ラッセル・クロウが大絶賛!『アオラレ』最強シングルマザーを熱演したカレン・ピストリアスの魅力
ラッセル・クロウ主演の最新作『アオラレ』は、全ドライバーの83.1%が経験しているといわれる“あおり運転”。 (日本アンガーマネジメント調べ)そんな誰しもが経験する可能性のある「あおり運転」の恐ろしさを描いている。
本作で“男”の暴力的なあおり運転のターゲットになってしまう母親レイチェル役を演じるのは、オーストラリアをベースに活躍し、映画『光をくれた人』にも出演した注目株のカレン・ピストリアス。離婚したてのシングルマザーで、15歳の息子カイル(ガブリエル・ベイトマン)を車で学校に送る最中、ラッセル・クロウ演じる謎の”男”と小競り合いになったことがきっかけで、あの手この手で追い詰められる…という役どころ。息子を守ろうとする逞しい母としてラッセル・クロウの怪演に立ち向かう。
シドニーの生地屋でパートで働いていたところに本作のオーディション話が舞い込み、一週間後には撮影が始まるという驚きのスピードでハリウッド映画初主演を果たしたピストリアス。監督はピストリアスに出会うまで、レイチェル役を演じる女優を探すために60名にも及ぶ女優と面談したという。
愛する子供を”男”から守るという強い一面を持ちながらも、離婚したてで仕事もクビになり、子育てに翻弄され、多くのことを一人で抱え込む母親という役どころを演じることになったピストリアスに対して、製作のリサ・エルジーは「とても複雑で、あらゆる感情を行き来する役なの。息子を守りながら、起きたことに対して怒りを爆発させることもある。彼女なら、観客が感情移入しやすいし、無防備でもあり、演技に説得力があると確信した。カレンが自分で勝ち取ったの。彼女には、どこか無防備さと強さが混在しているようなところがあった。この役にその要素は不可欠だったの。」と、いかにピストリアスがこの役に求められていた人物だったのかを語る。
また、ピストリアスと初共演のラッセルも、「ニコール・キッドマンやメリル・ストリープのように、脆さと強さが同居しているようなところがあった。まなざしが深くて…オーディションが終わって彼女が部屋を去ったあと、監督のデリック・ボルテがこっちを向いて、「彼女に決まりだろう?」と言ったんだ。僕も同感だった。」と即決に至った魅力を語っている。
レイチェルの親しい友人や家族を一人、また一人と消していき、異常な執着心でレイチェルを破滅させようとする”男”から、息子カイルを守る母親役を演じきったピストリアス。息子を守るため反撃を決めたレイチェルは、”男”の暴走を止められるのか――。”男”とレイチェルの直接対決の行方は!?手に汗握る展開必須の映画『アオラレ』から、ますます目が離せない!
ストーリー
美容師のレイチェルは今日も寝坊。あわてて息子のカイルを学校へ送りながら職場へと向かうが、高速道路は大渋滞。度重なる遅刻に、ついに首となる。最悪の気分のまま下道を走るが、信号待ちで止まると、前の車は青になっても発進しない。クラクションを鳴らすがまだ動かない。イラついたレイチェルが追い越すと、つけてきたドライバーの男が「運転マナーがなっていない」と言う。レイチェルに謝罪を求めるが、彼女は拒絶して車を出す。息子を学校に送り届けたものの、ガソリンスタンドの売店でさっきの男に尾けられていることに気づく。店員は「あおり運転の常習犯よ」と警告。車に戻ったレイチェルはある異変に気付いた。が、時すでに遅し。信じられない狂気の執念に駆り立てられた男の“あおり運転”が、ノンストップで始まるのだった―
作品情報
出演:ラッセル・クロウ、カレン・ピストリアス、ガブリエル・ベイトマン、ジミ・シンプソン、オースティン・マッケンジー監督:デリック・ボルテ
全米公開:2020年8月21日
日本公開:5月28日(金)全国ロードショー
レイティング:PG12
配給:KADOKAWA
公式Twitter:@aoraremovie
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