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『ライアー×ライアー』レビュー|森七菜が地味&ギャル二役!!キラキラ映画には飽きた人こそ必見!!


ありがちなのに新鮮!?意外なほどにツボにはまるラブコメディに



原作は、累計発行部数190万部を突破し、2012年度「このマンガがすごい!オンナ編」にランクインした金田一蓮十郎ベストセラーコミックの『ライアー×ライアー』。ウソから始まる不思議な三角関係ラブストーリーとして多くの女性読者の心を掴んだ本作が待望の映画化、原作ファン、松村北斗ファン、森七菜ファンだけじゃなくラブストーリーファンにも刺さる映画に仕上がりました。

監督を務めるのは、映画監督・CMディレクターとして活躍し、『百瀬、こっちを向いて。』、『映画刀剣乱舞 -継承-』などの作品を手掛ける耶雲哉治。脚本は、第43回日本アカデミー賞にて最優秀脚本賞を受賞した『翔んで埼玉』や、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の徳永友一。ここ数年の話題作・ヒット作を手掛けてきた守備範囲の広いヒットメイカーが揃い、ベタな部分を抑えつつも新鮮さを感じさせてくれます。

世にも奇妙な三角関係を演じるのは今一番勢いのある二人



W主演を務めるのは、2020年1月にCDデビューを果たし、発売3日ミリオンセラーを達成するなど飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けるグループ・SixTONESのメンバー松村北斗。

ドラマ「パーフェクトワールド」映画『映画 少年たち』など様々なドラマや映画作品に出演し、俳優としての評価も高い松村が、JK姿の義姉・湊を別人の“みな”だと信じてベタ惚れしてしまう透役で、本格ラブストーリー映画に初挑戦しています。

また、主題歌はSixTONESの4thシングル「僕が僕じゃないみたいだ」に決定。初の映画主題歌となっています。 湊の前で見せる《女癖の悪いクール系モテ男》の顔と、“みな”の前だけで見せる《一途な激甘男子》の顔を演じ分け、そのツンとデレのギャップの沼にハマる人が続出するのではないでしょうか。



ヒロインの地味系女子大生湊&ギャル家JKの“みな”を演じるのは、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」で注目され、新海誠監督の大ヒット映画『天気の子』でヒロインのボイスキャストを担当して大ブレイクし、ドラマ「この恋あたためますか」のヒロインとしても大きな話題とを呼んだ中の森七菜。《地味系女子大生・湊》と、《透に溺愛されるギャルJK・みな》をコミカルに演じ分けています。本作で実写映画初のヒロインを好演しています。 

これまでの森七菜は『ラストレター』や『青くて痛くて脆い』などのシリアスなドラマ作品が多かった中で、今回はコメディエンヌとしての顔を見せてきませんでしたが、本作ではラブコメディのヒロインを見事に演じ、新たな顔を見せてくれます。 


 
映画『ライアー×ライアー』はこれまでの“少女コミック”“ライトノベル”原作映画にありがちな、血のつながらない姉弟、変則的な三角関係、意外な恋のライバルなど定番のアイテムが散りばめられた内容で、正直どこかで見たり聞いたりしたことのあるようなデジャブを感じる作りの映画です。

しかし、耶雲哉治監督の演出と徳永友一脚本、そしてW主演の二人の好演によって、今までになかったような新鮮さを感じさせる映画に仕上がっています。

(文:村松健太郎)
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