考を、大きなスクリーンを通してぜひ一緒に辿ってみてはいかがでしょうか。


⇒他の記事も読む