「まだ誰も見たことがない大泉洋」|最新作『騙し絵の牙』までの軌跡
2005年の東京進出からノンストップの快進撃
2000年代にはすでに北海道では知らない人がいないほどの人気者となっていた大泉洋は2005年にドラマ『救命病棟24時』第3シーズンで全国放送のドラマにレギュラー出演することになります。前年に30代に入った大泉が東京進出を考えたことから北海道での所属事務所CREATIVE OFFICE CUEが大手芸能事務所アミューズと業務提携したことで、一気に道が開けました。
その後は「ハケンの品格」などの大ヒット作に立て続けに出演、中には北海道地区の視聴率が他の地区を大きく上回ることもありました。
不定期で「水曜どうでしょう」の新作に出演し続ける一方で、2012年の『探偵はBARにいる』と2016年の『駆込み女と駆出し男』では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するまでになります。
他にも『ゲゲゲの鬼太郎』『アフタースクール』『清須会議』『青天の霹靂』『アイアムアヒーロー』『恋は雨上がりのように』などに出演。『東京喰種』『鋼の錬金術師』では悪役演技も披露しました。
ドラマではNHK大河ドラマ「龍馬伝」「真田丸」に出演、2023年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演が決定しています。他にも朝の連続テレビ小説に出演したり、日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」で主演するなど今や国民的な俳優の一人となったと言えるでしょう。
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