『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』浜辺美波と藤井流星の「狂演合戦」を見逃すな!シリーズ最高傑作が降臨した理由を解説!
4:サブキャラも魅力的、特に池田エライザの戦いぶりに注目!
『賭ケグルイ』シリーズは、サブキャラクターたちも魅力的です。特に、高杉真宙演じる鈴井涼太は極めて普通の高校生だからこその、数々の狂気的な展開に対するツッコミ役として、シリーズに絶対に欠かせない存在です。今回はいつも以上に情けない姿を見せるも、大きな決断に対して「男気」を見せる大見せ場もありました。森川葵演じる早乙女芽亜里は高飛車なところもあるも、比較的常識的な倫理観と正義感を持つ、感情移入がしやすい役柄。何しろ主人公の蛇喰夢子がザ・狂気なのですから、こうした「まとも」な役が良い中和剤となっているのです。今回はまさかの「ミュージカル」を披露することや、見事なダイス・スタッキング(森川葵は本番で簡単に4段積みを次々成功させていた)の腕前にも注目です。
♥️#賭ケグルイ トリビア③♣️
— 映画&ドラマ『賭ケグルイ』 (@kakegurui_jp) May 16, 2021
__________________________#森川葵 がバラエティ番組でダイス・スタッキングを披露し、世間を驚かせていた頃、脚本とゲーム開発の真っ最中だった制作陣。芽亜里必勝のオリジナルゲームとして考案しました。本番では簡単に4段積みを次々成功させて一同ビックリ、でした。 pic.twitter.com/nTww0paMIM
また、Amazonプライムビデオで配信中のスピンオフドラマ「賭ケグルイ 双(ツイン)」では早乙女芽亜里が主人公となっており、本編とはまた違う魅力を打ち出しています。
そんなサブキャラたちが今回の『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』で大活躍することはもちろん、注目は敵側であるはずの池田エライザ演じる桃喰綺羅莉でしょう。これまでのシリーズでは生徒会長というすでに王座にいるキャラであるため、正直に言ってほぼほぼ「椅子に座ってしゃべっているだけ」という不遇とも言える扱いだったのですが、今回はシリーズ最強の狂気に満ちたギャンブル「絶体絶命ロシアンルーレット」に思いっきり挑むのですから。
他にも、「左目の眼帯と無数のピアス」というヤバい見た目をした柳美稀演じる生志摩妄も、これまで以上に狂っています。そんな奇人変人たちのアンサンブルを観ているだけでも楽しい実写ドラマ&映画版『賭ケグルイ』の醍醐味を、この最新作で全力ストレートにぶつけているということが、何よりも嬉しいのです。
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(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX(C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会