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「サ道2021」第1話レビュー:サウナにもコロナ禍直撃! そこから伝えるものとは?(※ストーリーネタバレあり)



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テレビ東京はドラマ25枠で、「サ道」の新シーズンを放映する。
出演は、前作に引き続き原田泰造・三宅弘城・磯村勇斗が決定。今回、“ディスタンスと継承”をテーマとし、様々な距離をこえて受け継がれていくものを描く。

本記事では、第1話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「サ道2021」第1話レビュー


ロウリュでサウナストーンにアロマ水が注がれたときのジュッという音を聞くと、たまらない気持ちになって、今すぐサウナに行きたくなる。

サウナを知らない人にとっては暗号文のようかもしれないが、サウナ好きの人ならきっとわかるはず。そんな感覚を詰め込んだ、サウナ好きによるサウナ好きのためのドラマ「サ道」が「サ道2021」になって帰ってきた。

原田泰造・三宅弘城・磯村勇斗という出演陣も変わらなければ、コーネリアスによるオープニング曲も変わらないし、彼らのホームサウナ「北欧」も変わらない。うんうん、これでいいんだよ、と思わず頷いてしまう。

しかし、もちろん変化もある。世界はコロナ禍によって変わってしまったが、サウナの世界への影響も大きい。原作者・タナカカツキによる著書『サ道』が刊行された2011年以来、爆発的なブームとなったサウナ。コロナ禍による緊急事態宣言の発出後は、休業や時短営業を余儀なくされたサウナも多い。

サウナでも「黙食」ならぬ「黙浴」が推奨されている。前シリーズでは偶然さん(三宅)を中心に、サウナの中で会話を交わすことの多かった3人。今シリーズではサウナの中で無言を貫く。彼らはサウナと水風呂を行き来した後に訪れるディープリラックス(これを「ととのう」という)の最中、無言のまま「ととのい世界」で会話できるようになっていたのだ!

そんな中、ナカタ(原田)が訪れたのは、東京都文京区にある「東京ドーム天然温泉・スパラクーア」。高温サウナ「オールドログ」でかつて同じ東京ドームシティ内にあった老舗サウナ「サウナ東京ドーム」から継承されたサウナの醍醐味を味わい、フィンランドサウナ「コメカ」では、はるか遠くのサウナの本場フィンランドに思いを馳せる。

今シリーズのテーマは「ディスタンスと継承」なのだそうだ。スパラクーアでいうなら「オールドログ」は「継承」で、「コメカ」は「ディスタンス」。フィンランド人ともサウナで交流を果たした3人は軽々と「ディスタンス」を超え、フィンランドから独自に「継承」した日本式のサウナについても語られていた。今後どのようなサウナが登場し、どのように「ディスタンスと継承」が語られていくのか興味深い。

日本サウナ・スパ協会が認定した日本のサウナ大使はタナカカツキと長嶋茂雄の2人だけ。長嶋は「サウナ東京ドーム」の常連だった。イケメン蒸し男(磯村)が語っていた日本に初めてサウナを持ち込んだ人物というのは、「東京温泉」の創業者で、大物右翼としても知られる許斐氏利である。

(文:大山くまお)

「サ道2021」1話のストーリー

今や当たり前になった新しい日常に慣れ始めたナカタアツロウ(原田泰造)、偶然さん(三宅弘城)、イケメン蒸し男(磯村勇斗)は自粛していたサウナ生活を再開し、久しぶりにホームサウナである上野の「サウナ北欧」に集まっていた。
レストランで他愛もない話をしていると、ある理由で意地を張り今まで行っていなかったサウナ施設へ訪れたと話すナカタ。そこはアスリートがよく集まり、都内なのにフィンランドのサウナ小屋に出会えた気分になる施設で…。


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(C)「サ道2021」製作委員会