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2021-02-19

【Netflix】クライムドラマのオススメ作品5選

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Netflixでは、犯罪をテーマにしたクライムドラマがたくさん配信されています。

一口にクライムドラマといっても、そのジャンルは様々。犯罪者に焦点を当てた作品もあれば、彼らを追い詰める警察やFBI(米連邦捜査局)が主役のものもあります。

そしてその内容も、比較的明るいフィクションから、実話に基づいたダークで物悲しいストーリーまで多岐にわたります。

今回は、名作揃いのNetflix配信作品の中から、とりわけオススメのクライムドラマを5つご紹介します!

ファンタジーとコメディ要素もあり、エンタメ性高し!
『LUCIFER/ルシファー』
(5シーズン・2121年2月8日現在75話配信中)




地獄で悪人の魂を裁く仕事が嫌になり人間界のロサンゼルスに逃げてきた“悪魔の王”ルシファーが、ロス市警の刑事クロエと組んで犯罪捜査で大暴れ!

人間に本音を喋らせて本性をあぶり出す特殊能力を駆使して、難事件を解き明かしていきます。

主人公の悪魔ルシファーを演じるのは、イギリス人俳優トム・エリス。“人間ではないのに人間くさい不思議なキャラクター”を、茶目っ気たっぷりに演じています。

もともと本作は米FOXのドラマでしたが、3シーズンで打ち切りが決定していました。しかしファンの熱い要望を受けて、Netflixが救済。4シーズンからはNetflixオリジナル作品として、製作・配信されています。

今回紹介する5作品の中では、もっとも明るくエンタメ性の高い本作。クライムだけでなく、ファンタジーとコメディとヒューマンの要素も兼ね備えており、非常に楽しく心温まるストーリーとなっています。

ルシファーは一見成熟した成人男性ですが、なんせ中身は悪魔なので、色々とズレています。でもそこがとても魅力的。

とても強いのに、繊細。ワイルドなのに、可愛い。お洒落なのに、ちょっとマヌケ。厳しくて残酷なのに、正義感が強くて慈悲深い。

人の本性を暴き出すだけでなく、人を惹きつける不思議な力を持っているルシファーですが、視聴者もその虜になってしまうでしょう。

 

元FBIプロファイラーの手記に基づく
『マインドハンター』
(2シーズン・19話配信中)




1970年代後半、FBI(米連邦捜査局)で科学的なプロファイリングの手法を確立させた若き捜査官の奮闘記を静かに描いたドラマ。

主人公ホールデン・フォードのモデルは、実在の元FBI特別捜査官ジョン・ダグラス氏。ダグラス氏の著書『マインドハンター──FBI連続殺人プロファイリング班 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)』が原作となっています。

製作総指揮・監督を務めたのは、『セブン』、『ファイト・クラブ』、『ドラゴン・タトゥーの女』、『ゴーン・ガール』などのデヴィッド・フィンチャー。

FBIが主役のクライムドラマといっても、猟奇殺人鬼と派手にやり合うシーンはほとんどありません。

どちらかというと、主人公のホールデンがFBI組織内部における軋轢やしがらみを乗り越えてコツコツと地道に改革していく様を描いた、“職業ドラマ”的な側面も大きいと言えます。

新しいことを始めようとすると、(とくにプライドの高い古株からの)反発はつきもの。

組織の一員として協調性を保ちながらも、必要であれば自分の信念を押し通すことを厭わない、勇気あるホールデン。

複雑に絡まった糸を黙々と丁寧にもみほぐしていくように仕事をする様は、たしかに他のクライムドラマに比べて“華やかさ”には欠けますが、リアルな“仕事の泥臭さ”を淡々と描いているという点で大人向けの作品であると言えるでしょう。

 

愛憎が引き起こした実際の事件が題材
『ダーティ・ジョン -秘密と嘘-』
(2シーズン・16話配信中)



詐欺、殺人……愛憎が引き起こした実際の事件に基づくクライム・サスペンス。シーズン1“ジョン・ミーハン”は出会い系サイトで出会った女性を食い物にする虚言まみれの詐欺師、シーズン2“ベティ・ブロデリック”は不倫夫にすべてを奪われ離婚後に元夫と不倫相手の殺害を実行した専業主婦が主人公です。

シーズン1では被害者、シーズン2では加害者の視点から、事件が発生するまでを俳優陣の迫真の演技で描写しています。

2つの事件は、いずれも女性側の優しさ……というより惚れた弱みが、事態をより悪化させたと言えるでしょう。

一方の男性側はいずれも頭が良く、女性を惹き付ける魅力も兼ね備えています。真面目に謙虚に生活していれば、それなりに成功できたはずなのに……。「欲深い性格は破滅のもとである」ということも教えてくれます。

本作のような事件について、客観的な事実だけを簡潔に並べたニュースを見ると、「なぜそんな愚かなことを?」と思うかもしれません。

しかし、こと色恋に関しては、他人事ならどこまでも冷静に適切に考えられるのに、いざ自分事となると不条理な行動を取ってしまったりするもの。突然頭の中がお花畑になって暴走するリスクは、大なり小なり誰にでもあるのではないでしょうか。

当事者の理屈では割りきれない感情の揺れ動きを、説得力をもって描いているのが本作の特徴です。

 

犯罪者が抱える“事情”に寄り添い続ける刑事
『The Sinner -隠された理由-』
(3シーズン・24話配信中)



犯罪者の抱える“事情”に寄り添い、減刑のために捜査を行うアンブローズ刑事が主役のクライム・ミステリー。アンブローズ自身も、深刻なトラウマを抱えています。

日本ではNetflixとWOWOWで配信中。主演は『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』でトーマス・J・ホイットモア元合衆国大統領を演じた、ベテラン俳優ビル・プルマン。

原作は、ドイツの小説家ペトラ ハメスファールによる『記憶を埋める女(学研プラス)』。

派手なアクションや相棒との熱い絆をウリにするアッパー系クライムドラマとは違い、本作はどんよりと暗いダウナー系。

陰鬱で重苦しく、物悲しい雰囲気が漂っていますが、それこそが本作の最大の魅力です。

犯罪者の抱える事情にどこまでも真摯に寄り添い、一緒に沈んでいくことすらためらわない刑事アンブローズ。

犯罪者を絶対的な悪とし被害者だけを救おうとするドラマが多い中、“罪を憎んで人を憎まず”なアンブローズが救いたいのは、ワケあって犯罪に手を染めてしまった犯罪者です。

“地獄に仏”とはアンブローズのことかもしれません。慈悲深い眼差しで、犯した罪も壮絶な生い立ちもすべて受け止めてくれます。

事件の犯人は最初から特定されていますが、殺人に至るまでの過程の謎は徐々に明らかになっていきます。結末は毎回、想像をはるかに超えるもの。序盤~中盤に予想できる人は、果たしてどれくらいいるのでしょうか。

 

猟奇殺人事件VS.刑事のドキュメンタリー
『ナイト・ストーカー: シリアルキラー捜査録』
(1シーズン・4話配信中)



1985年にロサンゼルスで起こった猟奇殺人事件。“ナイト・ストーカー”と呼ばれた犯人リチャード・ラミレスの逮捕までを、実際に捜査を行った2人の刑事へのインタビューを中心にまとめたNetflixオリジナルドキュメンタリー。

何か恐ろしい事件が発生した時、恐怖よりも闘争心や職業的プライドの方が勝つ人も存在しています。それが、本作に登場する2人の刑事です。

この事件をきっかけにバディを組んだLA保安局殺人課のギル・カリロ氏とフランク・サレルノ氏は、対照的な性格の持ち主。

カリロ氏はメキシコ系で元不良の熱血刑事、あだ名は“ブルドッグ”。ケンカ好きで負けん気の強い豪快な性格です。

一方のサレルノ氏は、常に冷静で厳格な性格のイタリア人。非常に優秀で、カリロ氏にとっても憧れだったそうです。

国内外問わず警察の不祥事が頻繫にニュースで取り上げられる今日この頃ですが、彼らのような勇気ある刑事によって街の治安は保たれているのも事実。

当時のニュース映像や関係者へのインタビューだけでなく、陰惨な事件現場の写真も映されているため、苦手な方は要注意。


以上、Netflixで配信中のクライムドラマおすすめ5選を紹介しました。お好みのテイストのものがあれば、ぜひ視聴してみてくださいね。

(文:吉野潤子)

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