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『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』レビュー:前作以上に過激で極悪非道な面白さ!日本語吹替版もチョー期待!



■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT
 
極悪受刑者から選ばれた特殊部隊“スーサイド・スクワッド”のぶっ飛びかっとび情け無用の活躍を描いたDCエクステンデッド・ユニバース最新作。

シリーズそのものとしては第2弾ではありますが、前作『スーサイド・スクワット』(16)の続きというよりも、全く新しい構想でスーサイド・スクワッドをリニューアル結成しての活躍を描いたものと捉えたほうが得策でしょう。



もちろん、おなじみハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー/吹替:東條加耶子)をはじめ、リック・フラッグ(ジョエル・キナマン/吹替:宮内敦士)やキャプテン・ブーメラン(ジェイ・コートニー/吹替:江川央生)など、前作で登場したキャラクターもお目見えします。

加えて今回はブラッドスポート(イドリス・エルバ/吹替:山寺宏一)や、平和のためならどんな犠牲も厭わないピースメイカー(ジョン・シナ/吹替:大塚明夫)、ネズミ使いのラットキャッチャー2(ダニエラ・メルシオール/吹替:結木碧)など前作以上に超個性的で過激なキャラクターが勢揃い。

その中には半分サメで半分人間のキング・シャークも含まれますが、その声を担当するのは何とシルヴェスター・スタローン!(当然、日本語吹替は玄田哲章!)



さらには、監督がDCコミックスのライバルでもあるマーベル・シネマティック・ユニバース『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ(14~)のジェームズ・ガン!

そう、実は本作、R-15指定作品なのですが、そのレイティングにふさわしすぎるほどの情け容赦ないイカレたリズミカルな極悪非道描写の数々は、もはやここまで来たら爆笑するしかない!?といった潔さなのでした。



あまりストーリー的な前情報は入れずに接したほうがより楽しく驚かされる展開になっていて(冒頭のバトルシーンが『プライベート・ライアン』を意識していることくらいは記しておいていいかな)、クライマックスに登場する敵・スターロ(もうメッチャクチャ気色悪いです!)に関しても既に公の場で明かされてはいますが、知らない人は現在開催中《妖怪特撮映画祭》でも上映中の日本映画『宇宙人東京に現わる』(56)をご覧になっておいてください、とだけ申しておきます。

(もともと1960年代のDCコミックス「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」に登場してくるスーパーヴィランではあるのですが、日本の特撮怪獣映画ファンでもあるジェームズ・ガン監督ならではのユニークなチョイスでもあるなと唸らされたのでした)

また、私は未だに鑑賞できてないのですが、本作の日本語吹替版、前述以外にも宮野真守、立木文彦、水樹奈々、津田健次郎などなど、いわゆる顔出しタレント・メインではない人気実力派プロ声優を大挙起用しています。

そう、こういうキャスティングの作品こそを映画ファンは常に求めているのです!

ぜひともこの日本語吹替版も好評となり、こうしたキャスティングの傾向が継続していくことを期待している次第です。

(文:増當竜也)

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