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「姉ちゃんの恋人」最終回だけでも見てほしい3つの理由(ワケ)

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2020年10月クールで火曜フジテレビ系(関西テレビ)で放送中のドラマ「姉ちゃんの恋人」がいよいよ12月22日に最終回を迎えます。個性豊かなキャラクターたちが魅力的で「今からでも、最終回だけでも見てほしい」と思うほど。今回は、まだご覧になられていない方にもわかるよう本ドラマに登場する3組のカップルの特徴と魅力をお伝えしていきます。

「姉ちゃんの恋人」恋と家族愛の物語



本作の主人公は、両親を不慮の事故で亡くし、安達家の3人の弟たちを養う“肝っ玉姉ちゃん"桃子。いつも明るく家族想いの桃子が、同じ職場で働く真人に恋をすることから物語が動き始めます。いつもほほ笑みを絶やさず、好青年という印象が強い真人ですが、実は過去にある秘密を抱えていたのです。

脚本はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でも有村さんとタッグを組んだ岡田惠和さんが担当しています。

このドラマの魅力は、恋愛模様だけではありません。桃子と弟たち、真人と母親など、辛い過去や事情を抱えた家族が支え合って生きていく姿にも心打たれます。じんわりと温かく、そして少し切ない。そんな恋と家族愛の物語です。

桃子&真人 過去を抱えながら支え合う2人

それぞれ“過去"を抱えて生きる桃子と真人。桃子は目の前で両親が交通事故に遭ったことで車に恐怖心を抱き、真人は恋人を守るために起こした傷害事件で懲役2年の刑を受けています。





お互いに惹かれ合いながらも、自責の念から自分は桃子のような人と関わってはいけない、と自分の気持ちにふたをする真人。桃子は真人の苦しみに気付き、真人の心の扉を開けます。

桃子は、悩むし泣くし、決して強いわけではありません。そんな桃子が、真人を暗い闇から、明るい光の方へ引っ張り上げていく姿に胸が締めつけられるのです。

絶対に幸せになってほしい、と心から願ってしまうカップル。もう何事もなくハッピーエンドで終わってほしい、と願い、2人の想いが通じ合った第6話では「今が最終回でいい!」と思ったほどでした。



そして忘れてはいけないのが有村さんと林さんの演技力。有村さんの演技は、ちゃきちゃきした“姉ちゃん"でありつつも、その中に優しさや繊細さを感じられる。何より笑顔がめちゃくちゃかわいい。桃子がいるだけで、その場が幸せに包まれる雰囲気を見事に表現しています。桃子が笑うと、周りがパッと明るくなるのです。弟たちや幼なじみとの日常の会話シーンもとてもナチュラルで、家族や友達との関係性にほっこりします。

林さんは、影を背負っている繊細な演技が絶妙です。笑っていてもどこか寂しそうで、自分の感情を表に出しすぎず、何かを抑えている感じ。真人の物悲しさ、何かを抱えている雰囲気が画面を通してずっと伝わってきて、せりふがない箇所でも涙が出そうになってしまいます。



特に、桃子に過去を告白しているときの、涙が流れそうで流れない、ずっと目を赤くして耐えているような表情には、心が震えました。物語の前半で真人のつらさがしっかりと伝わってきた分、桃子と気持ちが通じ合い真人が幸せそうに笑う姿は、身近にいる大切な誰かの幸せを見ているような気さえして涙が出そうになります。心をそのまま掴まれたような衝撃の演技の連続。真人を演じられるのは絶対に林さんしかいない、と説得力のある演技を見せてくれます。

みゆき&和輝 歳の差恋愛カップル

桃子の幼なじみのみゆき(奈緒さん)と、安達家長男の和輝(髙橋海人さん)。こちらのカップルは和輝の猛プッシュによって成立しました。



和輝は姉の幸せを一番に考える心優しい青年です。しかし、恋愛となると男らしさが爆発。和輝の告白に「本気で言ってんの?」と戸惑うみゆきに「顔見てわかんない?」と告げたり、みゆきの口についてしまった飲み物を自分の指で拭いペロっとしたり、恥ずかしげもなく「かわいい」と言ったり…グイグイ自分をアピールしつつも、笑顔がかわいい年下男子の魅力はきちんと押さえています。和輝の猛プッシュには、みゆきだけでなく観ている側もときめきが止まらず、ペースを乱されました。



このカップルは、髙橋さんの圧倒的弟感、年下男子感の優勝です。ずっと笑顔かと思えば急に真剣な顔になる…それに戸惑い振り回される奈緒さんもとてもキュートで、観ている側も「わかるわかる…」と頷いてしまいます。そして最初は戸惑っていたみゆきが、今では和輝のことを「天使」と呼ぶほどに好きになっているのに、やっぱり歳の差を気にしている姿もリアルでかわいらしいのです。

髙橋さんは、同作のナレーションも担当。優しく甘い、そして大人と子どもの中間のような声は、このドラマにとてもよくマッチしています。ナレーションにもぜひ注目してみてください。

日南子&悟志 大人がするかわいい恋愛

桃子の上司・日南子(小池栄子さん)は、偶然バーで出会った真人の先輩・悟志(藤木直人さん)に一目惚れ。



3組のカップルの中で、一番大人でありつつも、一番かわいい恋愛をしているカップルです。注目ポイントは、恋をしたら一直線!の日南子の心の声。「笑顔やば」「やばいやばいむっちゃ好きな顔!」「それ好き」などの心の声は、少女漫画さながらです。本作のMVPとでも言えるのではないかというこのカップル。ドラマのリズムを変え、重い雰囲気の回でも一気にコミカルに。2人が出てくるとほっと一息つけます。



日南子の恋に対する一直線っぷりを見ていると、一番大人の恋愛なのに、一番ピュアで、恋ってそうだよな、楽しいものだよな、と実感します。大人が恋を楽しんでもいい、大人でも恋を楽しめるんだ、と勇気を与えてくれるカップルでもあります。

そして悟志の「ちぇっ」などのせりふの少し古い感じ。これがダサいというよりもかわいらしいと感じてしまうのは、藤木さんの人懐っこい笑顔の魅力。

小池さんと藤木さんだからこそ成り立つし、視聴者が楽しめるカップルなのです。いつも明るく笑顔の悟志も何やら秘密を抱えている様子。それは未だに明らかになっていないので、最終回に注目です。



そして、日南子と悟志は何があっても絶対に桃子と真人の味方。彼らの、桃子と真人への優しさを見ると、胸が熱くなり「味方」という言葉はこれほどまでに人を安心させるのか、と再確認するのです。

過去と向き合いながら、今をどう生きるか。起こってしまったことを受け入れながら、どのように幸せを手に入れるか。桃子と真人の恋愛は、今の私たちのひとつのテーマでもあるように感じます。悲しいことは何も起こってほしくない。そう強く願いたくなる3組の愛おしいカップルは、どのような結末を迎えるのか。最終回はクリスマスイブが舞台。ハッピーエンドを願いながら、最後まで目が離せません。

「姉ちゃんの恋人」最終回は2020年12月22日(火)21時より放送です。

(文:ふー)

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