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「奪い愛、高校教師」第3話レビュー:<衝撃のラスト>ホラーすぎる狂愛、加速する愛憎劇




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脚本・鈴木おさむによる怒涛の展開と、豪華俳優陣の怪演で ネット・SNS を中心に大きな話題となった「奪い愛」シリーズの最新作。

舞台は女子高。 バツイチの主人公・露子(観月ありさ)が恋をした相手は、娘・灯(岡田奈々)の担任教師・三太(大谷亮平)だった。彼には婚約者・華子(松本まりか)がいたが、あろうことか灯が三太に惹かれ初め…!?嫉妬の炎に焼かれた露子がとった、驚きの行動は……前代未聞、シリーズ最高の壮絶すぎる禁断の“奪い愛”が展開されていく……!

本記事では第3話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

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「奪い愛、高校教師」第3話レビュー

とうとう、露子(観月ありさ)、灯(岡田奈々)、三太(大谷亮平)の関係性が明らかになってしまった。
風邪を引いてしまったらしい三太と灯。その発端は無論、あの湖だ。
そんなことに気付きもしない露子は、灯に三太との馴れ初めを話す。娘ながらに母の恋心を感じ取る灯、戸惑いを隠せない。

帰宅後、華子(松本まりか)に一連の出来事を話す三太。
露子、灯、三太、そして華子。ついに点と点が線で繋がってしまった。


明くる日、学校にて、思いが錯綜する灯の前に華子が姿を表す。
すべてを悟り、じわじわと灯を追い詰める華子。三太への好意を否定する灯。

「あーるー!知ってるーーーー!」

人が変わったように叫ぶ華子。あ、ここは英語じゃないんですね。

「人の大切なものは奪っちゃダメ。特にね…愛は奪っちゃダメなんだなー……。」
灯の頭を撫でるフリをして髪の毛を引き抜く華子。確かに、灯も悪い。が、もはやハラスメントとかいう域を越えている。

そんな灯の窮地を救ってくれたのは、クラスメイトである晴山五月(松川星)。
転入当初からなにかと灯に気をかけていた五月だったが、どうやら灯に対して恋心を抱いていたようだ。ここにきてまさかの新事実発覚、ややこしいの一言。

「三太先生のこと、好きなんでしょ?」

問い詰めながらも、灯にキスをする五月。

「私じゃダメかな?私だったら灯のこと幸せにしてあげられる。」

…まじでさ、登場人物全員の勢いが半端なくて視聴者を置いてけぼりにするの、どうにかしてほしい。


後日、「フルートの練習をしよう」と灯に声をかける三太。
が、フルートは既にゴミ置き場に捨てたと言う灯。急いでゴミ置き場に駆け込み、フルートを掘り出す三太。

三太には華子という婚約者がいるということ、おまけに母である露子も三太のことを好きということ。この事実を踏まえた上で、「これ以上先生のことを好きになれないんです」と声を漏らす灯。

「畜生!……俺に…俺に、なにかできることはないのかな?」
「もし、本当にこのフルートが私のことを好きでいてくれているのなら…」
土曜日、三太と灯はまた湖で二重奏をするという約束をする。

そんな時に限って、露子は灯に、華子は三太に、買い物の誘いが。
灯は、友達と一緒にフルートの練習をすると、三太は、大学のときの友達・たかしと会うと嘘をつき、思い出の湖の岸辺で二重奏をする三太と灯。

三太とのあらゆる出来事を振り返りながらフルートを演奏し、電流がビリビリと走る灯。……三太に惚れている証拠だ。

「たくさん、たくさん、好きでした。」

過去形で話すあたり、もうこれっきりで三太との恋を終わらせるという覚悟が感じられる。
が、そんな灯のことを優しく抱きしめる三太。その優しさに甘え、キスをする灯。…いつの間にか灯と三太のことを応援したくなってしまっているのは、私だけだろうか。

だがしかし、二人の関係性が円滑に発展するわけがない。決定的瞬間を目撃する露子、三太の嘘を見破る華子。


十仲家にて。
三太の帰宅早々、「どうだった?たかしくんに会って」とにこやかに話しかける華子。

「あなたに会わせたい人がいるの。」

三太の目の前に現れたのは、まさか、たかしだった。

「なーんでここにいるんだろうねー?たかしくん、もう帰っていいから」

…このときの華子の眼力を、私は一生忘れない。


星野家にて。
灯が幼い頃に描いた似顔絵の画用紙を机に並べて、灯を迎える露子。

「あなたが嘘つくから、病院から持ってきちゃいけないもの持ってきちゃったわよ?…手術用のメス。」

「…灯にも、オペが必要かなー…?」

そして、ベランダからフルートを投げ捨てる露子。
…内容が内容だとしても、実の娘にやることじゃないぞ……。


明くる日。露子のターゲットは、三太に。
三太を窮地に追い詰めるべく、学校を尋ね、三太のあろうこともない噂を流す露子。

「この学校には、色魔がいまーーーす!」

屋上から叫ぶ露子。愛憎の具体化をここに見た。

作戦が成功し、謹慎になってしまった三太。
そんな三太の元に五月が訪れ、今日が灯の誕生日だということを伝える。
五月、めちゃくちゃいいやつじゃん…と思いつつ、玄関先には華子が設置したであろう監視カメラが。
…こんなことは予想もしたくないけれど、これで五月が華子のグルだったら、まじで恐ろしすぎる。

静まり返った夜、音楽室で落ち合う三太と灯。誕生日プレゼントにと、新しいフルートを渡す三太。

「このフルートを、君色に染めてあげるんだ。」

「ダメだってわかっていても好き」「好きになってごめんなさい」…愛が止まらない二人。
抱き合い、キスをしようとしたその時、なぜかウェディングドレス姿の華子がとんでもない形相で教室に駆け込んでくる。
「もう結婚しよう?」と婚姻届を提示しながらも、状況に戸惑い、「教えて!教えて!!ティーチミーーー!!」と取り乱す華子。

その時突然、ロッカーから赤いドレス姿の露子が「ダメーーー!」と叫びながら姿を現す。ただただホラー。
楽器カフェでの二重奏を思い浮かべながら、「情熱大陸のテーマ」を弾く露子。

…誰がなんと言おうと、修羅場。これ以上の修羅場は存在しない。恐ろしすぎてこれ以上見ていられない。見るけど。

「三太さん?私のこと好きだったんでしょ?そうだよね?」

「あなたのフルートと、私のバイオリンは愛し合ってたよね?本当のこと言っていいんだよ、音は…正直だから…」

露子。この状況下でのこのポジティブさ、もはや見習いたい。

「三太さん、あなたは私のサンタクロースじゃなかったの?私をあなたのトナカイにしてくれるんじゃなかったの?」

「三太さん、あなたはサンタじゃなくてサタンなの?」

華子。座布団一枚!と言いかけたが、そんな状況ではなかった。


露子と華子にこれ以上にないくらいに逼迫させられる三太。

「三太さんが愛してるのは、誰なの?」

それぞれの思いが交錯する中、灯がかばうようにして三太を屋上まで連れ出す。

メスを振り回しながら、三太を屋上の縁まで追い詰める露子。
そんな三太を華子がかばい、ウェディングドレス姿のまま転落してしまう。

…第2話終了時点では、予想もしていなかったこの展開。
愛憎劇の範疇、超えてるって。そしてこれは華子が「奪い愛、冬」の蘭(水野真紀)的な立ち位置に君臨するに違いない……。

キャストの怪演もさることながら、ナレーションの声の凄みがどんどん増しているあたりも新たなツッコミポイント。あ、もちろん褒めてます。

全4話ということもあってか、話が凝縮されすぎていて急展開についていけていない。後1話で一体どんなラストを見せてくれるのか。

…ここまで狂うほどに人を好きになれるって、一周回って幸せだよね。


(文:桐本絵梨花)

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